2019/08/21

君の作品を読みたい

デビュー連載の半年前に
編集長に言われた
『君の作品がほしい、雑誌を作るから来てくれない?』

あれから10年間、出版社が限界まで連載続けてくれた。
いろいろが大変な10年だけど、とても良い連載だった。

そして前に編集をやった別の出版社に
俺は原作として連載のネームを提出しました。
連載会議にざんざん、たくさん問題点に言われた。

その時に、俺が一番感じたのは
『あ、ここは俺の作品をいらないんだ.....』

自分の作品がいらない編集部では
いくら粘っても改善しても、無理なんだ。

そしていくつ出版社と接触した感じもそういう感じ。

最初1回目の
『こっちは、君の作品がほしい。君だけしか描けないの話を描いて』

みたい言ってくれる人はあれ以来から二度と現れなかった。
まあ、15年前の時点でもああいうのは
めったないチャンスがわかる。

描ける範囲は割とニッチだから
採用してくれる出版社は少ないだからね。
今の児童誌だって、運よくの方なんだ。


それでも、もう一度そんなの人と出会えたいなぁ。

『君の作品を読みたい』を言ってくれる、作り手の編集さん。

ヒットしなくてもいいんだ。
細々にもう1つ10年を描いて、ひっそりに生きたい。

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