今回の下書きに一番難しいの場面は
盤古も機甲兵も神官達の必殺技ではない。
一番難しいのは魯泉の見開き。
本当に、本当に難しい。
このシーンは、紙の枠の形に限制されて
そしてあそこの行動とポーズはかなり限定されて
構図の難度は異常に高い。
どれほど難しい?
別に複雑な構図ではない。割りとシンプル。
だが、”正しいのパースを取れるのはいけない”。
つまり空間的の意味は、”正しくないパース”を
描かないといけないのシーンである。
正しいのパースを取れると
絵は原稿紙の範囲にに収めない、
迫力は出せない、そして一番の見所は画面の嫌な位置になる。
なにこれ。
あそこが5回くらい書き直した。
”どこがどんな風に正しくないを描けなければならない”を模索する。
物体のサイズも正確に描けると逆におかしい。
だからあそこら辺も含めて考える。
基本的にデフォルメのパースを取れる事だが
わざと正しくないパースを取るのはこれほど難しいと思わなかった。
そして今日だけ思いました。俺の空間感覚は弱くて
デッサンやパースをそれほど正確に描けない。
しかし本当にこの一枚だけ、
完全に”正しくないように描けるこそ”のは正解になるんだ。
この場面、パースが凄く上手の人は絶対に描けない。
形の”枠”を元々持っていないこそ出来るの絵なのだ。
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