.....打ち合わせによると、
123章のネームはさらに3ターンの攻防くらい進めそう。
詳しいのは明日に。
今回の打ち合わせポイントは演出。
一応構成も大きく変わったが、あくまでも演出に合わす感じ。
結論で言えば、ネームは7割ほど没になってしまった。
ずっと違和感が感じたが、打ち合わせの前に上手くこの感じを掴めない。
俺描いてたネームは100の素材を見せてた。
しかし編集長によるアドバイスは70くらい見せればいい。
今回は、カウントダウンような緊迫感を作って
情報は片断的でもいい、とにかく読者に不安させて、息をできないほど
スピーディー感を作れ、と。
スピードだけではなく、ここが来て
”今までの何か”がいきなり崩せよう、読者を驚けよう。
............いや、意味は分かるけど、これは意外すぎる。
だって、これはストーリーじゃない。構成でもない。これは”雰囲気”だよ。
明確な目的による、こちらに演出を指定してきた。
なんで編集長は俺が考えてたストーリーに
俺より精確に”正しいの雰囲気”を指定できるの?!
もう120回だぞ。
9年くらいかけて俺も俺なりに思考しながらネームを描いてるはずなのに
ずっと勉強してきたのに、編集長の中に”何かが”全然追い付けない。
不思議すぎる。
ナニこれ。
マジで自信がなくなるくらい驚いた。
今回の打ち合わせで演出がポイントだが
ここまで差が出てくる理由は、やっぱり”描きたい雰囲気”が固まらない。
ストーリーはとっくに決めているけど
描きたい”雰囲気”はストーリーとは別物。
今までなら描きたい雰囲気が日記でちまちま記録していたが
今回は一気にネーム2回分を描かないといけない
しかもここの先、まだある程度に決めていない部分があるため
そこが”イメージ”が貯めていない。
だから、打ち合わせによる編集長からイメージを借りてもらった事。
122、123章合わせて48ページだが
38ページまでもう一度に整理して、27ページで122章に詰める。
詰め込むだけではなく再構成、雰囲気と細部の演出まで詳しく指定。
本音は、こんなにレベル高いの打ち合わせを貰えるなんて
金を払ってもいいくらいだぞ。こんな仕事をやれるのは素晴らしかった。
盤古は終盤になるほど話の密度が高くなっているから
ネームは基本的に難しくなる一方。
普通の連載なら逆はずだが、編集長の指定は妥協を許さない
ネームの質は凄い事になっている。マジで凄い。
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