のたり松太郎の話を考えて
ある事を妙だなと思った。
現代の漫画では主人公の心理描写が多くて
よくいえば丁寧、悪く言えばくどい。
基本的に心理描写は2つパターンが多い
『心理戦の時に知恵の描写』と
『自問自答の悩みの描写』。
今の時代、後者が多い。
時々そう思うが
あんまり悩みの心理描写を延々と読ませられて
あのキャラが女々しいなぁと思う。爽快感が全くない。
で、ルフィや松太郎ような男の豪快が売りのキャラは逆に
心理描写は意図的に『書かないようにする』。
なんかこう....いい加減に
『悩み』や『悲しみ』以外の心理描写はできないのか。
近代的こういう手法は基本的に女性読者向けと思う。
でもさ
この人の感覚や感受性や人間性の思考が素晴らしい、
という方向の心理描写はできないのかな。
そして松太郎ような豪快だけど決して良いやつじゃないが
人間でいる以上、思考はしてない訳がない。
なら理屈的に心理描写はできるはず。
こういうキャラの心理描写を面白くに書ける方法が
ないのかな。
正直現代の真面目に内向的なキャラが
悶々と悩みと悲しみをくどくど心理描写はもういいよ
と思いました。
現代の主流は
ヒーローも並の人間と同じ悩む、同じな弱い心が持っている。
わかるよそんなの気持ち。
でももう充分だろ。そろそろ別の切り口をやってもいいよね。
盤古を書く時に、中盤あたりからもこの罠にはまった
心理描写を入れないと話が深くできない結果
盤古はどんどん悩むばかり魅力がないキャラになってしまう。
軌道修正したいでも没を喰われてばかり
編集長は盤古を『強い』キャラに戻らせない。
結局盤古のキャラは終盤がボロボロなってちまった。
過剰な悩みをせずに、余計に並の人間に寄らずに
強い人の強い心を面白いな心理描写をできる方法。
あってもいいよね。
やり方を探したい。
そういえば近代のスポーツマンがは良い例があったな。
スポーツマンの強いメンタルを表現する時に
こういう『強い心』をよく書かれてる。
ハイキュー!みたいな描写なら似てるかも。
他の漫画にも応用できるかな。
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