2010/05/13

純粋で素直

20号の結界師の感想。

ああ、これは少年漫画の主人公だなぁ、と思わせた。

純粋で素直。
大人から見れば明らかに思考足りない。
でも想いは1点に集中したから、とても鮮明。

大人は1つ角度でモノ見るだけじゃ駄目だ。
もっと考えないと駄目だ。
騙されたら最後だ。もっと賢くにならないといけない。

現実では、
”ストレートで善良”は役に立たない場合は多すぎる。

だからみんなは大人になった時は、
少年時期に持っているモノをどんどん捨てる。

だからこそ少年漫画は、いつも他のキャラでそれをカバーする。
みんなは必死に主人公の純粋を守る。

俺は、それを羨ましいと思う。
実は今でもその純粋さを信じたいけれど
いつまでもそんなの少年の心を持たないと思う。

それは本当に強い。でも無敵じゃない。
必ず折れる時がくる。
折れるたびに、その純粋さを無くなってしまう。

例え本当に現実な大人になっても
同じく万能じゃありません。
自分を守れても、色んな事は出来ないのは変わらない。

でも大抵な人は自分を守るのは精一杯と思う。
だから仕方ないと思います。



基本的に、盤古は少年じゃない。
どちらで言えば大人です。利害関係くらい知っている。
そこまでストレートな考えは出来ない。

それでも、色んなモノをストレートで信じたい。

純粋や素直ほど言えない。しかしそれを信じたい。

だから如何すればいいかな?
俺はいつも悩む。

盤古は、この世間の闇は知っても折れたくない。
素直ままいられない。かっと言ってずるい大人にもなりたくない。

いっそ、大人になれる方が楽.......になれないかもしれないが
少なくでも矛盾は消えるはず。


でも、俺たちは一体何のために大人になるだろう?

傷つけられないためだけなのか?

それとも、もっと大切の何が守りたいためだろう?

そのモノは、少年時代の自分は無意味と思えない。


俺は今でも
少年だった俺と一緒に歩き続けたいと思う。

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