Mark Rosewater は心理学的プロファイリングを特にマジック:ザ・ギャザリングでのゲームデザインに取り入れている[1] [2]。これは、プレイヤーをその動機から3つに分類するものである。3種類のプロファイルを Timmy、 Johny、Spike と呼んでいる。
Timmy
ゲームを味わうプレイヤー。以下のように分類される。- Power Gamer - 力と楽しみが等価であり、ゲームを支配することを楽しみとする。
- Social Gamer – ゲームを通して友人とやりとりすることを楽しむプレイヤー
- Diversity Gamer – 何か新しいことを試すためにゲームをする。
- Adrenalin Gamer – ゲームによって興奮することを楽しむプレイヤー。例えばポーカーで自分の手と相手の手のどちらがよいかわからない緊張状態を楽しむ。
Johnny
何かを表現するためにゲームをする。- Combo Player - ゲームの細部にこだわり、隠し要素的インタラクションを見つけ出すことを楽しむ。
- Offbeat Designer - 比較的複雑なゲーム(RPGなど)で、自分なりの制約を設けてゲームをする人(水系の魔法しか使わないとか、ナイフしか使わないなど)
- Deck Artist - トレーディングカードゲームでデッキを組むことで何かを表現する人
- Uber Johnny – 通常の遊び方に抵抗し、独自の方法を試そうとする人。
Spike
何かを証明するためにゲームをする(能力や勇気など)。- Innovator - 新たな勝利戦略を発見しようと実験するようにゲームをするプレイヤー(uber Johnny と混同しないように。innovator は勝とうとしているが、uber Johnny は単に頑固なだけである)
- Tuner - 他のプレイヤーの手法を真似て、さらにそれを洗練させようとする。
- Analyst - 他のプレイヤーの手法をいくつも見て、それに基づいて適切な戦術や戦略を選択しようとする。
- Nut & Bolt - なるべくミスをせずにゲームを進行させようとし、その結果として勝利する。彼らにとって勝利はゲームをよりよく理解したことの結果である。
-
FuturePlay - ゲームデザインに関する国際会議
0 件のコメント:
コメントを投稿