知り合いと話す時に、
依頼の原稿料の話題がありました。
”もしかしてこれ安すぎると受け引きません。”
”へえ、じゃお前はどのくらい欲しい?”
”いいんだ、俺は本当に欲しい値段を言い出せると
誰も依頼を来ませんし。”
.........この事を考えさせた。
多分、とんでもない値段になるんだろう。
一枚イラストで数十万円を売れるつもりかな。
それで自分でもテンションあがって名作を描くかな。
だが、同時に彼もそれは誰もそんな大金を出せないを
知っているので、その値段を夢として自分の中に置くだろう。
”いつか自分の理解者はそんな値段で
自分の絵を買ってくれるかもしれない”という夢。
相場はあっても、心の中に自分なり値段を付けるくらいは
いいじゃないか、っと。
だから彼はあんまり連載を狙えないかも。
安売りしたくないかな。
印税抜きの漫画の原稿料はけっこう安いし......
俺のタイプではそんな考え方はあんまりなかった。
むしろ、あれが普通かもしれない。
誰も夢の値段を持っている、理解者の誰かが待っている。
良い悪いどちらで言えば、これは良い夢と思うけど
やっぱり俺はそういう風で考えられないかもな。
0 件のコメント:
コメントを投稿