http://252566.at.webry.info/200907/article_5.html
漫画はよくキャラの能力が一瞬に跳ね上がる事があるけど。
現実に才能があっても伸び方は違うと思う。
能力=資質ではなく、能力の向上するスピード=資質
という説明は割と正しいと思う。
資質は”そこに見えない道が、誰より早めに見える”事と思います。
俺の経験では、ネームやシナリオと関わる事は
比較的に早めに習ったが
作画、パースやデッサンの能力は
どうしても絵が上手い人と比べれ伸び遅い。
同じ練習量でも、同じスピードでレベルアップしてくれない。
”道”がハッキリに見えないんだ。
言われてみれば、やっと見えるけど
資質がある人は言わなくでも何となく見えると思う。
自分で道を見つけ出すこと。
この前に、下書きを加速する描き方も
他の人と聞いたら、ああいう”動線から決まる”描き方は
アニメーターに割りと常識の事と分かった。
マスター早い人なら20代前半で習えるテクニックだろう。
確かに昔は時々”今回の下書きは早い、調子がいいかな”
の感じがあったが、だんだんそれは”調子”ではなく
特別な”描き方”が存在していると、無意識に感じ取れてくる。
たまにその描き方で描いたから効率が良くなる、
そして回数を重ねると、ようやく”道”を見えてきただけ。
その道を見えた途端、
”おそらく”は”確信”になった瞬間でレベル1つアップ。
レベルアップは、多分こういう感じだろう。
この描き方は、絵描きの資質がある人にとって
多分は基本技かもしれないけど
こういう経験は自分にとって貴重と思います。
考えれてみれば、シナリオやネームの資質に関わる事は
あると言えばあるかもしれないけど
俺は描いたネーム量は普通の人より数倍あったから
そこも大きいかもしれない.....
よく考えたら、
学生時代で1万ページのネームを描き出せる人は
多分あんまり無いだろう......
と言っても、ネームだけで勝負できるほど
漫画家は甘くないし。だからいつも悩んでるし.......
”花”が咲いてもさ、
花瓶に置くか、写真を撮るか
とにかく”正しいポイント”に置かないと
せっかく”資質”があっても”価値”に変われないし。
0 件のコメント:
コメントを投稿