お母さんの話

 眠れないので雑談書く

お母さんは自分より３０歳年上なので、今は７３歳。

記憶的に５０代まではそこそこ美人だった
流石に６０代になると老いの雰囲気が出てきました。
（正直、それでも平均より上の容姿と思う

女だから服やアクセサリーは大好きだったが
最近は過ごしやすい安い服ばかり買うようになった。

一番輝いた時期は３０代あたりで
アクセサリー会社を経営しました。
女の社長ですよ。

日本語はできないのに
一人で日本に行って流行ったアクセサリーを仕入れましたよ。
子供のためにとは言え、逞しいな。

今もう「年寄りになったなぁ」
ちょっぴり悔しそうな声をよく聞きました。

白髪は少しありました。
でも俺よりずっと少ない（笑

もう年ですから死亡は視野に入れました
「葬事にこの写真を使って欲しい」と注文はありました。
色んな昔の写真は大事に保存して
俺のパソコンにも入れて代わりに保存しました。

お母さんはあちこち小さい病気があります。
遠いところに行けないけどまあ歩ける。

いつも母親の部分を見せる
女の部分はたまにしか見せないが

「女はね、５０代になったら異性に縁もう期待できないんだわ」
この言葉を妙に印象残る。

そういえば父さんと離婚するのは４０代前半なのに
その気があれば再婚できるかもしれないと思うが
全然そのつもりがなくて、子供を育つに専念しました。

お母さんは、人に深く関心を持って
コミュニケーション力が高い。
接客や友達作りが大得意だった。

でも結婚の相手を間違いましたと思います。

お父さんは、正直に言ってあんまり良い相手じゃないと思う。
若い頃こそ金持ちだが博打で一瞬財産は溶けて
婚姻はどんどんダメになっていた。

お母さんはとても勤勉だった。
６０代まで働いた。
俺は沖縄から帰りました以降、収入は安定になって
やっと楽にさせて無職の老後に暮らせました。

あれから、お母さんはやっと幸せになったかな。

今の日々をたくさん長く続けてほしい。
お母さんの笑顔と笑声を、出来るだけいてほしい。