『まって。止まって。周りをよく見て。
探して。ゆっくり行こう。』
龍居の話は、児童誌でやや違うコンセプト
でも同じキャラで話作るつもり。
つまり、同じキャラで『大人向け』と『子供向け』
2つバージョンを連載を作る構想である。
今回はこういうちょっとした実験をやってみたい。
というわけで、子供視線の主人公を用意しないといけない。
どんなの子供でいいかなと色々を考えました。
伝統芸能の話だから、腕白なキャラは不向きと
だからと言って真面目な勉強キャラもなんか違う。
昨夜になんとなく『行動が遅い』男の子にしようと思った。
みんなは前へ急いで歩き続ける時代だから
あの子だけ、いつもふらふらして出遅れる。
授業も、運動も、遊びも、仲間より遅い、残される。
そういう子の目に、『今や未来』より昔の物を目に入れた。
古き良き物を拾って
ゆっくりゆっくりにみんなに呼び止まって渡す。
昔の中国語に、『拾遺』という言葉があった。
忘れてたものを拾う、という意味。
そういうゆっくりした子供に
龍居が昔から残された色んなものを渡す話。
話の終盤に、未来や現在を見ている友達と親は
苦境に居て思わずに後ろに振り返すると
少年の『拾い物』を見てた。
忘れ物を再び思い出して
みんながしばらく止まって
忘れ物を荷物に入れて、そしてまた歩き出す。
そんなの構成でいいかなと思う。
まあ、あの『苦境』は何とはまだ考える必要があるけど。
https://otokosodate.com/kosodate-all/koudou-osoi-kodomo
「そっか。お友達のことが気になって見ていると、
手が止まっちゃうのかな。
でもね、それでいいと思うよ。
早く動くことは、そのうちできるよ。
ぜったい大きくなったらできるよ。
だから遅いよって先生に言われても、
いちばん最後でも大丈夫なんだよ。」
........そういう悩みがある親と子供、こういう風なんだ...
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