今日は、今泉 伸二の『チェンジUP!!』を思い出した。
子供時期にリアルタイム連載を読んでいた
このエピソードは非常に好きでした。
台風の中にヒロインを救って
甲子園に連れて行こう、と心が初めて通じたの二人シーンが
キラキラを感じさせてた。
連載は3巻打ち切り。
全体的な評価は、週刊連載にして展開が遅くて
情けない主人公が好感持たない
そしてお涙頂戴の作風は古いと言われています。
でも、俺はそこが好きなんだ。
この人描いた涙が好きなんだ。雰囲気的に。
スポーツ漫画は子供時期に集めないジャンルなので
手元にコミックスがないのが残念でした。
漫画の『台風の中』、というシチュエーションでは
真っ先に思い出したのはこの作品。
自分にとってそれほど印象的なインパクトです。
この作品は決してヒット作じゃない。
多分世の中にとって、数多の打ち切りな凡作の1つにすぎない。
でも俺の心にとって
いつまでも忘れないキラキラな思い出なんです。
展開が遅いだからこそ描写は丁寧
そして描き込むもしっかりしているので
細部の感情はとても記憶に刻みます。
そしてこういうものは無数にあると思う。
多く人にとって、なんの価値もないかもしれない。
でも『特定な人にとって宝物』。
俺たちは、誰もこうして
自分の宝物を大切に持って生きていくと思う。
小さくて小さくて、でもキラキラのかけら。
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