編集長と打ち合わせ。
盤古のキャラは相変わらず苦戦する。
少年漫画の主人公は、後半になると
影薄くなると目立つまま2パターンが存在している。
盤古はどう見ても影薄くなったの方でいつも困ります。
89章から盤古の出番は来たのに凄く悩む。
どう考えても、答えは出ないまま。
少年漫画の主人公は数パターンが存在している。
(あくまでも主観の意見
まずは”ヒーロー”。
あんまり考えず、価値観の矛盾を考えなくでも良い
ただ苦しむ人たちに最善のタイミングで悪役をブッ飛ばせばいい。
カタルシスが一番高いの主人公タイプだ。
クライマックスは必ず持っていくため、こういうキャラは目立ちやすい。
悟空やルフィはこういうタイプ。
一番メジャーで王道だが、一番作り難いと思う。
次は”賢者”。
知恵を持つ、悩む問題は必ず”正解”を出してくれる人。
コナン、MAGIのアラジンや桂馬はこのタイプ。
ヒーローと比べて、最後は完璧に問題を解決出来る事は同じけど
謎や迷いが溢れる終盤まで”答え”を言い出したらクライマックスが台無し
こういうキャラは”完璧”を見せるべきため、
話作りは比べて難しい。インパクトもやや弱い。
このためヒーローほど存在感は持っていない。
3番目は”優しい人”。
ダンドーみたい、とりあえず”優しさ”を前面に押して
我侭はしない、賢さも人並みためこういう主人公は比べて目立たない。
読者にとって感情移入しやすいタイプが、
なかなかカタルシスは与えないキャラだった。
4番は”トラブルメーガ-”。(かな......
ラムやアラレちゃんみたい、とりあえず”粋を外す”の事をやる。
こういうのはギャグが多いかなと思って......
5番は”悪いやつ”。
うしおととらの”とら”やネウロかな。
”邪悪な感情”で結果的にプラス働く、
色んな意味で道徳の粋をぶつ壊すから別の意味で爽快感がある。
他も色々タイプがあると思うけど今回のテーマは
漫画論じゃないからこの辺で。
結論から言えば、盤古の問題は
ダブル主人公制なのに、二人とも”優しい”タイプなのだ。
だから影薄いんだ。
魯泉は本当に”並の人間”だから
ある意味それで正しいからまだ少しマシが、盤古はマジで困る。
序盤の盤古は一応”解答者”の割役があるから賢者の気質があるけど
科挙篇以降、自身の問題で迷いばかりので
戦いが嫌い性格で自ら敵を倒せない、
さらにこの漫画に”倒してスッキリになる”悪役は一人もないため
闘えば闘えるほど、盤古は逆に追い込められる。
ストーリ-のバランスとして見れば盤古は損役だ。
それだけならまだいいけど、あと1つ大きく問題がある。
作者の問題、と思います。
個人的に見解だが、王道の少年漫画は
”素直と真摯”この二つ感情で描くべきと思う。
自分の性格上の問題は真面目すぎる、と
責任、義務など道徳の要素に縛れる所が多いと思う。
よく”これは良い事だから”相手に押付けてた。
時々盤古もこの感じがあるけど、編集長はネーム階段で
直してくれたからそこは何とかになった。
しかし良い子すぎるのイメージは盤古に変われないため
どうしても影薄いんだ。
つまりさ、盤古は本能に”素直”にならないんだ。
今まで”良い人”の要素を出来るだけ盤古に集めていたから
人間味はなさ過ぎる。
本能や我侭は全て霍安に集めていたから......(汗
この意味、盤古は”良い感情”だけではなく
素直に我がまま、イダスラや怒るくらい、やって欲しいなんだ。
本当に、我慢しすぎると思うんだ。
俺ならともかく、盤古はもっと自由に生きて欲しい。
読者人気とか良い主人公など悩みもあるけど
それは狙って出来るもんじゃないだし。
しかし、盤古の”我がまま”はどんな風になるだろう。
霍安と同じ感じではなくと思うだが.....
縛るを外すしてほしい。でも何の縛るだろう?
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