2017/07/20

2年生と5年生と大人

今日は連載のネームを打ち合わせ。

全体的に問題は『年齢層が高い』。

この雑誌は、目標対象は2年生まで
でもこの漫画は話作りの時に、俺が主人公が5年生を想定する。
ネームを描く時にまあ何年生を書かないなら
漫画では5年生と2年生が外見はそんなに変わってないので
ごまかせると思った。

で、 キャラの反応がバレてしまう。
『このセリフは2年生の子供が言えない。なんか5年生くらい感じ。』 
 
....流石に児童誌の編集、そこら辺は敏感だなぁ。
幸いのはストーリー自体はそのままでいいので
キャラの反応を修正すれば済む話。

あとはここまで低年齢向けの漫画なら
ギャグももっとストレートで量を増やすなど
色々アドバイスをもらいました。

でも小悪魔のキャラが好評なので安心しました。
『子供の悪影響を与えないように悪魔を描かせない』
まで行かなくて本当によかった.....(汗


そのあとは、これから漫画のことを知り合いに相談に行きました。
来年は色々漫画に関わるアイデアや実行方法など。

話し合い時に気づいた、
俺が今の考えは結構な部分が『編集の仕事をやったから思考できる』。
なんかこの2年間が本当にたくさん勉強しました。

そして今で思えば野味雑煮は本当に企画勝ちようなもの。
俺がした事がそれほど難しくなくて
ただ良いタイミングで正しい方向性で大体の流れを合っててだけ。

流れを読んだ訳ではない。ただ運がよくて良いアイデアを実行した。
でもこれからをする事は漫画家と編集の技能を同時要る
だからしっかり企画を練れないと。

そして、それが多分俺しかできないことと思った。
漫画家で編集の技能プラスそれなりの日本語
この3つ条件をできる人はかなり限られてると思う。

普通は3人で必要なことが一人でギリギリできそう。
本当に強い、ではないけど『便利』だ。
ああ赤魔道士の生き方だなと。

知り合いは息子が生まれましたので、
夫として家庭を養わないといけない
ここから漫画家として生存策を見つからないと続けられない
よく考えると彼なりのピンチなので
相談してくれて本当にありがとう、そしてすみません...

結局みんなはそれぞれの試練が持っているよな。


いつのまに、ABCプラン別の思考くらい持てるようになったな。
3年前に漫画に『内容』しか作れない人なのに
今はある程度に『企画』『宣伝』を作れるようになった。

最初はぼんやり『編集の技能はいつか使えるかな』と思っただけ
まさか編集の仕事経験がここまで明確に役に立つと思えなかった。

編集として一通りだけしかできない、
というレベルもそれなりに使えるんだ....

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