2013/03/25

思い出せるまで忘れました

ちょっと盤古の話を書こう。

この作品は割りとストレートな少年漫画。
分かり易い展開、分かり易い伏線。

それの方が効果的もあるだが
長篇連載歴としてまだ経験浅いの方なので
一番堅実なやり方で作品を作り上がるつもりだった。

読みきりまでならあったが長篇連載には”教科書”が無い。
あったのは無数のヒット作と打ち切り作品。

それをたくさん読んでたくさん考えて。
週刊のジャンプ、サンデー1話1話を読んで構成と演出を感じて
毎回の盤古を描いて行く。

日本語の日記を書くのは
”色んな思考”を具体的に見えるまで仕組み。

5話先、10話先に描きたいモノを考えて
たくさん使えるかもしれないイメージをたくさん残す。


そして忘れていく。

大体2年前の日記くらいになると細部は自分でさえ忘れる。

時々昔の日記を読み返し。
へえ、そんな考えはしたのか、と感想は多かった。

しかしまあ、細部は忘れたとはいえ
ちゃんとそのイメージで描いてた所が多い。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6529016

「from Y to Y」


この曲。そういえばその頃で
既に馬賢のラストエピソードを決めてたね。

実際に4回戦を描くと細部はちょっと違いになりましたが
やっぱりこの曲のイメージは馬賢にマッチする。

馬賢のED曲、という感じかな。



魔都篇は今の所、多分描けないと思う。
構想は3割程度で、まだ使えるもんじゃない。

色んな都合も関係があるけど、もう1つ面白い理由は
盤古の構成、中盤以降はジャンプでベースを考えた連載。

魔都篇は大体普通のコミック23~25巻辺り以降相当。

その辺りから殆ど連載は下降気味が始まり
キャラが多すぎるとか、パワーインフレとか、伏線多すぎて回収できず
作家の引き出しは尽くし、話が複雑なりすぎなど弊害が生まれてくる。

この連載は一応半月刊だからより時間がある
週刊と比べてマシ、回避しやすいだが
ここで終わらせるのはベスト、という取り方もあると思う。

とにかくたくさん勉強して、経験を積めて
魔都篇は機会があれば描こうと思いました。

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