2011/08/31

大体予想通り。

アシスタントUさんは5時間背景を描いて
Tさんはベタ。

俺はキャラ、背景一気完成
効果線は4ページまで進めた。

.........さて、明日はどこまで描けるのはポイント。
できれば21ページは全て一気描くがベスト。

2時間くらいかかる2つ難シーン以外はほぼ問題がない。
キャラも背景も簡単の方だから大丈夫だろう。

そこまで進めないでも、16~17ページ程度を描ければ
明後日がギリギリ間に合えそう。

何より、最近は睡眠が最優先のおかげで
体力がまだまだ余裕が残っている。

明日はしっかり最後まで耐えそうだ。

学習版7巻

9/3日発売~。もう7巻か。このスピードは凄い.....
8巻も1ヵ月後で発売のでそろそろこの辺りの仕事は終わり。

9巻以降の科挙篇は色んな都合でずっと出てなかったが
来年は出ように頑張ります。

やっぱり科挙篇は面白かったので
コミックスになるのはとても楽しみです。

2011/08/30

ペン入れ中間地点

ここまで約12~13ページ。
明日はアシスタントが来るからそれまでせめてキャラクター完成したい。
とは言え1日弱..........うおお厳しい。

背景と効果線合わせて2日......これも相当に厳しい。(汗
確かに今回もアクション無しだから普段より早いけど
全てが時間が少ない。あと1日くらい欲しい......

今回、白紙25枚はたった4日強で全てを仕上げる.......
これはマジで考えられない。普通なら6日があるのに。

今の体力を考えたら徹夜は1日に限られる。
タイミングを選んでラストスパートをかけろ。

譲歩

下書き完成ペン入れ開始。

今回のストーリーは、テーマは”譲歩”.......かな。

盤古はもちろん、霍安もそれなり譲歩したとして描かれる。

今、物語の展開は一番ありかちのは
”妖怪は人間や神を滅ぼす、妖怪だけの世界を作る”パターン。

他の作品なら恐らく9割くらいこう描くと思う。
それは定番すぎるし、俺はそんな野望を興味も無い。

だから”妖怪ために作られた城”にスケールダウン。

妥協策と言えば妥協策だが
神も人間も居るまま妖怪も生きる、割と現実的な理想と思う。

どんなの理想でも欠点がある。
俺は、譲歩が必ず良いと思わないが
理想は叶えないと意味が無い場合、そこが何かが譲歩する必要。

大きい事ほど、繋がりも多いからそうなる思う。

譲歩しない人は固すぎて柔軟性が欠けるため
人と繋ぎが上手くできず、大きい事をやり遂げないと思う。

一番譲れないモノを見極めるべき......それがとても大事だ。

2011/08/29

やっぱり遅い

土曜日と日曜日のスピードの通常の半分、どうやら本当。

今の所が、18ページ。
今夜はどんなに頑張っても終わらない。

この2日は出来るだけ寝る、残った時間は仕事。
もう定番になっていた。

なんか寝てもまだ寝たい、食べてもまだ腹減った。
最近はずっとこんな感じ。

まあ正直、遊びも買い物もほぼ出来ない状態じゃ
せめてこのくらい楽しみをやってもいいと思ったが、動物みたい。

台風が来て、明日は大丈夫かな......

2011/08/28

好きと面白い

下書き10ページ地点。とにかく続く。

昨日は、ちょっと漫画の感想の事を気付けた。


”この漫画は面白い”と”この漫画は好きだ”は違う。


やや微妙だけど、この辺りはちょっと落とし穴がある。
要するに”面白いモノが好き”以外、”好みだから好き”の事がある。

例えば、女のサービスを描くのは基本戦略だが
それは”趣味で攻める”。
つまり、面白さと関係ない状態で読者の目を留まる。

感想はね、”この漫画は面白い!”と言った場合は必ず面白い。
普通の読者なら、多分どこが面白いを具体的に言えない。
でも面白いを言う。

しかし、”この漫画は好きだ”の場合は、
内容面白いと限らない。好みが合っているだけ場合がある。
しかも読者はオタクになるほど、面白さより好みを取る場合は多い。

極端の話では、”俺の漫画は面白い?”を聞くと
”私は好きです”を答えてくれると、
その意味は半分くらい”面白くない”と取って良い。

質問と答えは微妙にすり換えしたからね。

ケモノは”好み”。その好みは万人共通ではない、それだけじゃ駄目だ
だから面白い漫画を描かないといけない。

2011/08/27

8と8と8...

今日は編集長と連絡取れず
ネームチェックは後回し、OKされたページ先に下書きを始まりました。
なんか、最近こういう事が多くなった気がする.....

今回は8ページ×3日で下書き完成できるはず......
でもネームは確認できないと不安を残すだよな...。

とりあえず今回の展開は好きだ。
珍しく盤古は守る側ではなく知恵を使って攻めて行く。

やっぱり盤古は賢者タイプの主人公。
力技で敵を倒すより、知恵で道を開くの方は爽快感がある。

魯泉は優しいだけだが、盤古は一歩先に
優しさをプラスに働くために知恵を活用する。そこが良い感じ。

こういう持ち味がこれからも活かしたい。

盤古の優しさは生かしながら霍安のヤンテレ特性も殺せず
今回のバランスは本当によかった。

2011/08/26

大きな事と小さいな事

知り合いと話し合い。シナリオの事を。

ちょっと面白いな事を感じた。

妖怪と魔都の話は、大きくスケールの視野で見れば
案外に簡単な事になるけど
小さい視点で見れば全然違う感じになる。

小さいな事ばかり気にしたら方向は見失う。
気付けるとグルグル同じ場所に回っているだけ。

でも大きな事ばかり考えると、色んな事を欠落する。
結論だけ言うのは簡単だけど、実際に辿りついてない。

だから交替して描く。それだけで面白くなる。

霍安の考えと盤古の気持ちは、今ではまだ正解じゃない。
でも、そこに今精一杯に生きる気持ちがある。

意味を考えながら、気持ちも考えましょう。

コレはある意味人生と同じ。
今日だけしか見ない人は、色んな事を把握できない。
でも未来ばかり見る人は、色んな事を実践できない。

大きな事も小さいな事もちゃんと見る、やる人は楽しい。

2011/08/25

ここで8割決まり

ネームは25ページ。割と順調に完成。

ボツは最後のヨーゼフパートと盤古の返事辺りの4ページ。
それ以外はセリフを直すだけ。

よし..........と思うたら
今回のセリフは大変。ほとんど全ページは修正有り。

今回は設定が多いためセリフの精度要求が高い。
微妙な言葉の選びにミスしても
全体の伝えたい意味と雰囲気を傷つけるから
1つ1つしっかり考える必要があった。

逆に、絵はやっぱり非常にシンプルだから
今回の作画も楽でしょう。
下書き3日、ペン入れと仕上げが5日、トーン1日で充分はず。

プロットとネーム合わせて3日、98章は12日で完成できる。
人気投票など小さい仕事は2日を使ったと計算しても
ストックを1日分を手に入れる。よし。

今回のテーマは面白いね。
数ヶ月かかって妖怪の事を考えた甲斐があった~。

後半戦

16ページ。残りは9ページ。
ここまで大体予想通り。明日の夜まで終わりそう。

残る部分は今回の難点。
盤古は霍安をどう応える......

ここは、盤古が霍安を協力するという事はほぼ決まりが
よほど説得力がある理由が無いと、この部分はちょっと強引になる。

盤古は調停役だから霍安も呉錬も話し合いで
相手を納得する案を出さないといけない。ちょっと難しいなぁ。

2011/08/24

夏もそろそろ終わり

98章を完成したら秋も来る。はやいー。

昨日は人気投票結果のカラーを描いた。
結局8時間くらいかかったか。丁度1日。
どんな簡単な仕事でも、それなり時間使うのね。

夜、98章ネームスタート。

まだ最初の数ページしか書いていない。
明日の夜まで完成して欲しい。明後日打ち合わせ。

この3回は全部アクション無しのでアンケート面を心配だけど
100章まで条件を整えないと上手く次の試合を描けないため
ここはしっかり繋げたい。

2011/08/23

情報は多いね

プロットによると、今回のネームは27ページ.....
しかし今回はストーリー回だから2ページくらい減る事ができるはず。

まあ先回ような複雑な時間軸や情報処理はいないため
今回は詰めないでしょう。

妖怪の情報も大体整理してきたし、
難しいのはやっぱり盤古の心境描写の所と思う。

魯泉のパートもヨーセブのパートも2ページしかない。
残るのは全部妖怪の話。

今回の大量の設定追加のため、今まで色々が悩んだな。

この作品は、文字幻術など基本の初期設定は6~8巻くらい続ける。
試験要素や神キャラの設定を追加した今は大体20~25巻までが限度。

妖怪の要素を文字と繋げるため、色んな事を弄った。

基本的に科挙篇でこの作品でビシッと終わる予定だが
妖怪の話は上手く処理すれば
この漫画の世界観はもっと良くなるため、ちゃんと考え込むべきだと思う。

妖怪の要素はラストの4巻くらいしか活かせないが
色んな意味は期待感が膨らめるため、読者は最後まで楽しめる。
だからしっかり作品の一部として作りたい。

2011/08/22

意味はいつもそこに居る

妖怪と盤古その後の新能力。

別に使う設定じゃないけど、あるの方ハッタリが効くと思う。

丁度盤古の能力は妖怪に勝て易いのでメモする。

科挙の終盤に盤古は”字を作れた”。
その字は二+文(文は二の真ん中にいる)。

簡単で言えば”そこに居る『意味』を借りる”。

例ですればそこに火があれば火の文字幻術を使う。
そして”火は赤い”から『赤』の意味も取れるから赤も使える。

木と人が居る所は”休”の力を使える.....という感じ。

本来の能力と比べてやや制約が強いが
その場に発想によって色んな能力が発揮する。


そして妖怪の能力は....説明はちょっと難しいけど
神の能力はルール、つまり”秩序的”
妖怪はカオス(混沌)、モノをルールから外し能力。

初期値はちゃんとあるけど予測もコントロールも難しい。

しかし、その初期值を見つければ打つ手があると言える。

例ですれば、ある妖怪は能力を使えた。

いきなり部屋の温度が氷点以下に下がる。
同時に、たくさん借金がある人はいきなり金持ちになった。
そして椅子は空に飛ぶ。

こういう状態から、妖怪の能力は何?を推理する。

答えは”負”。

温度はマイナスになったから寒くなった。
借金はプラスになったから金持ちになった。
椅子の重さはマイナスになったから空に飛ぶ。

そこを知ったら文字幻術で対応しやすい、
という感じです。

ようするに”得体の知れない現象”を定義して”文字”になる事。

神は文字幻術を使う時は必ずその能力を見せるから
推理はいらないけど、妖怪はちょっとクイズようなモノ。

そして、この設定では
”理解の神”の盤古は他の神と比べて答えを先に出やすいから
妖怪の能力と相性が良いため、妖怪攻略チームのリーダになれる。

金の盾と剣

ちょっと”金”の事を思い付けた。

少年漫画の世界は金がそれほど力が持っていない。
どんな多い金が持っても、心とか信念とかに負けてしまう。

仲間が金持ちの場合でも、金はあくまでもサポート。

敵は、金に操られる奴でも金で人を操る奴も雑魚扱い。

何となく現実と違うだね。いや、ある意味同じだが。
それは普通だから。殆どの人は普通だし。
金のために精一杯。

大抵の事は金と時間さえあれば何とかになる。

この意味では、少年漫画の”金”は過小評価かもしれない。
金って凄いよ。純粋なエネルギーため
良い悪いという性質が持っていない。だから良いにも悪にも転ばせるのだ。

でもやっぱり金は心が換えないため、
出来る事を出来るけど”やれない事をやれる”にならない。


金は盾として使い方は簡単だが
剣として使い難いと思う。

だから、金でモノを買うのは比較的に簡単だが
金を貰うのは仕事........それ難しい。

更に難しいのは商売(金を流動する)。
剣と盾を同時に使う事。誰も出来るもんじゃないと思う。


フォカスのシナリオはずっと先だが、まずイメージを書く方がいいだろう。

2011/08/21

とにかく寝ました

この2日は14時間、11時間の睡眠を取りました。
とにかく寝れる時は出来るだけ寝る。

まず元気を取り戻す。
来週からまだまだ締め切りとの闘うからね。

一応今日は仕事をするけど睡眠をたんぷり取るのは先決。
夜からまだシナリオを続く、と。

ダイスの”面”

4面ダイス、6面ダイス、8面ダイス、10面ダイス、10面パーセントダイス。

ダイスに関して、ずっと物語りとして描きたかったテーマがある。
ややゲーム向けアイデアだが、漫画にも描けると思う。

人間は、ダイスで例をすれば
6面ダイスがあれば10面ダイスもある。

そして、その上の数字は必ず1から6まで書かれた訳がない。
自分次第で1は2へ変わる、6は8へ増える。
もちろんその気があれば”0.5”や”-5”ような数字書いても良い。

可能性を増やすため、面を増やす事もできる。
もっと条件を整えば、持ちダイスの数だって増える。

しかし、こういうものは多くほど良いと限らない。

極端で言えば、
6面は全部”6点”のダイスは丁半をやると必ず負ける。
相手はただ丁を賭ければ必ず勝ちだから。

こういう数字の振り分けは、リスクや応用の幅も考えないといけない。

そして人間は年を取る。可能性そのものが減る。
いつかどの面が壊れて特定の数を出せなくなる。

そこからの勝負まだ別物になる。

そんな感じのゲームは、あれば面白いと思う。

持ちダイスはレベルアップによって、数字を振り分けが出来る。
金で色んなダイスを買うことで攻略の幅を広げる。
そしてダイスを驅使して冒険する。


物語にもなれるけど、これは誰かがゲームを作って欲しいなぁ。
『サイコロクエスト』とか。

2011/08/20

鳥の視線

http://www.nicovideo.jp/watch/nm10113856

”Bird's Eye View ”

この曲は結構好きだ。

3月のライオンの中にあるエピソードがありました。
兔と亀、速いとか遅いとかそういう次元ではなく
鳥は空に飛ぶ、鳥にとって亀も兔も地面にいる物としかならない。

でもよく考えたら、鳥の視線は文字通り”上から目線”ですけど
鳥だって”偉そう態度がする”訳じゃないですよね。

そこはちょっと面白いと思った。

地位高い人は必ず”上から目線”じゃないけど
こういう事はある程度に見方の一種。

国王は常に高い所に立つ、人々に”見せる”義務はあるように
ある意味必要なスタンスと思う。

でもまあ上に居て見えない物はたくさんあるのでもちろん万能じゃない。
高い山に居る人は必ずよく見える訳が無い。
雲が邪魔になる場合も多くなるからね。

むしろ自己保護や優越感を維持するために
その”上”から降りなくなる事の方が問題になるかも。

いくら高いな所に居ても、どんな高い視線を持っても
人間自体は小さいだからね。

98章シナリオ

今回のテーマは霍安と盤古の攻防。

物語では、ようやく”妖怪”の話を触った所も重要。

一番難しいのは、この1回で盤古と霍安の”分かり合い”。

妖怪の立場に寄りで、神と妖怪の橋になった霍安と
神寄りの立場で、妖怪を知るようになる盤古。

この対比で繋げた関係を立ち上がるのは今回の見所。
そのため、盤古の心理描写は命。

今まで”悪”に居た妖怪を知らないようにする盤古は
霍安の心を知った、その一歩を歩き出す。

妥協や謀略ではなく、本当に分かり合う。
そこにまだ難しいテーマに当たる。

道徳観は持てない妖怪を”認める”のは危険な匂いがする。
人間標準ではそれ怖い。

ちょっと昔の経験を思い出す。

裸足で、都市の街並に歩く事。

あんまり知られないと思うが、裸足で歩くのはそれなり気持ちが良い。
しかし不思議のは今の時代じゃ殆ど人は裸足で外に歩けない。

まあ汚いや危険だからもあるけど
一番の理由は”誰もそうしないだから”。

法律的に全然禁止されたいないが、道徳的に許されていない。
でもそれが悪いのか?と聞けば、決して悪いと言えないでしょう。

しかし暗黙ルールで禁止されてた。

携帯もそうだった。学生時代は嫌い、今でも好きじゃなかった。
でも持たないようにすると周り人に叱られる。
人の都合も考えよう、と。

俺は、1ヶ月に携帯を使う回数は2~3回しかない。
基本的に会社以外に居る機会は1ヶ月に5回くらい。
その内に携帯で連絡を取らないと不便になる場合はせいぜい1回。

別に持たなくでも会社と家の電話を使えば充分のレベルなのに
強制に持たせたと同然。


こんな風で、実は色んな事は”可能””悪いじゃない”だけど
何となくやりづらい、何となくやらない方がいい、という音は多かった。

基本の理屈はそう。
もう少し広げれば”普通じゃない”事は、居場所もあるべき。

妖怪の場合は歪み。神のようにストレートな直線になれず。

道徳観は持たない事は、確かに怖い、確かに悪いかもしれないけど
”要らない”にならないし、”無し”になれない。

だったら、その処置を考えるべきと思う。
自分の目と体で。


この意味では、高く場所から見ると”小さくなる”ではなく
”広く感じる”のがポイントと思う。

人に任さない方が良い

愚痴を見られて、ちょっと話し合いました。
結論は”せめて君自身の状態を把握すべき、人を任さない”と言われた。

............そういえばそうだ。

確かに”ギリギリまで粘って、本当に駄目になったら人に頼る”
と思っているけど......

それは、心の底に”いつか頼る、どこが人に任せ”
という気持ちが存在している。

そこが隠れた弱さと思う。

現実は本当に駄目になったら、人が助けてくれる事はまず少ない。
例えば相手は自分の姉さんでも、頼れる存在はなれない。

”もうたくさん頑張ったから、もうこれ以上に触れない、考えたくない。
誰に任せたい。というか助けて欲しい。”

俺はこういう気持ちが持っている。

しかしよく考えればこれは別々2つ事。

別にそんな無理に頑張らなくでもいいが、自分考えるべき事を
しっかり目に見て頭で考えよう。そんなの話でしょう。


で、よく見ればこういう事はよくある。

自分のある親戚は仕事せず、母に任せて自分で仕事起こしません
(家業手伝うけど母は仕事しないと彼も仕事しません)

知り合いも漫画家になりたい人も、こういう気持ちがよくある。

俺は”どう描けば漫画が面白くなる?一緒に考えてみよう”
と言った時はそう思った。

結構の人は真面目に考えず、俺は俺なりの結論を書いたあと
”おお!その通りだ、流石だな。勉強になりました”と言った。

”答えを出す”の事を自分で考えず、人任せた結果。

というか俺の答えは正しいと限らないだろ......


こんな感じで、思考放棄、酷いのは行動すら放棄した
”人を任せた”現像はよくあった。

この意味では、人間は自ら行動を起こすのは本当に重要と思った。

そうしないと本当に段々に、どんどんにダメな人になる、

2011/08/19

実は無理だった

4コマ描く時間は無かったので仕方なく原稿を提出した。

トーンは2時間半ほどしか無いため
普段より少ない量、よりシンプルの貼り方で仕上げました。

マジで難しいだよコレ。23ページ150分だぞ?
7分で1ページなんて.........無理ゲーぽい。(汗

今回のネームは本当に痛かった、
丸3日のロスを喰われて......次回は果たして間に合うだろう?

アシスタントUさんは17、18日でそれぞれ
5、7時間を背景を描いてくれた。

本来なら今回は祭りシーンだがらトーンが多用する予定だが
逆にシンプルになった。

でもまあ、まさか2時間半で終われると思えなかった。

これからは98章シナリオや4コマ、オマケ作業と人気投票結果など
明日も忙しい......

起死回生

23ページ..........残り2ページ。
ホワイトも含めて4時間、そしてカラー3時間、トーン5時間だから
あと12時間があれば今回完成。

.............うわあ......
あれから体力全快ので全力に進度を取り戻す。

それでもギリギリ........

2011/08/16

絶対どこが変

爆睡14時間。

..........絶対どこが変。

昨日は確かにちょっと強引に2時まで描いたが
それだけで14時間も寝ちゃったなんて。

一応昼12時に起きて原稿を描いてみたが
頭がギンギン目も開かれない。仕方なくもう一度休む。
目覚めると午後5時。

夜2時はやや遅い程度はずなのに、これだけで体調崩れるなんて変だ。

しかも今でも疲れるが全快した訳がない。
やばい、明日にアシスタントが来るのに、まだ10枚も白紙なんて....

2011/08/15

この二人は地味に良い

カラー進行中。

右はラクダ(医神)、左はユキヒョウ(残神)。
この二人はあんまり出番貰えないが、個人的に気に入り。


で、進度はやっぱり遅い。
ここからは早く進めないと.............

2011/08/14

だから主役はドラマチック

賭博黙示録カイジの事を思い出せた。
カイジはね、ピンチになる時は絶大の力を発揮する。

でもよく考えれば、カイジのピンチや窮地は殆ど自分のせい。
長所と欠点は一体両面。

ちょっと面白いのは、盤古は現実に現れると
実は地味に良い人、一緒に仕事するのは良い感じと思うけど
漫画に置くと”なんかつまらない”のキャラ。

カイジは全く逆。漫画に居るとかなりドラマチックだが、
現実に居ると、そんな人と一緒に居るは迷惑が多い。

一時なら頼れる存在だが、時間は長引くと問題を起こす。
絶対にそんな仲間に欲しくないタイプ。

難関を乗り越えるは素晴らしいけど、
人は常にそんなに”難関”に居ると疲れる。必ず安定を求める。

だがカイジは.....”難関を乗り越える”力があるが、
”難関を回避”の力を持っていない。必ず当ててしまう。

日常と非日常に置くと、価値が全く違う。
人間も、自分居る所によって発揮する力が変わるよね。

何処に居るべきのはやっぱり難しい。
自分考えた通り変われないからね......

下書き完成

ここからペン入れ。

あと人気投票結果を描く、ちょっと時間を残す方がいい。
これなら間に合わない事はまず無い。しっかり描ければ.......

でも最近は本当に疲れやすい。
徹夜の回数は明らかに減ったのに、仕事を続けられる時間は短くなった。
この数回はなんか15日が間に合わないようになっている。

こういう時は、無理せずだが締め切りを間に合うように....
と言っても、どうすればいいだろう。
自然体で描くのか?

昨年から1年半は酷いスケジュールだったから
この3ヶ月くらいしっかり体調回復させるの方が良いと思うけど.......

体は正直だな。今は少し時間があるから
ちょっと遅めにやってくれた。

今まだ良いけど、秋辺りからコミック9巻以降の仕事は来る。
連載と並行するからがまだ厳しくなりそう。

その時はその時........本当にそうになるかな。

2011/08/12

立場の話

下書きを進めている。今の所16ページ。
今日はあと4ページが描きたいけど.....

ここから敵と仲間ではなく
”立場”を描く、テーマにする事になる。

立場は不思議。変わるだけで考え方まで変わる。

ドラえもん”入れかえロープ”のエピソードはよく覚えてた。

学生時代は、かつでクラスメートだった友たちは
学校から離れるとすぐ忘れる。
会社は変わると聯絡も取れなくなる。赤他人に戻って。

人はそんな急に変わらない。
でも立場だけ変わると、やり取りは完璧に変わる。
そして時間を経てば本当に変わってしまう。

まあ、元々好きじゃないが同じ仕事場だけなら
頑張ってその気持ちを隠す、頑張って相手の良い所を見つける。
この場合なら立場を変わると自然に疎遠する。

本来、立場は両方同時に変わる事が多いから
そんなに気付ける事じゃない。

一方だけ変わると、凄く違和感を感じる。

上手く言えないけど........この事を正しく認知されていないかも。

うーん、そろそろヤバイかも...

昨年の手術以降、人工肛門をつけたため
父さんの介護費用は昔より一段高くなった。

いままで印税やボーナスで何とか乗り越えたが
今年はそれでも足りなくなった。

そして今月に携帯、スキャナーや歯医者の費用でいよいよ底が尽く.....
今年まだ4ヶ月に残っているのに、貯金はピンチ。

本来、こういう介護費用は子供達が一緒に払うべきだったのが
姉さん達が結婚したため、あんまり金を出してくれない。

”そんなの父さんを家に連れて戻ったのは息子のお前。
男だから親面倒の責任取れ。こっちも余裕が無いんだ。
今まで何とかになるから、今度も自分で何とかして。”

大体そんな感じで。

最初は一応親孝行のつもりだが甘くと見た。
一人で6年も7年も続くと相当に厳しい。


でも一番痛かったのは、母さんにいつも言われてた。

”お前が父さんを家に戻せると言ったから、皆が知らん振りで済む。
そこがお前の悪い。ほっとけば彼の親戚が何とかするから。”


.........
そこがあんまり納得できない。

手を伸ばして助けるのは損。だから知らん振り。
赤の他人ならともかく、自分の父にそんな事を出来るのか。

今の体力や時間ではアルバイトや2つ目連載を描くもう不可能。
やっぱり希望薄いでも姉さんに相談しないと......
せめて1ヶ月くらいの介護費を出してくれないかな。


こういう事はかなり残酷。
目の前に居たなら、思わず助ける可能性はあると思うが
目に届かない所に居ると、心が痛くないだから知らん振りで済む。

だから話が簡単、見ないようにすればいい。

自分の親にだってそんなの事をする。
自分の犬の医療費を出せるけど、父の介護費を出さない。

実際にそんなの人を見ると、いやマジで殴りたい。

2011/08/10

新しいスキャナー

10年くらい使ったスキャナーは古すぎて結局買うしかない。

今描いてる下書きをスキャンしてみた。

今日から下書きを描く。
.......山場は最初の見開き。以外は全部優しいはずだ。

あと2日で終わらせてやる。

中華モノとケモノ

編集長とちょっとケモノの話をした。少し事を思い付けた。

”あなたやっている事は、中華モノとケモノと組み合わせた”。
それが今まであんまりないと言われた。

..........そういえば、ケモノを描けるジャンルは主に3つ。

1つ目はメルヘン。いわゆる動物童話モノ。
一番メジャーで誰も読んだ事があるジャンル。

2つ目はファンタジー、ドラクエの系譜で派生した支流。
ここにはケモノが大体モンスター、亜人の前提で描いてる。

3つ目はポケモン系統のモノ。
ケモノは基本的に使い魔の存在。人間が存在しなければならない
そして人間が優位に立つべきジャンル。

和風ケモノ、モンスター特攝やケモノで学園モノ無いわけじゃないけど
商業誌の漫画が結構少ない。

そして中華モノはさらに貧乏、まるで無いと言っても良い。

中華モノでは、竜や虎など動物神があるけど
殆ど作品は”青龍白虎朱雀玄武”の4つを描けばネタ尽くし。

或いは、西遊記がペースで描く。選択肢はこの2つしかない。
しかもこの前提でもケモノメインの作品がほぼ無い......


最近はカンフーパンダような作品があったが、
ある意味それはアメリカだからこそ、あの発想があると思う。

日本は妖怪や八百神があるため、その点についで自由度が高いが
中国の妖怪は少ない、神話系統だって未だに古くて固い
今風独自の解釈が下手。素材は少なかった。


だから機甲盤古で自分何とかしてた。

盤古にやったポイントは、公務員のシステムは転用して
強引に動物神の種類を増やせる事。

漢字の部首は元々200個もあるから
この設定で考えれば数は当然に多い。

四聖獣に限らずに幅広くあらゆる動物に神をやらせた。

本来、中国神話の系統は動物神の格が低い。
犬なんて犬神は存在せず、人間神の乗り物でしかないクラス。
牛頭馬頭だって神に扱いされていない。

動物神だって全部人間を化ける。
それはそれでちょっと人間の都合に合わせ過ぎると思った。

とにかく全部格上げしてやる。........まあ結果楽しい。


最初はそれほど深い考えた訳がない。
でも、どんなジャンルでもこんな感じで広げるじゃないかなと思った。

昔からケモノは児童誌で止まりの事をちょっと不満。
なんか読者は中学生になったら動物に興味がなくなるみたい。

ロボットも最初が子供向けのジャンルなのに
たくさん人の努力で大人も観るようになったじゃないか。

そんな感じで、ケモノも立派なジャンルになって欲しいなぁ。

好きだけどゼロから作るのは辛い........そんな気持ちは分かるが
商業誌でしっかり描くのは、やっぱり違う力になる。
どんなのジャンルもこういう感じで立てたし。

探偵漫画だって金田一で始めた。まだそんなに遠い事じゃない。
医学漫画はブラックジャック、ゴルフ漫画はプロゴルファー猿でスタート。

全てジャンルはこんな風で1作目から決める訳じゃないけど
そんな風で模索してジャンルを確立するのは楽しいと思う。

2011/08/09

下書きスタート

ネームはほぼ完成、残りは1~2ページの調整。

で、ネームは会社に忘れた......
ファイルはパソコンにあってよかった。

これでなんとか間に合う。
今回の絵はシンプルでしっかり描けば3日が終わります。
でもカラーはあるので気を抜けない。

寄り道

父さんにお見舞いに行く。
今日は元気でニコニコ。

本当が分からないけど、俺行く時はいつもニコニコらしい。
とにかく元気でよかった。

ネームを続けて、今度こそ上手く行く。
夜は知り合いに本を借りて行く。下書きの作画参考用。

シルクロードの写真集。
あの本は良かったので、後で俺も1冊を買うかな.........

2011/08/08

ここからピンチモード

2回目のネームも半分程がボツ。
まだ10ページ地点に逆戻り。

これを決まった瞬間、もうストックを使い切ったと判明。

まさか25ページのネームは6日かかっても終わらないとは、
連載始め以来一番ヤバイ状態になっていた。

ここから全て雑務を排除、歯医者の予約も取り消し
原稿だけ専念する。

100章まで丸々4章がある、しかも内容は全部が難しい。
ストック0日で全部攻略しなければならない。
考えるだけで胃が痛い.........

3度目ネームのポイントは、舞台劇を意識してと言われた。

キャラ10人、一度同時にやりとりのは俺にとって難しすぎる
だから舞台劇の要領で考えて、タイミングを計って
キャラを登場、退場させる。

このイメージが面白い。確かに今までこんなやり方を考えなかった。
もうちょっと時間があれば、ゼロからやり直したいほど価値があるが
今はそんな贅沢を言えねぇ。

3度目のネーム与えられる時間は1日強。
これ以上に長引くなると、今回の原稿は20日に間に合わない。

イライラだけど、我慢しろ。

借りを返す

97~100章のストーリーは”借りを返す”の意味を持つ。
そんなの気がする。

色んな伏線を張って、回収が先延ばし。
そしてこの4回で全てを返すような。

長篇連載は、後半の締めの方が難しいという言い方を実感した。
特に整理がメインの97章はまさにそんな感じ。

98~100章まだまだ新展開いっぱいだから新しい要素を楽しめるが
97章だけは"收拾"の意味が強い。

でも1回で済ませるのはよかった。

本当なら、半分の12ページくらいだけそういう意味。
残る半分はちゃんと話を進めて進展があった。
それでも、”ああ、これは整理回だな”という感じがある。

倉頡迷宮の20回ほどはバンバン力強い展開を描いた。
だから何時か必ずこういうエピソードが来る。

この意味を含めて連載の奥深さをしっかり味わいました。

ここで18巻の終盤。
ここからはまだ違う壁が当たる。

連載は時期によって色んな課題が現れるよね。
実際にその場に立たないと分からない事ばっかり。
でも、今まで読んだ様々作品はヒントをくれた。


”沙洲市場”3回構成エピソードの重要の役割は
読者に4回戦を楽しめるように下地を整える事と思う。

妖怪の事、牛頭馬頭の事、呉錬側の事........
しっかりそれぞれキャラを向く方向を示す、
4回戦で動き出すを匂わせる。

2011/08/07

97章ネーム2回目

とりあえずコマ割とセリフを完成した。


.......あれ、27ページのまま。
全然減っていない.......

まあ、2回目のネームは大体こんな感じでしょう。
しかしまだあと一味が欲しい。

ちょっと意外のは、所々省略できたが
別の所に描写が増えたのでページは...プラスマイナスゼロになった。

今回のネーム、一番の目的は盤古今まで欠けた情報を
一気に補足、情報の優勢に戻る事。

そこの難点は全て情報は既に読者に知られたから
もう一度に言ってもつまらない。
だから最低限のページで済ませる事が重要。

結局、盤古は予想以上の活躍した。
あと一押しが欲しいが
とにかく夜に絵を描ければ2回目ネームを完成する。

後の事は明日に考えよう。

大人になる

この前に、ある知り合いは
”もう子供がいるけど、大人になりたくないな”と言った。


この一言で、昔の事を思い出す。
確かに5年前の秋だった。その頃にあの知り合いは家に部屋を借りてた。

父さんの症状は初めて現れた頃。
まだ初期なので俺も意識してないが、
父さんすでに怒り易い、所々記憶が混乱を始めてた。

あの日、父さんは理由もなく母さん大切な思い出写真を捨てた。
家は大喧嘩ので原稿を進めない。
仕方なく俺は父さんを連れてゴミ場を探して行く。

でも原稿は締め切り目前。しかも科挙篇のシナリオを考えているので
時間は足りない。

その時、家に居たその知り合いを頼んだ。
金を払うから、今日だけアシスタントやってくれ
原稿のベタを塗るだけでいい、っと。


あの知り合いは、パソコンのゲームをやりながらを返事した。
”俺は今が忙しいだから。”


..........その光景は多分一生忘れない。

あの夜は泣きながら原稿を描いてた。

すごくショックだった。
家はどんな状態になっているのは、彼がその目で見たはず。
手を貸せないだけではなく、ゲームをやりながら拒絶した。

嘘でもいいから、せめて仕事らしい事を見せてよ..........


そんなの人は”大人になりたくない”ような言葉を言うのは
絶対に良い意味になれない、と思わせた。


このきっかけだからかもしれない。
”大人と子供”のテーマを時々考えてるようになった。

どんな大人が立派。
子供はどんな風にいるべき。

子供はただ自由や無責任だけではない。

そんなの大人は、”大人になりたくない”を言い出すのは
”心が若い”ではなく、単なる”責任逃避”だと思う。

2011/08/06

コンセプトが変わったかも

もう一度、97章のシナリオを書く。

(盤古の視点)

まず驛站に戻った皆さんは趙牙、薛慶と他の人を見た。
そしてすぐに魏恩は拉致された事を知って
守芬は薛慶と喧嘩する。

魏恩と裘青の事はここで話す。

そんな混乱に、盤古と趙牙は会話する。
1回目のネームと違って、盤古の考えはすぐに否定される。

薛慶は霍安と守芬の怪我を見て、
とりあえず怪我人の治療を優先しよう、話が後回す
その場の流れをコントロールする。

(ここから魯泉視点で描く)

盤古と魯泉は徐梅を見て、無事にほっとする。
盤古は沙洲市場の事を知って
色々事が起こった1日の後、何処に行って休憩を取りましょう
を提議した。

黄雷や趙牙も一緒に行くと言いました。
趙牙は盤古に薛慶の事を気をつけろと言った。

そして沙洲市場に。
ここから部分は1回目のネームと大体同じ。魯泉は徐梅に告白する。
魯泉の視点で進めるから、導入の数ページに
細かい所は少し違う。

そしてラスト3ページ、盤古の視点に戻って
盤古は霍安に会っていく。次回へ引き。

盤古→魯泉→盤古の視点で話を進む構成自体は
そんなに変わっていない。

しかし2回目のコンセプトはより不安を強調して
盤古は自ら何とかしたい雰囲気が強くなる。

でもより良いのは情報交換はより効率的。
1回目のネームよりページ少ないで済ませる。

本来、もう少し”試験クリアの喜び”を描きたかったけど
魏恩拉致されたという予想外の事を起こったから
ああいう雰囲気で描くのは多分無理と思う。

その楽しい部分は全部魯泉に持たせよう。
盤古は辛抱して、辛い所を背負えて緊張感を続くしかない。

よし、ネームをもう一回を描いてみよう。

ここまで来ると

90章辺りから、連載はちょっと違う感じがあった。

キャラ数がここまで多くなると、作品はまるで違う生命体になった感じ。

昔に描いたネーム連載も同じくらいキャラがいるけど
その頃、人間関係は単純だった。
情報も共有だし、敵は存在しないため、実はシンプル。

道理で色んな作品はサブキャラを退場させて
存在しているけど関係を薄くように描く。

強引にこの状態を続くと、ハカレンような複雑な構成になる。
そのレベルの構成、俺には無理。

でも、キャラは一人一人が自分の価値を持っているのは
本当に素晴らしいと思う。活き活きしている。

2回戦、3回戦の50回を通じて
ようやくこの30人キャラをしっかり立ち上がった。
誰も主役を1回くらいやれる........というかやりました。

昨日は弱音を吐いたけど
このスタイルが出来るだけ続きたい。

本当に難しいと思うけど
色んな人の色んな価値観を描けるから描く甲斐があるんだ。

漫画は人間を描く、今更だがより一層に実感しました。

弱音

................うーん、これは少し書きたい。

97章含めるここから4回、性質的にネームは結構難しい。
この4回は全部、全てページが”人間関係”に関わるだから。

97章は魯泉と徐梅、趙牙と盤古の関係を変わる。
98章は霍安と盤古の関係、99章はヨーセブの立ち位置が変わる。
100章は呉錬、黃亙の繋ぎ、羅剛と馬賢の昔話など。

バトルは一切無い、全部キャラの人間関係でメイン。

99章のヨーセブ回はやや自信がないですが
残る部分はどれも面白いと思う.......が、やっぱり難しい。

単純のストーリー回は、こんなに難しいのか。
.........月刊連載の頃は珍しくないが、その頃は時間もあったし
キャラ数も少なかった。じっくり時間かける余裕がある。

半月刊になると戦闘が多くなるから、ネームの構成は簡単になった。

今まで、”ネーム描くスピード上がった”の錯覚があった。
早くなった訳がありません.......甘くと見た。

普通、バトルが無ければ効果線の時間は半減する。
しかし今度のネームはおそらくその上回り時間を使ってしまう。

今回のバトル抜きの4回は、果たしてどこまで耐えるだろう........
休載明けの1回目でストックを10日も使ったも痛い......

くそ、何とかになる方法はなんだろう。

2011/08/05

次の問題は役割

えーと、徹夜してちょっと無理に描き出したネーム。
最初の7ページ以外、全部ボツでした。


.........ハッキリ言って、
今回のネームは連載開始以来、一番難しいなネームと思った。
極めて複雑なキャラ役割関係だ。


登場キャラ数は10人、
うちの8人は結構重要なのでバランスが非常に取りにくい。

登場キャラは持ち情報がバラバラ、
立場はそれぞれ違うから情報交換量も限られる、
伝えたい情報は言い出せるキャラが存在しない、
どこからどこまで全てが難しい。

もはや推理漫画になるほど複雑な人間関係。うわあ(涙

書き直すため丸2日かかるぞ。

ちょっと追加。

もう少し考えたら、難点は情報処理より、感情処理と思う。

徐梅はその場に居ると、怖くてずっと泣いてるはず。
しかし3ページも使って徐梅を慰める場合じゃない。
かと言って、泣いていない方がおかしい。

だからその場合には、徐梅が居ると面倒になる。
理由を付けて別の部屋に単独で置くべき。

鍾守芬は魏恩が居なくなる事を知ると無視する事はできない。
逆に薛慶と喧嘩する。そうするとまだ余計のページかかる。
だから良い理由を付けて喧嘩させないようにする。

大体こんな感じで、8人キャラのそれぞれ配置を思考すべき。
.........そりゃネームは当然に詰まるよ。

1回目のネームはそれぞれ感情が噛み合わないから
色々無理があった。

バトル回ではキャラ多くても4人、会話パートは10ページ以下。
人間関係もシンプル、ストレートで描ける。
だからネームは簡単に描ける。

..........となると、俺の感情処理能力はバトルより低いのか。
人間の心は難しいな。

2011/08/04

”上手い”という落とし穴

ちょっと”最近の少年漫画はパッとしない”の話をした。
ジャンプもそうだけどサンデーの方はやばいって。

デザインは出来るだけシンプル、
読者に一目で弁識できる形が欲しいと言った。

ドラえもんような
出来るだけシンプル、子供も真似できるのデザインがベスト。

俺は、そこが”上手い”という落とし穴があると思う。
今の少年漫画はそれを出来ない。

今の作家みんなは、”絵が上手いに見える”を求める。
上手いではなく、”上手いに見える”がポイント。

”絵が上手いに見える”一番簡単の方法は描きこみ。
綺麗のデザインは、基本的にある程度の複雑さがある。

その事は基本的に”デザインがシンプル”
”子供も真似できる”が逆方向。

つまり、今の新人は
”子供の画力も真似できる”のキャラを作りたくない。

だから絵が綺麗だけど、子供にとって入れにくい。
結局、絵が上手いは逆に仇になる。

鳥山先生はパッと見ると子供も真似できる
デザインも画力も高い、こういう事は当然に有り得るけど
どちらで言えば、少年漫画は前者が必要。

まあ問題はそれだけじゃないと思う。
面白さも足りない、そこも深刻だ。

でも”絵が上手いに見える”の点はそこまで重要じゃないと思う。
少年漫画の見た目は”上手さ”より”弁識度”だ。

ページ数ではなく

中盤の難点は場面転換。

そこは少し難しい。
今回の場面転換は多く、プロットだけ見れば6回。

実際に描くと流石に読むを邪魔になる感じだから4回に抑えたい。
だから中盤はちょっとテクニックが要る。

ページ数の問題じゃない、情報量の問題でもない。
転換する度に雰囲気を中断させられるから読み難くなる。

沙洲市場の出現タイミングは真ん中に移動すると思う。
そうしたら中盤も見せ場があるし、場面転換も2回を減らせる。

この辺りの仕事は頭の中にやっているから
ベッドに転んでもできる。

だからまるで仕事していないに見えるけど、立派な仕事時間だ。w

2011/08/03

機甲盤古第97章ネームスタート

今回の見開きはカラー。
3回戦試験官全員でテーマ!

構図まだ変わるけど雰囲気は大体こんな感覚です。

読者は試験官のカラーが見たいと言った。
言われてみれば確かに、試験官は呉錬を除けば殆どサブキャラのため
カラーイラストに登場率が物凄く低い。だからこの際で一気に全体描く。

キャラの数が多いけど背景は全く無いだから
まあ割りと楽に描けると思う。


------------------朝--------------------

よし、今の所は順調。10ページ。

ここまで情報は殆ど既に読者に知られた事ばかりので
まだまだ省略して描けるからテンポは早い。
ページ数は思ったよりかかっていない。

ストーリー回はこの点が良い。
ページはオーバーしないから把握し易い。

今回のネーム、難関は前半だから
盤古パートを乗り越えたら何とかになる。

隠れた情報を探し出す

編集長と打ち合わせ。

97章のキーワードは、”情報”と思う。

この前に書いたシナリオに”焦点がない”の難点がある。
一本道ような軸がなかったので考えてた。

”情報”の事で思えば答えが来る。
この回で盤古と黄雷が合格。でも重点はそっちじゃない。

薛慶や魏恩は黙って徐梅を探して
鍾守芬も試合に優先させて盤古に話していない。

盤古は”皆は自分のために、色んな事を隠れた。”
いくら力が持っても、守られる側にいる。
そんなの自分は駄目だ、もっと何とかしないと。

そして”情報を掴む”という結論を出た。

後半は薛慶と霍安を話しかけてみる。
情報を探していく。

という訳で倉頡迷宮のエピローグは盤古回。
締めはちゃんと終わろう。

2011/08/02

スッキリ

昨日は96章原稿の仕上げをほぼ完成。
思い切り13時間を寝た。

コミケの2日は肉体労働だからバランスが良いと思うので
今日はとてもスッキリ。

今日はトーンの後半を貼れば完成。
さてと明日から97章を描く~