今月に鬼滅の刃のネームを研究しています。
1巻目は微妙だけど2巻、3巻に進むと面白くなるのがすごい。
この中に一番すごいのはテンポの速さ。
ただ速いではなく、
省略された描写と選択は本当に大胆だと思う。
この選択基準をいろいろを考えるけど
やっぱりこういう省略は、理屈より気持ちのほうが大きいと思う。
コミックス7巻より。
これはどうしてもおまけページより、本篇で出すべき情報なのに
その話の伊之助が”そろそろ起きてるじゃないかな”
という感じを読者に与えましたから
”仲間が目覚める理由”を飛ばしても違和感なし。
ここが結構、ビックリしました。
みんなは物語の統合性より、感情の流れを大切するんだ。
週刊連載、そして少年漫画は特に
こういうライフ感(?)が大切だね。
飛ばしすぎて読者に指摘されることがきっとあると思うけど
それでも思いきり省略を選んだ作者はすごいと思います。
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