2010/12/31

通常攻擊

最近(この5年くらい?)ジャンプやサンデーを読む感想は
1つ所が気になっている。

王道で少年漫画らしく作品は、
何となく”分が悪い”という感じがあった。

昔なら邪道な変化球で攻めて来る作品は昔より多く。
面白いさえあれば何でも良いという点が変わらないが
何となくどこが変.........

マガジンはあんまり変わっていないと思うけど
サンデーは特別に目立つ。その分が悪い事。

読者の年齢層が高くてアンケートよりコミックで勝ち作品
多くなるほど雑誌は弱くなると思う。

かっと言ってジャンプもちょっと疑問が持つ。
王道で大ヒットする作品は、どこが微妙な感じがあった。

変則な必殺技は多彩になってダメージも大きくなっていく
通常攻擊のダメージは減っている感じ。

少なくでも週刊漫画はストレートで
シンプルで力強くで描かないといけない。
アンケートで有利の作品が雑誌の看板にならないといけない。

気軽くてコミックを揃う、という条件も必要だと思います。
”豪華な完全保存版”ではなく
”味が深くて内容は層次的”ようなモノが少年漫画の本質じゃない。

あくまでも読むだけで爽快、そういう物が求められるはずだ。

それを忘れてしまうと少年漫画が弱くなっていくです。

奥が”深い”内容なんで、
年を重ねるといくらでもどこまでも深くなるなんです。

プラス感情をストレートで描く、読むのは少年漫画だけの特権。
それを一番に大切な原点と思う。
原点が無ければ後の全てが有り得ない。

子供が無ければ社会が老化する事と同じ。

”成熟の漫画”ばかり作って
”若い漫画”が無くて、駄目だと思います。

漫画自体の生命力は弱くなるから。

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