97~100章のストーリーは”借りを返す”の意味を持つ。
そんなの気がする。
色んな伏線を張って、回収が先延ばし。
そしてこの4回で全てを返すような。
長篇連載は、後半の締めの方が難しいという言い方を実感した。
特に整理がメインの97章はまさにそんな感じ。
98~100章まだまだ新展開いっぱいだから新しい要素を楽しめるが
97章だけは"收拾"の意味が強い。
でも1回で済ませるのはよかった。
本当なら、半分の12ページくらいだけそういう意味。
残る半分はちゃんと話を進めて進展があった。
それでも、”ああ、これは整理回だな”という感じがある。
倉頡迷宮の20回ほどはバンバン力強い展開を描いた。
だから何時か必ずこういうエピソードが来る。
この意味を含めて連載の奥深さをしっかり味わいました。
ここで18巻の終盤。
ここからはまだ違う壁が当たる。
連載は時期によって色んな課題が現れるよね。
実際にその場に立たないと分からない事ばっかり。
でも、今まで読んだ様々作品はヒントをくれた。
”沙洲市場”3回構成エピソードの重要の役割は
読者に4回戦を楽しめるように下地を整える事と思う。
妖怪の事、牛頭馬頭の事、呉錬側の事........
しっかりそれぞれキャラを向く方向を示す、
4回戦で動き出すを匂わせる。
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