2017/11/12

子供の紙幣6〜7話シナリオ

今日はシナリオ書く。

今回のエピソードのメイントリックはとっくに決まりました。
クラスメートの『金を払って嫌な奴を殴る』依頼
という負の連鎖をどうやって断ち切るの物語。

でも実際に書くと、このエピソードも
1話分じゃ書き切れない、2話分じゃページが余る
という微妙なところになってちまう。

その時に別のエピソードを思い出した


『ピザ一枚、金貨一枚』という絵本の話が結構好き。

簡単で言えば
金貨1枚しかない二人が交代に相手が作った食べ物を買う。

最初は二人が商売でたくさん稼ぎたいから相手の物を買わないけど
結局金貨は1枚のままだが、
二人とも腹がいっぱいになって幸せになるの話。

この童話が一番好きなところが
『金を儲けではなく、価値を作り出して交換するの方が重要』
というテーマ。


で、この話もテーマだけでこのまま使えないので
この2つエピソードがセットして組み込めば
1つ前後編の話になると思う。

金を払ってものを作るのが素敵こと。
でももし『金を払ってものを壊す』という依頼ができたらどうする?

戦争ビスネスは、
武器を両方に売って戦争で両方が勝手に共倒れ
自分だけ儲けるという甘い汁を啜る商売。
実際、アメリカはそうやってきた。

しかし、本当にそれでいいのか?

この時に主人公の機転が効く。

恨みを持っている、相手を殴りたい欲望を変わる方法を。
  
『ボクシング』ができるクラスメートを依頼して
二人ともリングに引き上げて
『喧嘩』を『スポーツ』に、『報復』を『競争』に変えて
うまく解決させる。

負の感情をうまく発散させてプラスに転ばせるのも価値の創造。

という流れで6~7話のエピソードを出来上がり。

この話の構成とテーマがすごくいいと思う。
銭くんの立ち位置も絶妙でうまく活躍してくれるはず。
オチまで綺麗にまとめそう。

正直この話がうまく描き切れば
テーマ的に残るのが終盤エピソードだけだ。

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