2019/05/29

地道

下書き完成、ペン入れスタート。
ここまでは4時間....あと少し描けそう。

その前に話したいネタがあったので日記は先回り。

 SNSで『台湾の漫画へ期待は何?』レスで
『大金稼ぎたい!』という答えを。

この話で15年前にある知り合いのことを思い出した。
その時にデビュー目の前まで来た打ち合わせの時に
あの人の前に、政府向けの賞金が多いの漫画賞が来た。

彼女は同時に両方の原稿を描くと言いました。

俺はそう言いました
『いや、1つに絞る方がいいよ
あなたはこんな短い時間で同時2作を描く実力がない
無理にそうすると両方の質が下がる
両方のチャンスが失うだけだよ。』

彼女の返事は
『私は両方欲しいだもん!どっちに絞るなんて嫌!
両方稼げるならどっちもやる!』

案の定、両方のチャンスも捉えなかった。
デビューできなかった彼女は大人しく先生の仕事に戻った。

まあ彼女の性格は欲張りの割に選択が下手なので
その後も変わらなかった。
その後もよく似てた嫌な選択はしたくないので
結局『ただ単純に自分の欲望に従う』という選択にした。

そりゃ....まあ今更『稼ぐな』と言わないけど
稼げたいなら稼げるように工夫をしろよと突っ込みたくなる。

台湾漫画の未来へ期待は『大金稼ぎたい』ような答えしか
出てこない人なら、稼げないのも当たり前だ。

今更台湾漫画は売るために何を描くべき話題で
『キャラ』という日本でほぼ常識の答えが出てこない
 そりゃいつまでもやっても売れないわけだ。

なんで今更まだ『台湾ならタピオカ』『果物』『媽祖』
しか答えない創作者達.....

本当にさ、普通に地道にやればここまでバカな大失敗はないよ。

一番地道な選択は『海賊版を拒絶』
それをできなかった国は、
自分の国の作品をうまく作れるわけがない。

それは残酷だけど、必然の対価です。

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