肩書

今で思うと面白いことがあった

最初に盤古を描いてた時に
他の出版社に声かけられて連載をもらったことがあった

そしてそのあと編集になった時に
編集相関の仕事が声がかけられたようになった

そして編集の仕事をやめて連載も描けずに
フリーランスになったら
漫画家としても編集としても
両方とも、声をかけられなくなった。

この現象は面白いと思いました。

漫画家ならともかく、
俺は編集として能力が平凡で実績が別に大したものがないのに。

みんなは、実は「あの人の能力」が欲しいではなく
「あの人の肩書」を欲しいだけなんだ。

だから『今はどこにも所属していない』俺は価値がないかな。

面白いな。
仕事が順調で忙しい時こそ、知名度で余計に仕事を呼ぶなんだ。