「恋に至る病」を読破。
狼塚のキャラを取材するために読んだ小説だが、
少し予想外のバランスで予想より収穫が少なかった。
この小説のメインは『人をコントロールしたい人』だから。
どちらでいえば『自発的な人類絶滅運動』の方がサブ。
しかしまあよく考えたらしょうがないかもしれない。
キャラ小説寄りだからね。
まあ『段階的にやりやすい指令から洗脳』とか
『外から囲めて攻めて行く』とかやり方は示したが
それくらいは元々知っているレベル知識なので....
とりあえずもう1回貼ります
https://www.vhemt.org/jindex.htm
実は、この運動の理念は割と平和。
過激な部分は見当たらない。
「自殺」ではなく「子供を生まれない」方向でやっているから。
まあそのままやれば物語にもならないので
少なくても「安楽死推奨」レベルはすると思います。
「選別」くらいもすると思います。
まあ過激な策は本当に言うと
あくまでも『今時代の空気』によると思います。
『子供を産まれない』と言う価値観は
50年前にまるで罪はずなのに
今もう当たり前になっている。
「正解」は時代によって変わるんだ。
道徳は時代の価値観によって変わるので
ヒトラーみたい「劣等種族淘汰」の理屈ですら通れるなら
「選別によって人間を喜んで死んでいく」みたい空気は
作れると思います。少なくても漫画ではあり得る。
人は「多数」に流される。
周り人は赤信号で渡るなら、残る人も赤信号で必ず渡る。
本当の少数派は、選択権がない。
多様性の尊重は、多数人が信じない場合は実行されることがない。
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