2015/03/23
まだ漫画で試したいもの
手塚先生のコマ割は、多分今でも超える作家がいない。
意欲的そして挑戦的。
ネームの複雑度は
キャラの感情種類、カメラワークの複雑さ、
情報やストーリーの要素種類の多さと直結する。
こういう意味なら一番複雑のは、手塚先生のネームだと思います。
普段ではできるだけシンプルのコマ割でも
手塚先生のネームでは意味がある変形ゴマはかなり多く、
『物語の語り方』をできるだけ深く掘り下げました。
俺も色々試したいな。
70年前に新宝島で既にざんざんやったので
今更かもしれないが、今の時代はコマ割りは
よく言えばシンプル、悪く言えば単調だし
こういう試しはすごく珍しくなった。
でもさ、もっとやってもいいと思う。
手塚先生は一生かけて『漫画の形』を試し続けてきた
俺も漫画の形がもっと不思議になってほしい。
手塚先生まだ生きるなら、きっと今でも
彼の作品で俺たちを驚かせると思う。
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