https://magazine.manba.co.jp/2018/09/19/special-ousamaranking-2/
この漫画は前に読んで
へえ面白いなと思って、そしてとうとう書籍化されました。
正直、この作家のセンスがいいけど
そのままでは売れるかどうかわからない
話とキャラは面白いけど構成は甘くてメリハリがないので。
1から出版社の編集と組んで再構成する方がいいと思う。
で、それよりこの作品の意味が大きいと思う。
web発の書籍化漫画は大抵ショート漫画が多い
こういうストーリーものは非常に少ない。
理由は揭載誌、編集、原稿料のサポートなしで
独りで大きな物語を続くのがかなりキツイですから。
この点について、この作者の根性はすごい。
話続くだけではなく週刊連載、アシスタントなしで
1年以上に続きました。
逆の意味では、出版社今の体質が弱いことを示しました。
基本的に商業誌は下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦略を使う。
そこの理由は
編集の能力、作家の個性と実力、そして揭載誌のカラー
3つが同時にうまく組み合わせないと成功しないから。
どうしても運任せ部分が大きい。
だいたい、10つ作品に1つヒットの割合だからね。
しかも今の時代は売り上げが下がるから
ヒットしても売り上げが下がるので
作品を作り出すの費用がどんどん回収できなくなる。
だから、wed発の漫画をそのまま書籍化の手を使えば
原稿料はほぼ出さなくてもいい、編集にとって手間も省く。
こういうところは今の出版社の弱点と言っていいかも。
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