この話を読んでてちょっと感想を書きたい。
https://note.com/mi_muramatsu/n/n7c97d30fdbe8
商業マンガ連載の継続条件と続けるためにできること
ざっくり言えば
「コミックスを5桁を売らないと出版社は赤字」ってこと。
そんなことは20年前に知っていた。
でも編集も仕事としてやった感想は、ちょっと変わったと思う。
同人誌の場合は、700部くらいで黒字になりますから
自分の感覚は「12000部まで売る必要のは、作家だけではなく
出版社と編集と書店と流通の給料を稼ぐために」
の方が正しいと思う。
印税があるとはいえ、
基本的にヒットにするのは作家のメリットが大きいが
売れない時にデメリットも一番デカい。
作家はそのまま無職になることですから。
対して5、6つくらいタイトルを売れなくても
編集は無職にならない。もちろん流通も潰れない。
リスクは低めなんだ。
編集もやった感想は、ちょっとズルいなぁと思った。
そして商業誌の場合は編集が積極的に作家を描くことを干涉するが
でも実はどんな作品が売れるのが同じ確信がない。
あくまでも経験則として、
予想当たる確率はよくても3割レベル。
作家より幾分マシレベルに過ぎない。
そのことを感じると
ハッキリ言って商業誌をこだわるり気持ちがなくなる。
別にヒット作を作りたい訳じゃない
自分は単純に漫画を書き続ければいいから。
だから、商業誌であらゆるリスクを背負って
博打して1万部の漫画を賭けるより
同人誌で700部を売る方がずっと楽しいなんだ。
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