2018/11/30

16ページ



1話のネームを描きました。
うーん.....なんかどこかでひっかかる感じ....


新連載では16ページのタイプの話がどうしても違和感。
子供の紙幣の場合はあくまでも3話目までワンエピソードだし。

新連載1話目で16ページの作品は
『クッキングパパ』が最初に思いつけた。

今で見れば驚いたな。
荒岩はもちろん、会社のメインキャラ、家族全員が
1話目の時点で全部出しました。
しかも必要最低限だがキャラをちゃんと立たせました。

こう見ればわかるが
そのために、1話目のコマが結構小さく
売りの料理ページですら、1話目の時点が控え目だった。

ストーリーも、ない。メリハリも、ない。
1話目はほぼ『キャラ紹介』だけで終わりました。
基本的に『荒岩さんの生活』がスポット。
そりゃそうだ。16ページだもん。

後に大ヒットになった作品なのに、
なんで1話目の時点がこんなにケチくさいだろう。
普通の新連載なら30ページくらいあげてもいいじゃないか。

でもそういえば美味しんぼの1話目も28ページしかない。

こう考えると、昔の漫画連載は
1話目でもそこまで増ページはしないよね。
わざわざそんなことしなくても読者は読んでくれる。
やっぱり時代は違うよな。

しかし逆に言えば
児童誌の連載ならこういう制限があるなら、
こちらが出来るだけ何とかするのが仕事だよね。

16ページの工夫をしっかりに。

『私ようなタイプの作品は、演出にたくさんページが必要
だから1話目は60ページくらいくれないと描けない』
という作家の考えも
聞いたことがあるが 、やっぱりある程度にそれが違うだろう。

プロなら提出された条件でそこ作品を作る柔軟度が持つべき。
1話目がページ数が少なくてショボいの名作、
意外に昔にいくらでもあった。

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