数年前に、
台湾の知り合いはエニックスのコミカライズの仕事をもらった。
女性だが、ケモノも好きな人です。
その時に編集からたくさん絵柄修正の指示をもらえました。
一番記憶に残れたのは「キャラの眉、もっと細くに描いて」
あの人のキャラ別に眉が太いわけじゃないのに
絵柄の指定はここまで細かいのか....と思いました。
完全になろう系な絵柄になりました。
まるでガンガン出身の作家みたい。
どこから見ても普通のなろう系作品。
そしてあの連載も人気を出して、今でもちゃんと続けている。
あの作家はちゃんと編集の意見を受け入れて
絵柄から構成まで全て修正できたのはすごいと思います。
編集の意見も、市場と雑誌のカラーに応じて的確な注文。
結果も出ましたし、間違いないと思う。
それでも、「キャラの眉、もっと細くに描いて」まで干涉するのは
好きじゃない。
もちろんケモノキャラの出番はまるでないと言っていい。
日本の商業誌なら仕事なので、これが当たり前。
なんとなくだけど、このやり方は
「この市場に見た目(絵柄)の受け入れ幅」がすごく狭い
と思わせました。
別に作家の個性は、いらなかった。
悲しいな気持ちになります。
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