(1)カケルの世界を終わらせる呪いが発動する → 発動「後」に食い止める
(2)総帥とまっさんの死闘の末、総帥が討たれる → その後水月との回想、復讐の真実の暴露
(3)夢路の「実は生きていた」は最終回でこっそり表現 → 総帥との中途半端な意味の無いバトルは必要ない
(4)真界で封印する時、母守の犠牲が必要になるって知った時、良守は真界を解除 → 母親と大喧嘩 → 母親に生まれて初めての感情の揺れの描写
(5)時守は宙心丸と共に最後まで暮らせる「描写」がある
(6)宙心丸の封印は規模が違うだけで「開祖」と同じ方法ではない「新しい何か」で行われる
こういう風な展開だったら不満は無かったと思う。
......ある所にこんなレスを見た。
ついでに俺も結界師の完結感想を。
序盤ではかなり好きだった作品だけど
ラストバトルの1年弱、後ろに行くほどおかしいと思った。
色々考えたが、
作者は”仕方なく諦めよう”の姿勢で作品を終了するしか思えない。
特に主人公の良守はマジで厳しい。
宙心丸は体質のせいで救えない、仕方がない。
お母さんは凄く強いから止めれない、仕方ない。
日常に帰って、母さんの事は一旦置くって、ケーキでも作ろう。
......って、これじゃ大人に言われた通り動くだけじゃないか。
これは、少年漫画だろ?
色んな所はまだ粘れば何とかになる、
作者は強引でも新設定を作れば、決して”仕方ない”じゃない。
書き手は諦めると、希望は消えてしまって
結局は諦観の雰囲気になる。
普通、せめて”正守や良守が母さんを助ける方法を探し続け”
くらい姿勢を見せるの方が良いじゃないか?
皆は、流石に諦めすぎじゃ.......
”粋を超えるのは不幸になる。
だから人は限られた範囲にやるべき事をやれば一番。”
こういう気持ちは作品内に何回も繰り返した。
その理屈は間違いないと思うけど、
何でわざわざ330回も描いて、こういう悲しい結論しか出ないだろう。
恐らく、作者はもっと早い階段で終わらせたいけど
編集は許せないから無理に引き伸ばした結果と思う。
作者は20巻くらいで終わりたかっただろう。この作品を。
無理に引き伸ばした結果、後半の話は結界とあんまり関係なくなった。
良守、時音、正守は全て”出来る事”が無くなって
出番も重要性もサブキャラに喰われて
キャラクターのバランスが崩した。
しかし、この人も”悪役”をそんなにパターンに作れないタイプ
さらに”戦いを描く”もそんなに好きじゃないから
最終戦は凄く虚しくになってしまった。
長篇連載はこれほど難しいの事だ。
盤古だって、15巻辺りから主役として厳しくなった気味だし。
でも、個人の考えてだが
男だから”仕方ない諦めましょう”という考えは好きじゃない。
強引でもハッピーエンドを描きたい。
少年漫画は希望を描かないといけないと思う。
結界師も、あと20話くらいちゃんと”最終戦の気迫”と
キャラ(特に"結界師たち")のアフタケアー....つまり”希望”を与えるべきだった。
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