ちょっと資料を探したら、ある事を思い出した。
速筆のプロ漫画家なら幾つを挙げる
内の一人は高橋留美子先生。
16ページなら下書きは1日、ペン入れは1日
週刊連載なのに5日で余裕完成できる。
この様子じゃ恐らくネームも1日くらいでいいかなって。
道理で若い頃は週刊と半月刊連載を描いてた。
しかもどちらも物凄く面白い.....
羨ましいな、と思った。
色んな意味では比べるもんになれないけど
何年をテクニックを探しても、未だに月50ページ台でやっと。
例えば、俺は3人のアシスタントがあっても
果たして週刊スピードを届くかどうかわからないな。
聖剣の経験で考えれば、やっぱり今の俺は
2つ連載を同時にやるとオーバーワークで質が落ちる....
無理しても病気で倒れる事は何回もあったしね。
まあ一応遅筆の方ではない
これ以上にスピードを伸びても仕事を増やせる訳ではないが
もう何かが一つが欲しいよね。
選べるなら、俺がネームのスピードを上げて欲しい。
確実にそして面白く、マンネリにならなくバリエーションが多く
早いスピードでネームを生まれ出せる器量が欲しい。
6年前のネームを探し出した。
ちょっと意外のは、その頃の絵はずっと下手だ。
原稿という形で仕上げる時は、じっくり時間かければカバーできる
仕上げの努力である程度の差は埋める。
その反面、時間が下書きに使ってしまうこと。
今のネームは、比較的にだがデッサンが整えて勢いも分かりやすい。
ようするに、絵的要素に関してレベルアップしてたから
ネームという”時間掛からないラフ絵”で地力をハッキリ見える訳だ。
だから最近はネームのを拡大コピーして
そのまま下書きを描けるテクニックを使える。
6年前のネームなら100%不可能でした。
自分の画力は殆どレベルアップしていないと思ったが、
それほど酷いでもなさそう。
ネーム自体のスピードを関して、これも”昔と比べて早くなった”程度。
倍速くらい驚くほど早くなった、訳でもないが
確かに何割程度にスピードアップ。
........まあこういう地味なレベルアップは俺に似合うかもしれない。
経験を積み上げれば何とかできる、これからもそうしよう。
あとは.......やっぱりネーム自体のパワーでしょう。
基本的に長所はネームだから、
キャラクター、ストーリー、トリックや構成と演出に関して
伸ばして欲しい。
でも、”今よりもっと良い”ネームは、どんなのイメージだろう.....
やっぱり論理的モノより、これは感情に懸かっているかね。
昔からずっとそうなんだ
一番面白かった話は、素材が良いより”感情”は強かったモノばっかり。
だから、これからも色んな事を関して
”感情や興味”を持っているようになるのはベストかな。
たくさん考えて、笑えて、泣いて悩んで......感じて
それは本当に重要なんだね。
次々と、中断せずに
たくさん大切なものを、見つければ良い
という話かもしれない。
テクニック面も勉強するだが
あくまでも”表現の手段”なのかな。
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