2016/10/05

知っているよそんなもん

今日は他の編集と俺担当のある連載作品の感想.....
というか欠点批判大会みたいものになった。

うーん、感想を言ってくれるのは嬉しいけど
なんかやりづらい雰囲気.....

基本的に、
『言いたい事が分かるけど、俺だってとっくに分かる』
欠点を言っているからね。

まあそれだけならいいけど続きはこうになった

”しかし私は納得できないよ?今の展開がつまらないよ?!
そんなの展開とシナリオは私が全然駄目と思いますよ!
だから話して。これからの展開を教えて。
面白いかどうか判断してあげる!
もし面白くないと思うなら直して頂戴!”


..........いやこう言われても困ります。

今は欠点が分かっていますよ、
それにこれが作家の全力、注意もした結果だからだよ。

それでも読者は満足できないのは分かるけど
”何故ベスト尽くせない?”ような言い草がキツイ。

資源と時間は限られてるよ、どうしても穴が出てくる。
それでもベスト尽くしたよ。
でもそれは読者(編集)の君が納得か出来るかどうか、別の話です。


作品を直す時はいつも1つに心にかけている。
”自分の基準と価値観を相手に強要に受け入れない”事。

俺のアドバイスだって間違うかもしれない。
だから判断が迷いときに、時間をかけて観察するのも1つ手。

決して1つ欠点を消すために他の長所を殺せないように。
こういう選択は、あるんだよ。

割りと目立つの欠点が残られたのも、
”もっと大切な隠れた長所を伸ばすための選択した結果であるかもしれない”

欠点を言うのは割りと簡単だよ。
まんべんなく作品の欠点を言うのは、きっと気持ちいいと思う。
でもそれだけじゃ、自分の価値観を相手に押し付けるだけ。

こっちだって色々の条件と制約と判断の上に
”今作家の作品”を作れているんだ。

欠点を直したら万事オーケー、そんなもんじゃねえよ。漫画は。

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