赤塚不二夫「トキワ荘物語」昭和33年。
『穴埋めに明日の朝まで8ページ読み切りに頼みます』
『そして雑誌に見たら勝手に連載されていた。』
すごい時代だな....よく考えたら、
『明日まで8ページ漫画が欲しいから
あそこの家に行けば何とか描いてくれる作家は複数が居る』
こんなことはあるかよ!あり得ねえよ!!
でも普通にあったのはその時代。
そしていきなり連載になった時代。
雑だな。でもすごい。
俺は編集だったら胃が痛くなる。
1日以内で8ページの穴を埋めるなんて、あり得ないよ。
普通は雑誌を減ページする方が現実だろ。
広告増やして何とかする手もあるし、そっち方がずっと楽。
でも、そうならなかった。そう思えば日本の会社はすごい。
漫画のストックはなしでその場で何とかする。
産業黎明期の特権と思います。
雑にやれる割に、何でもありだ。自由度は高い。
そう思えば、今の時代の漫画誌は硬直していますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿