2012/05/31

ルールの裏側に

http://en.wikipedia.org/wiki/Figure%E2%80%93ground_(perception)
図と地
珍しくこの項では日本語のWIKIが無いね....。

http://blogs.dion.ne.jp/miewie/archives/6501789.html

二つの意味が、一枚の絵にあるのです。
一方の意味にとらわれてしまっていると、
もう1つの意味には気づかず、ただの地のまま。
しかし、もう1つの意味に気がつくと、それはもはやただの地ではなくなる。


この話のポイントはここ。

4回戦の落とし穴は、個人戦と思い込むと
団体戦として思考できない。

ルールは、裏返したら別の顔が現れる。
しかし例えそれを知っていても、
先入観があるため、どうしても2つ目の意味が見つけない。

こういう図と地の騙し絵はバランスを取っているだから
簡単に切り替えるけど、現実では地の形が遥かに見つけ難い。

知恵がいくら持っていても、先入観が持ったらおしまいです。
決してその風景を見える事が出来ない。

このテーマが出るのは、あと5~6回くらいかな。
ゆっくり考えてもいいだろう。

2012/05/30

あと5ページ





















ここまで18ページ。
あと5枚.....

良いペースだが、時間は厳しいのが変わらない。
頑張らないと。

今回は殆ど火のバトル。
6巻の獾離戦もたくさん描いたけど、あの時の攻撃パターンは球状だけ
今回は別の意味で楽しい。

火の”流動”は面白いね。

2012/05/29

ラブコメ

魯泉、徐梅、黃雷、宿華
そして霍安、守芬、友俊のラブコメ用シナリオ出来上がり。

タイミングは99話沙洲市場の頃。
宿華をお礼を返しするつもり黃雷は、
黃亙を”女の子は何を好き?”を聞く。

”女の子は.....甘いモノが好きはず。糖を贈れよう。”
と聞いた黄雷くんは、
砂糖を持って宿華に会って行く.........

こういう感じの番外篇。

これは2組の話なので合わせて12~16ページ程度の話。

楽しすぎる。ああ描きたい。(笑

2012/05/28

善戦

焦猛はちゃんと攻撃が当たったダメージを与えましたシーン。
が、ページは足りなくてボツになりました。

その後、この構図は
逆に自身が大きくダメージを喰らったシーンに変われました。

こいつは、本当に不憫だな........
あくまでも”ダメージを喰らう方”なのか。

下書きは2日半以内終わらないと、今回の締め切りがヤバイ。
今回のネームは散々にボツを喰らったな。
結局、ボツも含めて全部40~45ページくらい描きましたぞ....大変すぎる。

フラグ管理

そういえば、申屠西の西は”さい”も読めるし
そして犀(サイ)は釵(さい)という武器を使っている。

...........なにこれトリプル文字遊びは。あくまでも偶然だけど。

113章のネームは完成。今回はかなり苦労でした。
完成したから見れば、今回は時間かかるのは当たり前。

岳墉と申屠西のエピソードは今回臨時追加したもんだから
フラグは増やした、そして同時に次回は回収に決まりので
全部今回で決まらないといけない。

3回戦以降のフラグ管理は難しくなる
4回戦は難度最高のフラグ構成を挑戦してみたから
1つフラグだけ追加しても全体に影響を与える、計算は難しい。

今回は理解しました、
週刊連載ではこのようなネーム構成は不可能。

ネームなんて5日も6日も使えると週刊連載としてアウトじゃん。
しかし半月刊ならギリギリなんとか。

せめて神都字謎レベルほど単純な構成じゃないと
ネームは3日で終わらせるもんじゃない。

週刊なら構成もフラグも簡単にすべき。

例え作家はフラグを管理できても、ページ数も時間も足りないから
結局シンプル構成しか使えない。
フラグは設定しても描かない、読者に想像で補ってもらうしかない。

ワンピースで例をすれば、30巻辺りから
フラグの数は週刊連載19ページの負荷量をオーバーしている。
そして後ろになるほどこの状態は目立つ。

フラグは全部描く、ワンピースようなネームはごちゃになるが、
ナルトような話進む異常に遅くか、どちらになるだろう。

対応

知り合いから聞いてた。

”今は稼げても、いつか出来なくなるので不安。
稼げる内に頑張らないと。”

まあ、それは理解できるけど
俺にとってそれですら贅沢。

今回父さんの入院と介護費用を払ったら、
なんかどうでもいいなってきた。

この先は不安と思うたらマジでキリがない。

ああいう悩むは、大抵10年先、20年先の事だが
俺の場合は1年先はどうになるのは分からない。

不安とか不満とか、持っているのはちょっと厳しい。

もっと正確に言えば、別に不安でも不満でも無い訳がない。
10年分の不安なんて持っている余裕は、今ないんだ。


ある意味、家に一人病患が居ると赤字になるという事を実感した。
でも本当に色々勉強になると思いました。

人は一人で生けられない。
そして家族でも助けてくれると限らない。

知らんぷり訳ではないが、
しかし人はやっぱり”余裕が無い”と言ってしまう。

だからこそ、
赤の他人でも助けてくれる人は本当に本当に凄いと思う。
人間一人を救うの重さは、想像以上に凄いんだ。


多い人よく言っている
”本当の余裕ができるまで”とか”不安を乗り越えるまで”とか
そんなの話じゃないと思う。

しかし今の時代、今の経験、今の人々に
こういう感じは伝えないだろう。

みんなは”20年先の幸せ”を確保するまで頑張っているから
”今だけしかない”生き方は分からないだろう。

2012/05/27

"朝三暮四"

http://contest2004.thinkquest.jp/tqj2004/70237/t/tyousan.html

中国ではこんなの話がありました。

で、この話に似てるけどちょっと違う条件では?と考えました

老後を心配する人は多く。
人生最後の20年を快適に生きるために色んな苦労でもする。

.....そこはちょっと考えました。例えば
人生の前50年は幸せに暮らす、残った20年は厳しく寂しい。
と、人生の前50年は同じくらい苦労する、残った20年は幸せ。

どちらに取る?という話。

 "朝三暮四"と似てるけど、明らかに条件が違う。


そして面白いのは
それでも”人生の前50年は同じくらい苦労する、残った20年は幸せ”
の方が選ぶ人は割と多いと思う。

まあ、あくまでも”事前に選ぶ”の時だけと思う。
実際に苦労が始まると、結構な人は考えが変わると思う。

苦労はしていない人は、
案外に”終わりに良ければ全て良し”と信じ込むと思う。

要するに”苦労する50年”は、どれほど苦労するのは想像できない訳だ。

大抵の場合、実はその”苦労する50年”は大した苦労でもない。
ただ仕事ばかり単調な生き方だけ。
そんなのは”つまらない”だけ、”苦労”に入れないだよ、本当は。

もちろんこれはそれほど単純な話ではない。
幸せって単純の量だけではなく
バランスよくどこに置くべきも重要なんだ。

でもこれだけで詐欺は成立できるだよ。
老後保障の商売は、”未来を売る”商売の一種。

そう、50年の苦労と20年の幸せの方を選ぶ人が居る時点で
ここから利益を抽出できる。

老後という最後の不安は理解していないかぎり、ね。

老人ホーム探し

6/8

今、父さんに居る老人ホームは住めなくなった。
早く新しい老人ホームを探せないといけない。


連載自体はこれから月刊ペースだが
コミックは出し続けるから、仕事は減っている訳ではないから
時間は足りない。


これは厳しい。
準備金も必要だし、探す時間も必要
すごくプレッシャーかかっている。

この数週ではすごくストレス、体調が悪いと感じる。
睡眠も上手く取れない。

色んな事をやらないといけない、しかしこれは苦しいなぁ。(汗
早く一件着落してくれないかな。


今天去鄭州路找另一家護理之家
說有空床位,有分單人床雙人床3人床跟多人床
人越多共住越便宜,我問護理人員有沒有3人床或6人床呢?的時候

她指著2人床的房間說這裡有位子。

.....接著才是神奇的地方。

因為預算拮据,其實2人床跟本預算不夠。
我只好再問一次,真的3人床或6人床都沒有位子了嗎?

護理人員才帶我到另一個走廊
指著3人床的房間說這裡有床位。

...........咦?怎麼好像哪裡不太對,
為什麼第一次的時候不回答我有3人房......


...........仔細想想,第一次問的時候,她也的確沒有回答我
"3人房跟6人房都滿了"。

..................
.......
也許有6人房的位子是空著的,但是我不敢問了........


因為是公家機關的護理之家,所以即使介紹我住比較貴的房間
她們賺的也不會比較多,所以這個舉動反過來的意思是....

也許真的是一片好心,想讓老人住比較好的房間。

真的要住比較差的房間......要家屬自己有心問到...的意思嗎?

2012/05/26

修正思考中

色々考えたが
焦猛パートはほぼそのままでいいので、
直すのはサブキャラのパートになる。予想通り大体半分。

フォカースされるサブキャラは、申屠西と岳墉二人に変更。
これは次回のトリックと関係があるから
相対位置は近いキャラを選ぶの方が妥当。

そしてこの二人のエピソードは2.2.2ページで3パートで描く。
まずか岳墉、次は申屠西、最後は二人とも
焦猛が倒れる瞬間に合わせて、そして最後のヒキへ繋ぐ。

これなら相対位置も上手く表現できるので
あとは陶隠のセリフ次第で全篇のテーマを統合する。

陶隠、謝亨の仕事は結構重要なのでこの辺りのネームの肝。
他のキャラは言えないセリフと読者へ情報を伝うという大きな仕事がある。

途中の焦猛回想は次回へ先延ばし。だから上手く23ページに抑える。
編集長の話で、良いアイデアを思い付けた。

確かに単純の立ち上がるより、打開策を見つけるの方が良い。
1対1から2対2へシフト、この戦略は一瞬で見せるから
爽快感がとても良いと思う。

この策なら114章の見応えさはこの時点で保証されたようなもんだ。


しかしよく考えたら、試験生達に互いにリンクさせるの展開は
113章のシナリオを書く時点まだ浮かんでいないだよ。

でもこの試験のテーマと相応しいから、追加の甲斐があった。

この試合は本当に良い試合になりそうだ。

2012/05/25

間接影響

打ち合わせの結果、.........えーと、今回のネームは本当に不思議ね。

結果的に半分使えるだが、パーセンテージの問題じゃありません。
難しい、という言葉もこの感じを当たらない。

今まで、描いた事がない無いパターン、という感じで。

スト-リーは同じだけど、テーマは変わっている。
こういう事も珍しい。

今回のネームはそれぞれリンクの会話は限られている、
しかし意思疎通は必要。

編集長曰く、今回ポイントの1つは”情勢”の表現。
ストレートではなく”間接的”に色々影響を描く。

なんか珍しいと思うたら、今回こういう”間接影響を描く”の展開は
週刊に限らずに
全体的に少年漫画にとってかなり少ないケースと思う。

だからネームの時は、そこに”何か居る”と感じているけど
ずっと空振りばかりで手応えは無かった。

..............面白いテーマだけど、手強いね。

陶隠はこの流れにキーマンになるが、
そうなるとサブキャラの対応は大きく変わる
さらにヒキまで全然違うになるから大変。

焦猛と他のキャラの関係は一番難しくなる。
本来の構想と大きく違うから、そこら辺の表現は難しい.....

同じストーリーのに違う書き方....果たして上手くできるのか。

2012/05/24

セリフ言っちゃいけない

今回のネーム悩むね。徹夜に考えている。

後半と前半はテーマで貫くのは難しいー。

ラストの部分は、非常にやりにくい。
サブキャラ達の”立ち上がる”シーンは、セリフ言っちゃいけない。

つまり”ここで諦めるな!”、”負けるもんか!”
こういうセリフは一切出さない。しかしその気持ちを伝えないといけない。

代わりに、他のキャラは別のセリフを言わせて
何とか周りから囲め、その雰囲気を作るの方がいいかもと思う。

......本当にそれほど難しいな事じゃないけど
俺のネームとして、このパターンは結構珍しいから
果たして上手く行くかどうか分からない。

今回のネーム、そのまま言葉で言い出すのはいけないシーンは多くて
こういう回りくどいのやり方を使うになりそう。
テトリスようなパズルでネームを作ているの感覚だ。

なんか勉強になるの予感。
今回の経験でもう1つネームのパターンが増えるかもしれない。

2012/05/23

6:4

今回の見せ場の1つ。
これまだ”ネームは勢いよく、作画になると頭が痛くなる”構図。

4つパンチの軌跡はこのシーンの流向。
二つの炎が戦えているイメージで、火の流動を描く。
うん、難しい。(笑

今回の戦闘は6:4で焦猛が劣勢、というイメージで描く。
先回は7:3くらいだから前回よりマシの程度。
一見互角に見えそうだが、やっぱり届かず、という感じ。

こういう微妙な実力差を描けるのは戦闘漫画の楽しさ。
底力爆発で一気に逆転より、個人的にこう”じわじわ勝機を見えてくる”
シチュエーションが好き。

今回も上手く行くといいな、ネーム。


--------------------------
中盤の山場が超えました。
残るの問題はラスト10ページ。

その中に、最後の5ページのヒキは今回難関に一つ。

サブキャラ達に、熱くなる、立ち上がる瞬間。
これはかなり難しい。
ラストの見開きと、その少し前に流れはどう描く?

メインキャラではなく、その周り人で締める引きは結構珍しい。
その分も難度高い。

ここの陶隠も少しセリフを話せたい。
陶隠は落ち着くキャラだから、熱さは持っていない。
だから今回に焦猛のやり方はできない。

そこに少し羨ましい。.......こういう雰囲気は伝えたい。

うーん、例えここも上手く乗り越えても時間かかるだろう。
あと1つ閃きが欲しいな。

力比べ

113章のネームはまだ前半、ちょっと難しい。

今回の戦いは完璧に力比べだから、戦術の欠片なんて無い。
だから駆け引きはキャラ心理に依存。

テーマは非常に熱くて素晴らしいと思うが、
質実に焦猛一人で全てを支えないといけない
ある意味このネームは普通のバトル回より難しい。

良い素材と確信しているけど、処理方法は確信を持っていない。
もっと正確に言えば、実はセリフまで大体決めているから
本当の難関はネームの”リズム”。

イメージ的に、今回は”鼓動”ような
行ったり来たり、今と昔に往來するようなリズムを描きたい。
でもちょっと..........なんかこう......まだハッキリに聞こえないような。

まだ1~2日くらいかかるだろう。
一筋に通じないネームになるかも。

2012/05/22

環境を整える

普通なら仕事環境を作るの話だが、よく考えると
土壌作りなど自然環境の要領も同じ。

つまり、天地創造の話とちょっと似てる。

作家はある意味一人でやれる仕事だから
今まであんまりそんな風で考えないが、先生の仕事なら分かる
管理職など、こういう能力はかなり必要。

目的と範囲による、どんなの環境を作り出すのは
色々テクニックが要る。

5回戦のテーマですが今から考えても遅くない。

実は結構レベル高いの話と思う。

普段の人間、環境が悪いなら愚痴する方だし
環境を整えるのは”上の人間”の仕事、という話がよく聞いてる。

平均レベルなら家庭を幸せする(5人程度範囲)でも立派だから
会社ようなスケールになると環境を整えるのは結構難しい。
必ず資源不足、人材限られて、色々妥協を考えないと。

今までの経験、本当に俺に”下”の人間なんて
アシスタントしかない、だから経験はゼロと近い。

でも漫画のテーマとして考えなら面白いと思う。
神になるのは、ある意味は”究極の管理職”だからね。

王はあくまでも国の人間とシステムを担当するだけ、
だからどんなに凄い人でも自然環境までカバーしきれない。

しかし、神は自然の仕組みと参数まで管理しないといけないだよね。

だからこの試験はこれほど裏ルールが存在している。
良い意味も、悪い意味も。

ルールを作った時は必ず”裏側”にも作られるから
そこにもしっかり気を付けないと、良い管理職になれない

2012/05/21

ページ足りない

振り分けてみると、焦猛戦を終わらせるために
最低は33ページ以上に描かないと無理、しかも駆け足なので
今回終わるのはほぼ出来ない。

なので最初の予想まで描くしかない
それはいいが、次回からの区別はちょっと変わるかも。

丁巴リタイアまだ早いので、
114章は多分盤古パートを使うかも.....

まあその事は来月に考えておこう。

2012/05/20

113章シナリオ

焦猛戦後半........と言っても
謝亨戰の後半は29ページも使ったから
正直、焦猛戦はこの回の25ページで終わらせるかどうか自信がない。

焦猛の心理をどう描くのは今回最大の見せ場。

今まで盤古と魯泉からサポートもあるが
もっと重要のは、焦猛の過去とテーマの絡む。

”熱くなる瞬間”は、どう表現するのはキモ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%89%93%E7%9F%B3
http://www.d3.dion.ne.jp/~makiuchi/
火打石

こういう存在になるかな。

子供時代は話を聞いても意味が分からなかった焦猛は
科挙篇の前半は”賢いやり方”でやっていた。
熱血って一時の勢い、いつまでも続かないと思うので。

しかし一瞬の勇気は、人を動かせる。
火打石のように、物を燃やせるような力が持っている。

一瞬の熱さは、こんなの風にもなれる。


そして出来れば祝鈴の”色んな火”というエピソードも入りたい。
化学の火を使える祝鈴は時代の進化を応じて
昔よりさらに幅広くの火を使えるようになった。

ちょっと意外のは、
祝鈴は新しいの火、焦猛は古き良きの火。
普通の配置と逆になっている。

そして焦猛の熱さは人々を踏ん張りさせ
戦いはさらに白熱..........最低はここまで描かないといけない。

もちろん出来れば戦い終わるまで進めたいが
恐らくあれからさらに10~12ページまで必要、
果たしてページ数は足りるかどうか分からない。

まあ明日からページを振り分けてみると分かる。

2012/05/17

風景

今回の扉絵。
こういう風景は大好きだが、今のストーリーじゃ全然入れない。

正直ページごとにこういう背景があると時間は足りないから
扉絵で描くのは正しい。

今日は効果線描く。
アシスタントAさんは6時間の小物を描く。

今の時点は約16ページ。
残り7ページと全てのスピード線。
12時間くらいがあればホワイトまで終わる。

なかなか順調なので、間に合えそうだ。
これならある程度の睡眠時間は何とか確保できる。

2012/05/16

残り2日弱

アシスタントTさんはベタを7時間を描いて
俺はキャラ、背景を一気に進む。

これで明日からようやく効果線だけ。
......と言っても、
2日弱で23ページの効果線とホワイトを仕上げるのは結構大変。
ここからの作画、少なくでも20~22時間以上が必要だし。

明日は徹夜しないとまずいかも。

2012/05/14

タイム

13ページ以降のタイムを記録しました。

....やっぱり、この辺りの下書きは全部1時間弱で1枚を描ける。

結構全力なので8時間で11ページを描いた。
そして肘が少し痛い。
まあ本来ならこのスピードで描けるべきじゃないから.....

この前に休日に丸1日のタイムロスはちょっと厳しい。
父さんは病院に送られて介護に時間を喰われてた。

うーん、残り4日弱で23ページのペン入れから背景と効果、
そしてホワイトまで全て仕上げないといけない。

正直、無理ぽい。せめてあと半日くらいがあれば...

動きの絵


盤古戦を超える、焦猛戦にシフトと一気にスピードアップ。
やっぱりこういう動きの絵は描き易い。

ちょっと時間を計ったら、ほぼ半分程度の差が開きました。
まあ焦猛はデッサン的に描き易い所もあるけど。

でもこういうバトルはデッサンは明らかに正確ではないが
勢いを出せればデフォルメが効く。
むしろ正確の方が勢いを感じられない。

前半は馬賢と黄雷のバトルは
格闘スタイルから、動きが止まった瞬間を捉えるタイプだから
後半のバトルと相対的。

しかし焦猛はデブだからそんなに動かないと思ったが
猛ダメージを喰らったから、色々動かせないといけない。
結局、割と躍動感が溢れている。

こいつも大変だな。
盤古戦のキャラを除いて、焦猛が喰らったダメージが一番大きい。
ドラクエで計算すればここまでだけで150のダメージを受けましたかな。

彼のHP高そうだから大丈夫とはいえ苦労した。
バカ正直の奴から受かって欲しいね。

2012/05/13

遅い


..........112章の下書きは思ったより遅い。
ちゃんと描いてると思ったのに、1日は5ページしか進めない。

前半の戦いは魔法エフェクトではなく、キャラ自体が戦っているから
デッサンが苦労した。

ここで出た兵馬俑。ネームの方が格好よくなので
ちょっと迷ったけど、結局デザインはややギャグ寄り。

あくまでも一時凌ぎのアイテムだから
あんまり格好よくに描けると強いに見えると後は困る。


ここのキャラ身長はややこしい。

盤古は4.5m、守芬、黃雷、魯泉は1.5~1.7m前後
馬賢は2m、羅剛は2.5m、兵馬俑は3m
正直こんなに細かいサイズ差を表現するのは面倒だ。

こういう空間的な要素は苦手だし.....
後半は早めに描かないとやばい。

2012/05/12

暗くなる意識の範囲

”暗くなる電球”、ドラえもんにあった道具。


http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003679.html

懐中電灯のたとえで言えば、自身が点灯しているときにしか、
点灯していると意識することはない。
たとえ点灯していない時間がかなり長かったとしても、
周囲の状況にほとんど変化がなければ、
懐中電灯には光がずっと点灯していたように思われるだろう。

..........意識は”光がある範囲”、こういうイメージは良い。

数千年に知識を積み上げた人間の知恵は
我々の周囲を照らしました。

コレがシナリオに使えそうだ。

例ですればドラえもんの”暗くなる電球”ような、
”闇に当たれるとその範囲が見えなくなる。”
つまり意識から排除する、知識も忘れる、無知の状態に戻る。

昔は”概念の形を目に見える”狼少年は”概念”と戦うシナリオがあった。
それの変形版シナリオ。

これは盤古の場合、妖怪側キャラが持っている能力になる。
丁度、”漢字”という神の力を殺す反則技。

ボス戦くらい格が高い能力。

実は、盤古は魔都篇があるとすれば、妖怪の能力設定は難点。
基本的に妖怪の能力は神と相対、”見破られると通用しない”。

だからナゾナゾに近い形で考える方が理想だが
そうすると抽象的、概念的、分かり難い能力が良いだが
その線の発想は格段に難しい。

神キャラなら部首を付ければ出来上がり、量産は簡単。
妖怪なら概念の基礎が理解しないと難しい
比べてキャラの数はどうしても限られている。

でもまあ別に今は描く予定が無いからいいし
ゆっくり探してもいいだろう。

2012/05/10

マップ

台湾の子供の世界地図。

ちょっと古いのネタですが結構笑う。

人間って、頭の中に自分にとって重要なモノが異様に大きく
どうでもいい事は小さくなって
結局客観的にこの世界に見えなくなる。

誰だってそうなのだ。
人はそれぞれ自分の主観意識で世界地図を描くと恐らく
大体こんな感じになると思う。

これは結構、良いシナリオになると思う。

人々の世界地図を描き出せて、重ねて、使えなくて
困くなるだろう。

それでも、世界は回る。

機甲盤古109章日本語

http://www.comibook.com/cb4652

4回戦の序戦は呉鎮親子の話。

この辺りは序戦だから軽快なテンポで進めたいから
1回で終わりましたが結構思い入れ話。
父さん達の会話は色々楽しかった。

そして呉鎮の戦いは週刊1回分のページで終わったが
実は逆に呉鎮の実力が高いから出来る事。

これからたくさん試合を描くけど
本当に1対1の勝負で試験官を勝ち取るのは呉鎮だけ。

他の試合は、あくまでも2対1や何かがサポートを貰った形で
やっと試験官を勝てる場合が多い。

もちろん一応呉鎮の相手が試験官の中でもランクが中の下だが
それでも一人、しかもほぼ無傷で勝ったのは凄い。

http://www.comibook.com/cb4642
比べて陶隠と謝亨は二人かかりで残神を勝った。

リンク戦として変則ルールを採用したおかげで
普通の武道会と一味違って展開をできる。

 陶隠戦では回数は2回弱、46ページを使った。
週刊の計算では2回をオーバーした。

1試合は1~2回で済ませる、決勝戦だけコミック1/2冊程度で終われる
こういうスピーディー展開を実現できるのはかなり難しい。

こう描くとドラゴンボールの凄さをよく分かった。

綺麗過ぎる

ある知り合いの事を思い出すと、何となく違和感。

綺麗な作品を描ける人。絵は本当に美しい。

時々、彼の記事を読む。
撮る写真は美しい、旅の先は美しい国、美しい記念館を行く、

.......そして、美しいな”本”を読む。
この辺りにちょっと変と思わせた。

あれ、本くらいなら”美しくない”でもいいじゃないか。


そして覚える限りと、彼は美しくない事は一度でも見せた事が無い。
芸人ようなプライベートが別、ではなく
彼は本当に何から何まで”美しさ”で積み上げた感じ。


しかし逆に俺にとって彼は
”美しくない物を見えていない”ような感じがする。

自動的に視野から排除する、そんな感じで。
美しいな物を大好きだから、美しいな物しか経験しない。

まあ恐らく真実は違う、これは全てが俺の思い込みだけかも。

でもよく考えたら、まあ別にそこは重要じゃない。
それはそれで面白いキャラ、そう扱えれば良いと。

2012/05/09

引きパートは次回に

”今回の引きは、次回の先頭に移動する方が良いじゃない?”

112章の結論はコレ。
確かにラスト数ページはしっくり来ないと思うたら
この手があったのか。

それ以外の部分は概ねそのままでいい
ラスト引き2ページを描き直すれば今回のネームは完成。

本当にこういう9割、ほぼokのネームは久しぶり。
そしてページ数も上手く23ページに抑えて
時間稼ぎは成功しました。

今回はバトル面も多いが流石に先回の蚩尤と比べてかなり楽だし
原稿は順調に進めると思う。

2012/05/08

化学の戦い

盤古戦のネームは終わり。ここから中盤。

ちょっと捻りを求めて化学の資料を探しに。
文系の俺にとって割りと難しいが
幸いのはこれはあくまでも少年漫画だから簡単の化学で良い。

まさか漢字の漫画は化学ネタも描けるとは全然思えなかった。

ここから本当の戦いだ!(え


...............と言うわけでネームは22ページまで進みました。

9~22ページはセリフとコマ割りだけ、絵が真っ白
そしてラスト3ページはまだちょっと迷いので
あと1日くらいかかりそう。


でも案外にすんなり進んだね。
この14ページは3時間だけ、絵も入れば約2倍の7時間で終われる。

しかし別にテンションは高い訳でもなく、
単純に今回の内容は簡単だから描き易いだけ。

上手く行けば今回のネームは4日で済むかも。
バトルの駆け引きは本当に
簡単に決まれるんだね、この作品の場合。

漢字を選んで、順番を並ぶ、そして演出を考えれば
攻防だけで難なく20ページを描ける。

むしろバトル以外のストーリー要素を限定されたページに
ピッタリに詰むの方が難しい。
この点、今回の会話パートはかなり短くてやり易い。

一応繋ぎ回だから演出もそれほど派手がない。

それでも23ページに抑えなさそう。25ページが要るんだ。
まあ、2ページ減らせ事はどうやるか、
明日の打ち合わせに考えましょう。

2012/05/07

出来ないと思わない

112章と113章のシナリオは連動だから
序盤はちょっと迷い。

7~8割程度は決めているけど
自分に”心が動く”ポイントは掴んでいないからネームは始めない。

焦猛のテーマはいくらでもあるけど
欠けるのは素材だ。

この2回は一定程度の回想ページはアリだが
所詮3ページ程度だからあんまり過去篇を頼れない。

だから盤古と魯泉に絡んだエピソードを活用しないと詰めが甘く。

陶隠と違う方向性で、他の試験生へ影響を与えたら良いなと思う。


”例え結果できないでも、今だけはできないと思わない。”


人へ熱さを与えて、人を動かせる。

焦猛のエピソードは理屈が多少に強引でも熱くなったらそれで良い。
その気持ちが上手く描ければいいと思う。

最初からできないことを前提してたから
力技を諦めて賢さ(攻略)を頼る。

しかし果たして、チマチマ損益を計算のは本当の”賢い”なのか?
そう限らないと思う。

ババーンと豪快に稼ぐ事は人によってそれはそれで正解なのだ。

焦猛の考え方(できないと思わない)は丁度に
陶隠の攻略(できない事をしっかり考えて)と正反対。

しかしここはここで正解になっている。互いに応じる。
上手く描ければ、良い感じに試合の繋ぎを広げる。

高標準

........知り合いの話を聞くと、ちょっとどうかと思った。

まだ”日本で描きたい”の話か......

まあ収入の高さを狙うと分かっているけど
そんなの手抜きの作品で日本で描くのは無理だろう。

台湾で手抜きで描くなら、日本で本気になれると思えない。

今のチャンスを把握しないで
一番に創作力を持っている20~30代は無駄になる。

本当に、人間は怠けると駄目なんだ。
才能の無駄、時間の無駄だ。

2012/05/06

近いけど見たことが無い所

今日は、家から歩き20分程度の所に散歩。

実はちょっと前から気になる。

家は結構便利な所、電車、バスやコンビニ、食堂など完備
賑やかで暮らしやすい所。

そんなの家から少し離れた街並に
割と静かな、古そうな住宅区。コンビニはある気配がなさそう。
........そこは一体、どんな風景だろう?と思った。

そして行きました。

............
なんだ、この30年前街並の雰囲気は。
コレ本当、あれほど賑やか地区から歩き20分の所なのか?

やっぱりコンビニや本屋などまったく無し。
そして食堂ところが屋台ですら居ない。

廢墟ような住む人が無い、
草が生まれている家はいくつがある。

不思議だ。
俺達はいつも自分住んでいる所で世界を考えているけど
実はああいう風景は全然違う。

そんな所に立てると、漫画なんてその世に存在していない感じがする。
だって本屋も商店もないだもん。どこで売る、誰に売るという?

我々大好きなゲームやアニメなど、世界の中心と思った娯楽は
実はそんなに広げていないと思わせた風景。

こんなに近くに居たけど気付けていない。
自然も、古い街並も。

人間はただ、特定の地区に”現代”を立たせた。
それ以外に所は僅かだけ離れると、実は別の世界だ。

2012/05/05

成功しなければ?

今日は友人の話を聞いてる。
ちょっとずっと考えているテーマを描いて見る。

”成功しなければならない?”

漫画家としてヒット作を出せば千万から億単位を稼ぐ。
普通の定義では、それは成功。そしてもちろん良い事。
金があれば安心に暮らせる。作品もずっと描けるし。

だから、たくさん人は”成功の作家”を目指す。
成功しなければ、漫画家になる意味は無い。
別の仕事を勤めの方が良い。

こういうのは何処か間違い......しかし上手く説明できず。

だってさ、この定義の”成功した”作家以外、
たくさん作家が居た、そして良い作品も生まれた。
それはそれで、意味があるじゃないかと思った。

成功は無いけど、意味はある。

俺だってヒットしたくない訳が無いが
今まで1回1回の連載をしっかり描き続けた
面白いと言われて、良い作品も描いたし。達成感は高い。

俺にとってこの仕事の意味は面白い漫画を
できるだけ多いに、出来るだけ長い時間を続けたい。

収入はヒットしない限りまあその程度でしょうが
それでも、たくさん意味がありました。

漫画のヒット率は1割弱だし、
色んな意味では自分で把握できる事ではない。


色んな人の”成功の定義”は金と名声。

しかし俺にとって読者に楽しく読ませたい。
自分もしっかり面白い漫画を描く事、それは自分定義の”成功”。

それも有りだと思う。

別に誰もこんな風で考えるべきと思わない。

でも割りと、この現実に”色んな成功”を見えないも事実。
この世にもっとバリエーションがあって欲しい。


手塚先生時代の作家はいつも
”読者が次回を待っているから頑張る”と言っている。

...........まあ正直、作品はヒットしない限り
待っている読者はそんなに多くないと思うけど
逆に言えば、それは”もっと読者に読まれたい”という願いがある。

それはこの仕事の達成感。
収入多いのは嬉しいけど、それは”達成感”ではないと思う。

収入はどちらで言えば”安心感”に近いと思います。

こう考えると、人間の気持ちは安心感が達成感に上回りのは普通。
決して間違い事ではありません。むしろ自然。


でも人生は安心できないのはよくある話。
今までたくさん”不安だからこそ上手く行った”経験がある。

俺にとって不安は割とプラス働く。
だから普通の人ほど不安を怖い事がありません。

多分、その差はそのくらいだけかな。

2012/05/04

112章シナリオ

今回の流れは、盤古戦の守芬サポート
そして後半は焦猛戦と陶隠のやり取り。

112章の難点は、繋ぎ位置に居る陶隠
その策をどこまで言えるの事。

今回の焦猛はずっとダメージを喰らうだけで特に捻りは無く
盤古戦のトリックも簡単、基本的に繋ぎ回に近い。

だからこそ陶隠の立ち位置は今回バランスを取る役割。

しかし、ここに知らせる情報量は限られるので
基本的に”匂わせる”だけ匙加減が難しい。

そして陶隠の気持ちもここで少し描ける。
ここは、多分何かがテーマが持ってくるかも。

試験に関して俯瞰する、そんな感じで陶隠の視点を示す。

陶隠どちらで言えば、文官も武官もちょっとらしくない。
ある意味は器用貧乏に中途半端。

極端は走らない分、得意ジャンルは伸びない。
自分に特に拘りがありません。
それは、長所も欠点もなれる。

そんな風の自分は、他人とどんなに相対位置が確立できるだろう。
座標を探す........そんな感じで試験を参加したでしょう。

まだ平等じゃない時代

フォカスのシナリオ。

この話の設定は近未來、アメリカような色んな種族は一応平等。
ライオンとウサギは概ね一緒に暮らせる。

友人は曰く
”ライオンは食堂を開く時、向こうの兎さん食堂を睨む。
それシュールじゃん。”

.............こう考えると、もしかして
もう少し前の時代では、動物の間に”種族差別”があるはず。

そこで過去篇で描く、ケモノ達の歴史を表現できる。
世界観は広げるし、面白そうだ。

2012/05/03

熱くなる瞬間

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E7%81%AB%E6%B3%95
発火法


...............焦猛のエピソードを考えたときは、
テーマは何をしようかと、これを思いつけました。

”熱くなる瞬間。”

今まで、損益を計算して生きて行く人は多く見ていた。

しかし
”じゃ何も考えずに熱血で生きる方が良い?”と言われると
”はい”と答えられない。

だから、じゃ冷静のほうが正しい。
熱血なんて少年漫画の子供だまし。大人は知恵だ。情熱じゃねぇ。

こんなの結論になるしかない。


でも焦猛を見ると、どうしてもそれじゃないと気がする。

そして、この言葉を見つけた。


”人はそれぞれ必ず熱くなる瞬間があります。”




...........あ、そうか。

点火として、この事を考えればいいんだ。

時々は、一瞬だけの熱さが必要。
その場で決意を決める時は、熱くなる瞬間は、火は付ける。

別に24時間、いつも熱い必要ではなく
冷めたとき、心が寒い時、その時だけ、火種を与えて。

だから焦猛は太陽ではなく、火だ。


これは、案外に忘れてた事と思う。
大人になると子供ように感情的になれない、熱さは減るのは自然だ。

だから子供ように夢と希望を持つのは難しい。
............と限らない、と思う。

冷静と同じくらい情熱が必要。
動物にいられる限り、情熱の方が上と思う。

この意味では情熱の使い方、今の人間は分かっていない。
恋愛以外、色んな所が力になるんだ。

2012/05/02

難ページ残った

アシスタントaさんは5時間に小物やホワイトを描く。
俺は効果線、スピード線を進む。

23ページまで進みました。
残りのは僅か6ページだが、一番難しいの見開きもここにいる。

単純の計算はあと8時間で仕上げ終了。
明日はトーンを貼れば完成
ちょっと厳しいけど、大体完成できると思う。

今回のスピード線は非常に多くて
今日は描いても描いても進める感じはあんまりしない。

この間に一気コミック作業2巻分も描いてたので
本当に充実な1ヶ月だった。

あ、コミック作画修正は残っているので忘れないように。


次回から焦猛戦。
明日の夜からシナリオを考えよう。

2012/05/01

カラー完成

ようやく数枚のカラーは全て完成。
今日の時間はほぼカラーに使った。

学習版と違って、普通コミックのカラーは
それなりに厚重感がいないと駄目から色々塗りをやっていました。

こういうイラストは一枚絵として美しい。
カラーはそんなに得意じゃないけど
序盤の表紙と比べて勢いがよく鮮やか、良い感じと思う。

これを見ると11巻以降の表紙は楽しみだ。