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もし打ち切られてなかったら名作になったであろう漫画
.......ちょっと考えてた。
打ち切りの作品に、終盤の展開は神かかりのパターンはあった。
確かに最後の5回は神、の作品は何回も見た。
原因は考えた。
何故序盤はイマイチなのに.......
だったら最初からこんな風で描ければ良いじゃないか、と思った。
連載は1回目の時点、方向性は完全に決めていないため
特に作者さえ様子見つもりなら
どうしても”やり切れない”感じがする。
覚悟を決めたら普段以上にパワーを出る
しかしああいうパワーは一時的、そんなに続けない。
仮に打ち切り宣告を取り消しても多分大して変わらない。
それに、全力で描くでも通用すると限らない、難しいな話。
.......あとは当たり前だけど、
”連載誌がジャンプじゃなかったら”という声も多い。
揭載誌のカラーと合わない事は致命的。
しかし漫画家にとって元々揭載誌や出版社を選べない。
新人に限らずベテランでさえそうだった。
これはかなり厳しいな部分と思う。
しかし、デスノートや荒川の新連載を見ると
実力があれば、強引でも雑誌のカラーを変わる事は可能。
本当に面白い漫画なら、雑誌カラーの壁を越える事はあり得ます。
で、どうやって描けば面白い?
......そんな事を知ったら、新人達は打ち切りなんか喰らわないだろう。
いくつ理屈を挙げるけど、ケースバイケースの部分はあるし....
しかし確実にあると思う。
作家も担当も力があれば大きく変わる。
今まで見た事ない面白い素材で新しい体験を見せる。
話を上手く転ばせるシステム、物語の構成と駆け引き。
目でわかるように分かり易く演出で面白さを伝う 。
ネームの1ページ目で読者を引き込めて
ラストのヒキで期待感を作る。
キャラクターの立て方、感情を描く、人間関係のやりとり等。
.....つまりさ、”点”ではなく
線と面として作品を”立体”として上手く扱う人。
”頭の中に既に完成した世界”の虚象ではなく、
実際に1つ1つ”線”を引く最中でも読者を魅せる事。
点は要点、それは外れると不利だが、それはあくまでも”初期值”。
設定は活かせないなら、設定のまま終わる。
物語の1話目から動き出すると.....それは線を引く、面を描く事。
しかしどんなのマンガの教学書でも、教えるのは点まで。
こういう感じはなかなか理解できない。
天才って、それを直感で掴める、そうじゃない人は経験で補う。
そして担当は作者以外の”もう一つ視点”で支える。
漫画ってこんな感じで面白くなると思う。
.......でも案外、難しそう。
知り合いと話し合い事はあるけど
”そんなに深くに考えられないよ”とか
”そんな事を考えるのは特に興味ない”とか
”奥は深いだね、いつかしっかり勉強してみる”とか.....
というパターンが凄く多い.......何故だろう。
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