2010/04/11

作家の責任

ちょっと他人の事を言います。

あるプロは自分の連載、話の終盤で
残りあと5話くらい所で自ら連載放棄した。

担当と言わずに勝手に作品をWEDで公開、
そして”ここで終わります”と公言した。

俺はあの人の理由は分かっている。
多分俺と同じ理由、家庭の原因で漫画描くだけでは
収入足りないだろう。

途中から、色んなイラストや動画の副職をやりながら連載を続く。
しかしそれで締め切り何度も破れて落ちました。

いよいよ耐えられない、だから連載を投げた。


分かっているけど、許さない。


収入の事なら俺はよく分かっている。
別に貧乏を我慢しろと言わない。
しかしせめて5話くらい描き切れば連載も円満完結できるじゃないか。

この時点で仕事放棄はあんまり無責任です。

いくらでも解決策があるじゃないか。
担当と話し合えば、5ヶ月くらいの金の問題は解決できるはずです。

印税や原稿料は先に支給とか、連載を一旦止めるとか
とりあえず訳を言ってネームだけ載せるとか
方法はいくらでもあるだろ?

4年も描いた作品は捨てるなんて
非常によくないと思う。

今まで応援した読者はどうする?
裏切りになるぞ、これ。


俺だって金の事をそれなり苦しいだし。

しかし収入を増やすために
もう1つ連載を描く、もちろん盤古の連載を落ちない前提で。
編集長を説得まで耐えました。

こういうモノだろ。漫画家は。

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