https://twitter.com/keiichisennsei/status/1331027778230046721
この話を見て、編集の立場を思い出す
実はどんな作品が売れるのは編集もそんなに知らないぞ。
まあ、知ってる優秀な編集も居ると思うけど
基本的に「同じ作品でも違う売り方によって売り上げが変わる」
それは普通の編集がなんとかする範囲じゃない。
鬼滅はいい例。
1巻目では売り上げが3万程度なのに
最終巻が400万部になっている。
面白い漫画でも、売り方が下手なら絶対売れない。
編集できることは結構限られてる。
編集をやっていたから断言できる。
本屋さんに宣伝とか営業とか、編集にそんなやれることがない。
でもみんなわざわざ表向きに「出来ない」言わないだけ。
編集は漫画に関して
基本的な戦術は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」だから。
知る術がないよ、作品1〜2話目の時点で売れるかどうか。
分かるなら苦労しないよ。
売れない作品を連載させない、売れる作品だけ連載させれば
100%勝てる戦いになるから。
だから、ツイッターにあった
バズった漫画を探して
『すでに読んでくれる読者がいた作品をそのまま本を作る』
でも、それは「金を払う読者」と「金を払わない読者」は
区別できないだから、ハズレも多い。
そういう編集は『自分の判断を諦める』だから。
盤古はもし日本の雑誌でまともな連載できたら、
5万部くらいは可能と思うけど
でもこういうのは作者も編集もコントロールできない
アニメ化だって、出版社に決定権がないし
ようするに、
誰も手の中に「成功のひとかけらしか持っていない」の訳です。
個人的に、10万フォロワーは特にいらないと思う。
もちろん多いのが越したことがないが、
ある程度に本当にファンが集めれば
5000フォロワーもそれなりやれることがある。
ジャンプは200万部読者が持っている。
だから新人さんにとって登竜門。
でも自分の読者を理解できれば、マイナー誌でもやっていける。
自分の読者はどんなの形、というイメージが持ってれば
いろいろが確信をもってやっていける。
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