こういう『1回にたくさん種類を少しずつ食べるお菓子』は好き。
そして、この特徴は近年の漫画に見られると思った。ヒロアカのネームの描き方は1つ特徴がある。『たくさん細部の描写があって、
たくさん価値観をちょっとだけ触って、でも深くに掘り下がれない』
こういう手の描写は咒術回戦も、
大場や西野維新の作品にもよくあった。
とても丁寧に見えるけど
実はよく考えると内容面の細部は色々が雑があります。
この例で言えば
2つ関節云々、実はどうでもいい架空な医学描写。
減算で10つ事に絞って10つ大事なことをしっかり描写するより
加算で100つ事を描写するけど、20個ミスくらいがある、
でも80つことがあって嬉しい!って感じ。
『たくさんがありますのでお得感がある』。
今の時代だからこそ、流行ってるネームの描き方。
わかりやすさが最優先の場合は、こういう作品になれない。
読者はある程度に『分かりにくい』を耐える前提で
ネームに『面白いだけど必要じゃない要素』をたくさん組み込める。
こういうのは語彙力の幅が必要。
小説の長所を漫画に導入する方法と思います。
小ネタが多い作家にとって有利な描き方と思います。
俺は減算の方が好きだけど、まあこれもわかる。
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