ラーメン発見伝を読みました。
芹沢達也というキャラはよかった。
悪役だがライバルも兼ねるの上に師匠のポジションでもあり
主人公に良いタイミングで良い課題を与える。
レベルに応じてテーマを与えて成長させる事に良い味が出る。
ある事件以降、客の舌を信じなくなる。疑心暗鬼になる。
しかしその分に主人公に”理想”を托付して、
客を信じるまま純粋の心を持ちながら実力を上げたい
こういう所は凄く好感を持つ。
自分もう純粋に居られないが
それでも自分より若い後輩に自分と同じ痛みを味わえないため
敢えて嫌われ役をやっていた。
よく考えたら現実に珍しくないタイプだが
漫画ではこんなの悪役は初めて見た。
上司の四谷も良いキャラ。
直接にラーメンを作る事と関わらないが
事務的にフォローは上手、良い大人と良い上司という形を見せました。
まあ物語の構造によって出番はあんまりないけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿