今回の話は『ワールドトリガー』。
連載の序盤ではこの話が面白いけど、なんかぼんやりして
大丈夫かな?くらい心配がしました。
そして1桁後半の話でここのシーンが来ました
この辺りからの情報展開は非常に理路整然
読むのがすごく気持ち良く。
情報というものは、順番よく1つずつ読者に与えるのが
『情報獲得の快感』になります。
頭の中に「パズル」が嵌っていく「全体像」が浮上するから。
俺はこういう作品が非常に好き。
ミリオンヒット作まで行かなかったが、
この作品の売り上げは非常に良好なので
こういう『情報の仕組みは優秀な作品』は売れると思う。
が、漫画家の世界では『情報整理が上手い』の作家は
『感情を上手く描ける作家』より少ないので
結局そういう作品数がなかなか増えない。
大抵頭がそこまで良い作家は漫画ではなく
他の業界に入ってしまうわけだ。(小説ジャンルとか
思考や情報の扱いが上手い作品は推理漫画とか
似てる感じはデスノートやライアゲーム、
大抵は原作が必要なパターン。
その中にワールドトリガーやっぱり異質
他の作品は大体『情報自体知識性が高い』だが
ワールドトリガーは本当に『思考が上手い』を感じる。
あの漫画の内容は専門知識の本を読んで
取材するだけで描けないものばかり。
そこはどうやるのが、正直本当に謎です。
今でもわからない。
俺の頭ではそんなの作品を描けない。たぶんIQは25くらい足りない。
でもそういうのが大好き。
子供向けの簡易版でもいいから描いてみたいなぁ。
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