友たちに勧められて『ゾンビランドサガ』1話だけ観ました。
ゾンビとして生き返った少女たちがプロデューサーに
導かれながら、佐賀県を救うために
ご当地アイドルとして活動する様子を描いたオリジナルアニメ。
....あ、これ多分合わないやつですね。
ゾンビものもアイドルものも特に趣味がないし。
1つ描写はちょっと気になって考えました。
主人公は『私なんてゾンビになりましたの?』
相手はこう返しました
『ゾンビ映画は観たことがある?そんなもんだ。』
という感じで軽くスルーして
主人公がゾンビになる過程を説明しませんでした。
これは観客がゾンビ映画という知識を知ってる前提で作られた話。
ゾンビのホラーイメージを利用して逆転させて
『シリアスである要素はずなのに
危険性を軽減させて、日常ものに転用』。
最近によくある方法だ。
このポイントで、あ、オタク向けだなと思わせた。
知らない人ならこのアニメを見なくてもいい。
理解できる人が見てくればいいって感じ。
まあ大体の作品でもこういう知識の前提があるけど
こういう
『あらゆるゲーム、アニメや漫画作品を読んだ経験が多い』
前提として作られる作品は、最近が多い。
逆に言えば、ちばてつや先生がいつも心にかけてる
『どうすれば読者が迷わずに、分かりやすく描ける』
この時代はあんまり重視されてない。
オタクによくある『敢えてたくさん語らない』
知り合いにたまに感じられる。
『いや、そんなの説明は一言足りないよ。
もっと分かりやすく言ってくれない?』
『わかる人はわかるさ。そんなの人と語りたい。』
みたい感じで。
言わなかった部分、いわゆるサブテキストを汲んでくれる
そういう人は、そういうコミュニケーションをほしいなんだ。
でもこのやり方が初心者を排除するなのだ。
3話目のネームを描く時に
ああ、この内容は子供が面白いと思ってくれそうだけど
普通の読者にバカされるだなと思ってた。
子供のために漫画は足りないよな。
みんなは大人の漫画を描きたがるだから。
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