このシーンが出てくる瞬間、
今回こそネームは通じると予感した。
打ち合わせ終了。
3回目のネームはようやく形になっている。
8割ほど内容はいける。
編集長による今回の問題は、ロジックらしい。
要素揃っても、どうしても噛み合わない。
セリフは前後の順番が間違えたり
言いたい物は選んだ言葉とズレがあったり
やりたい事は分かるがどうしてこうになった、と。
まあ、父さんの入院による消耗大きいもあるけど
よりによって今回は普通のストーリー回より
さらに繊細の感情描写回ため、特別な演出が必要だった。
こういうパターンの話が極めて少ない。
流坑西村と百仙戯のラスト、この手の話は多分5回も満たない。
しかも正直本当に難しい。
編集長曰く
俺はストレートにあらゆる事象を簡潔に、
そして分かりやすく伝えるの文体が得意らしい。
感情も、普段はストレートで表現する事が多い。
ポエム的な、内面の描写、感性的な雰囲気はそれほど得意じゃない。
しかしだからこそ、今回ような話を上手くできたら
漫画を描くのはとても楽しかったと思う。
体調悪いだからえらく時間かかったけど
この出来なら凄く嬉しい。
ちなみにそういえば、今回の馬賢過去篇は
時系列のどの辺にいるだろうと考えるけど
雰囲気で考えればこれは多分一番昔の時期だろう。
おそらく羅剛ですら地獄に居ない頃。
”最初の歪み”、ようなイベントだろう。
ちなみに馬賢のネックレスは
ある程度に心の歪みが強くなった以降が身に着けた装備。
だからここの回想の時点はいない。
まあ凄くどうでもいい裏設定だけど。
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