眠れないので、3年前に描いた「子供の紙幣」を読み返した。
あれ。
全体的に龍居の話より、「子供の紙幣」の方が面白い......
どうしてこうなった?と考えてみたら
「子供の紙幣」の物語は筋は太い。
全話のストーリーがしっかり繋げてる。
あとキャラ面では子供がメインなので、ギャグが多い。
龍居の物語は大抵の時に大人と関わってるから
大人しい話が多い。
そして物語構成面では、ほとんどの話は『必然性』がない。
そして全体的にページ数が足りないから
キャラやテーマによって遊び心を入れるスペースがないため
ハズレ回は存在している。
まああそこは1話完結の物語だからしょうがないけど
改めて自分の強みを再確認しました。
あと、龍居の物語に『ネガティブ』な要素はあんまり無さすぎる。
悪役不在もある程度に緊張感が無くす。
......今更だが、俺は子供キャラを描くのが上手いんだ....
ケモノキャラと比べて流石に及ばないが
大人キャラは本当に毒も薬もならなすぎる。
構成的に2作は割と似てると思ったが
案外にそうでもないんだ。
そしてちょっと分かった。
俺は「悪意」や「ネガティブ」が完全存在しない物語では、
面白さは若干劣る。
どうりで、昔シナリオの原型では
ルミと龍居の組み合わせは話運びがうまく行かなかった。
俺は人情劇が比較的に苦手。
全員「いい人」のシナリオは、俺はやっぱり量産できない。
思い出したので、当時に編集部は『子供にボクシングをやらせない』
だからボツされたネームをもう一度読んだ。
あーーー、やっぱりこの話がよかったなぁ....
やっぱりこの漫画コミックス化して欲しい。
こうなるとこの1話を書き下ろす必要がある。
3〜4年前の日記を読み返すると、本当に何から何まで変わったな。
ほとんど商業誌連載のアイデアは採用しなかった。
龍居だけ予定通り、他は全部叶えなかった。
Fanboxの開始で方向性は一気に変わった。
体調も、4年前くらいならまだ1日6時間を描ける。
でもその時に編集の仕事しているから
月16ページしか描けないからね。
本当に未来の予想はなかなか当てにならないだな。
....こうなると、やることは一つ増えたな。
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