ちょっと遠い話を考えて見る
ヒット作を出るときに
ジャンプなど週刊誌には面白い事があります。
『最初の1巻から爆発的に売れてる訳がない
巻数が進めるほど売上を上がっていく』
マイナー誌の連載ほど、売れる作品は最初から売る。
でも週刊誌よりミリオンヒットを出にくい。
アニメ化や映画化になる頃に
ミリオンヒットになるジャンプ作品は
1巻の売上は5万クラスに過ぎないのがいくらでもある。
つまり、部数が多い週刊誌は長期に渡って
スケール大きな作品を巻数をかけて成長させます。
さらに相まって、月4回の揭載で
より多いキャラの見せ場を作る、より早い話を進ませる。
とにかく10巻まで雑誌の部数で50万クラスまで
それ以降はアニメ化、映画化のメディアミックスで
100万クラスまで作品の部数を上ることができます。
全てうまくいけば4年でミリオンヒットを作り上げる。
週刊誌はこういうシステムで回ってる。
だから雑誌自体は百万部数が望ましい。
話は変わるが
よく雑誌が売れてないのが少子化だからと言われてるけど
子供の数が減る自体は1980年から既に始まりました
でもその頃に雑誌まだまだ成長期だ。
テレビもアニメもそこ頃既に始まる
1990年からゲームも流行って始める
でも漫画の部数が減るのはもっと遅い。
キーポイントはネット普及。
でもなんでネット?と考えてたが
俺の考えは『無料のゲーム』が『どこでもいつでも遊べる』
ことが出てくるが大きいと思います。
ネットが広い、情報が魅力的とはいえ
別に子供はネットサーフィンに夢中する訳がない。
アニメを見るだけならテレビの方が画面が大きいなので
スマホで見るのメリットがそれほどない。
それまでのゲームは『基本的に金を払ってゲーム機で遊ぶ』もの。
でもネットが普及以降はそうではなくなった。
じゃ、それは何が問題かね?
個人的にそれはゲームと報酬系の関係と思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%B3%BB
デジタルゲームの基本的はざっくり雑に言えば
『ボタンを押すと快感がもらえる』というシステムで作られた。
このことが金を払う必要なくなり、
スマホみたい時間と地点と関係ないにできるようになると
使用者の強大な『依存』になる。
ゲーム会社はこのことをよく知っている。
だから『毎日ログインによるアイテムを渡す』という方法で
できるだけこの報酬系を強化していく。
要するにスマホゲームは漫画やアニメより
システム的に『ハマりやすい』に作られてる。
良い悪いはいいとして
これから漫画はどんな風にシステムを作るのが大きな課題。
漫画内容自体より、
どうやって未来に漫画をうまく回るシステムを考えるのが
出版社の今の仕事かもしれない。
テレビは『無料に観えるけど、CM収入で回収する』
映画は『金を払って2時間に高い質の映画を観える』
システムができている。
だから無料とか有料とか別にどちらでもいいかもしれない
重点はそれで回れるシステムを作ること。
まあ超難問だけどね。
未来を作ることはいつでも手かがりが少ないだもんな。
でもヒントは過去にあると思う。
しかしこれを考えると頭が爆発になりそう。
これ、俺の頭のレベルを超えてる。
すごい編集さんや社長さんが良い概念を作り出して
俺がそれをフォローすればいいようにしたいな...w
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