2016/10/01

作家と兼業

http://iitokoronet.com/2015/12/15/post-5465/

http://www.geocities.jp/y_ayatsuji/step2/rep/shigoto21-a.html

そういえば、作家の事を考えてた。
兼業は当たり前。というか兼業がほとんどと思った。

連載漫画家は基本的に全職だからちょっと忘れたけど
ヒット作でない限り続けない、
そしてヒットを出る確率が10%と計算するなら
9割の作家は作品の印税だけじゃ続けないと言っていいだろう。

作家を続けるパターンは幾つがあります。

1つ目は一番夢がある、ヒット作出してたくさん儲かる。
でもこれは確率が低い。まずさっき言った1割の壁。

その上に、出版社の腕に関わってる。
ウケが良い作品が描くのは当たり前、
でもそれだけじゃダメだ。

出版社の腕がないならまともに本として売れない、
本棚にすら置かれない。本当に博打しか言えない。

2つ目は数で勝負。
ヒット作出なくでも、たくさん仕事をすればその分に収入が増える。
これは、人脈と実力があればできる。運はそこまで必要しない。

まあ 、正直こういう手の仕事は
『依頼者の注文通り』するが必要なので
良い作品より『言われた通り作品』の方がスムーズ進む
なので、はっきり言って『面白くない』時が多い
基本的にヒットと繋がらないと思って良いだろう。

つまり会社員に近く
リスクが低いけどリターンも低い
なので延々20年描いても多分進歩も変化もない。

3つ目は本職を持って、残る時間で創作する事。
作品を作れる量が少ないけど
生活の基本は保証されるから、
ストレスなく作品の精度を上げる。


そういえば、作品を描くを専念するだけで生きるのは
基本的にこの50年の事だよね。

昔の作家は、兼業しながら本を書くのが多い。
本はそんなに売ってないからね。

そうじゃない人もあると思うけど
でも
一番大きな前提は生活の安定性だろう。

簡単で言えば、収入がなくでも実家暮らせなら家賃がない
さらに親が健康、運良く仕事もあって
全く家族を養わないでも生きる、
そういう人なら条件的に作家がやってもいいだろう。

考えれば考えるほど盤古の頃が神憑りだったな。
家賃もあって、両親仕事なし、さらに一人が要介護、
あんなに悪い条件で連載が9年も続けていた。

普通なら生きるだけすらキツイはずなのに....
 

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