『めぞん一刻』の対比はこれを使っています
『密・リターンズ』。
同じく『故人が恋のライバル』のコンセプトなので
おそらく影響されてると思う。
これ、感情の描き方は本当に比べると駄目な例になっている
主人公の心理描写はほぼ全部『読者に向けて説明している。』
非常にわざとらしい。しかもくどい。
ここまで酷いじゃないものの、似てる欠点の作品はかなり多い
『感情』を『説明』しまう。
感情は説明ではなく演技しなければならない。
自分がどんな風で言うより、
相手(読者)どんな風で受け止めるのを想像しなければならない。
あとキャラ自体はめぞん一刻と比べて練りも甘いし....
感情ということは不思議だ
高橋は20代でここまで感情をうまく書けるのに
歳が重ねると徐々に作品が劣化していく
キャラの面白さは薄くなっていく、不快感が強くなっていく。
六年くらい1冊で出る短篇集を読めば相当にわかりやすい。
『人間が醜い部分』はじわじわ露骨になっていく。
最新刊はもはや、高橋のブランドが無ければ
普通の読者もう読まないものレベルになっている。
本当に『経験たくさんあれば人の心を理解できる』
そんな単純なことわけでもなさそう。
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