この事は、特にジャンプが目立つ。
9話目前後いわゆる2回目センターカラー
もらえた連載は、確実に有利。
一時期は全て連載は
2回目センターカラーを与えた時もあったが、それは例外として
9話辺りでセンターカラーをもらえない連載なのに
1周年を超える連載は殆ど無い。
逢魔ヶ刻動物園は5巻、賢い犬リリエンタールは4巻 大体これが限度。 むしろ、作品をヒットさせるより カラーを貰えず5巻も続けるの方が極めて珍しい。 まあセンターカラーは3回も4回ももらえた作品(主にコメディ) 30回辺りから下降して1周年前後で終了する作品もあったが 正直に言って、それもヒット作よりずっと少ない。 |
しかしサンデーのマギように
1巻の売り上げは低めだがじわじわ上がっていく作品はある。
でもその作品、アンケート取れるぽい。
とにかくジャンプはヒットするか、3巻以内終了のは
どちらになる作品は9割を占める。
当たりと外れが激しい。
その感じでやれるのは、天下のジャンプだからこそ出来る。
普通の雑誌では300万部がないから無理。
それは”大きく流れ”だから、大博打をできる環境。
盤古の序盤もアンケートはイマイチだが
ネットで連載を始まる時は科挙篇へ切り変わる
新キャラと新ステージ、カラーページ+大増49P、
さらに半月刊連載にシフト
それはてこ入れ、そしてスタートダッシュの一種を取れる。
今で思えば、そこで博打するのは良い判断だ。
自分でもらえる条件から見れば、それがベストだと思う。
ジャンプの300万部はここに居なくでも
流れを掴む、スタートダッシュのパワーを有効利用、
これは漫画家として仕事の1つかもしれない。
スタートダッシュの掴みも重要だが
週刊ジャンプで見れば色んな面白い事を見える。
1話目のハッタリだけじゃ続けない。
連載1話目の使命は主役の魅力を見せながら
2話目以降は、
読者に”この作品を楽しめるポイントを次々と見せる”。
この事はしっかりストーリーに組み入れないと
週刊連載として”毎回楽しい、次回に楽しみ”になれない。
30話以降、初期構想は使い尽くし、締め切りに追われる
厳しい条件ならできないも仕方ないが
最初の2巻くらいはこれを意識しないと駄目だと思う。
確かにドラゴンボールの序盤もアンケートがイマイチ
トーナメント武道会で持ち直したが
それはまだ3~4巻の話だから
計算ではそれも恐らく連載前で準備した素材はずだ。
たくさん楽しめる要素を用意して
できるだけ毎回を間断なく、スムーズに読者に与える
という事は連載の必要条件だと思う。
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