今日は腕がねんざしたから
印刷所から送った同人誌を運べないため
いとこを頼んで、運べてくれた。 地味に助かった。
今日は、そのいとこの話題です。
俺は一人のいとこが居ます。俺より9歳年上。独身。
中卒から母の下に、ずっと一緒に仕事していた。
あの時からずっと家に居候。もう30年越えた。
でも社員でもなく、経営の仲間でもない
どちらでいえば、雑用の子分に近いかな......
一応家賃を払ってるけど、食事は母が面倒する。
うまく説明できないけど
『食事を提供するから、母の買い物とか雑用に任される』感じ。
ずっと母さんの下に仕事していた
彼は自分で仕事する時期もあったが
基本的に適当な仕事しかやらなかった。
だれもできる仕事、
でもやってくれないと地味に困る仕事をやってくれた。
母はもう退職して老後生活になったため
いとこさん今は無職で家にいる。雑用は任せる感じ。
別に仕事らしい仕事でもないから給料もない。
怠け者でもない。働く時に普通に働く。
でも自分の未来とかビジョンがないので、生き方は適当。
ちょっと両津ぽいな所がある。
子供時期からずっと居たから意識していないが
今で思えば、あれ、この人は
仕事もなんでもやっていないし、
間違いなく社会的に評価されないダメな人間の方
でも、別に不幸じゃない。気のままに生きる。
雑だけど、明日のことを考えないけど、
そういう生き方もあるんだ.....
普通の価値観ではこういう
『給料がないのに雑用任せるだけでご飯だけ食べる』
の生き方はありえない。
でもなぜだが母の下にこういう男は居た....
そしてよく考えたら、母の視点も面白い。
母は従僕や子分が必要な人間。女で、体質は非力なので。
しかしそれを雇う金がない、
俺は基本的に頭脳派なので体力が低めで力仕事できない。
そしてちょうど雑用をやってくれる、
自分の人生をあんまり考えないからご飯があればいい
人間が自分の周りに居る。なら使いましょう。
........考えれば考えるほど不思議と思った。
でも、そういう人間関係、そういう人間も確実にあるんだ。
昔の時代なら珍しくないかもしれないけど
今は目の前に居るとは。
人間って別に仕事しなければならない訳じゃない。
分類上、いとこはニートに近いかもしれないけど
この家にとってちょっと必要。
居ないと地味に困る。
こういう人は、居てもいい。
という多様性を考えさせました。
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