狼結婚原稿、ラストページまで完成しました。
一応スケジュール通り。
昨夜はお母さんまた睡眠薬が効かない問題で
ずっと追加の薬をねだる。
そのせいで俺もあんまり眠れなかった。
昼まで時間を浪費しました。
午後はお姉さんとお母さんを中医に連れて行きました。
残る時間はちょっと落書き。
そして夜ご飯。
基本は絵なしの普通日記でメインですが、イラストとラフもときどきあります。獣人は興味がある方は交流大歓迎です。
大抵の人は平凡。
あんまり言われてないが、漫画家も編集さんも同じ。
平凡の編集は作家を育つときにも平凡。
適切なアドバイスはできないかもしれない。
作家の才能を発揮できないかもしれない。
自分のミスを隠すかもしれない。
売れる作品を売れないかもしれない。
客観視できなくて自分の好みで作家に押し付けるかもしれない。
作家も同じ。
アドバイスを素直に聞けないかもしれない。
面白い漫画を書けないかもしれない。
画力低くて絵柄は古いかもしれない。
締め切りを破るばかりかもしれない。
報相連はできないかもしれない。
自分を実力以上に思い込むかもしれない。
なので
優秀な作家と優秀な編集と出会って素敵な作品を作るのは、
そこそこ奇跡を必要かもしれない。
そのために、無数な平凡が埋められる結果になる。
......こういうので建前は「編集さんは悪くない」朝に起きて朝ごはん食べて朝原稿。
3時間くらい描いて、
昼頃に元実家地区にお母さんの睡眠薬を買っていく。
家に帰ったら風呂介護、洗濯、目薬、コメント返し。
なんか雑務に消費された1日でした。
旧正月は近くなってきた。
イベントで稼げいた金もあって
お正月料理の費用2万円くらい出しました。
今年はちょっぴり豪華になりそう。
お母さんの誕生日は明後日。
祝い金を用意しましたけど、お母さんはもらえなかった。
「気持ちだけで嬉しいよ」って。
.......正直、今のお母さんに金があっても
ほぼ病院の医療費に使う道しかない。
買い物の服も、旅行も、美味しいものを食べるのは、
もうほとんどできない。
親孝行をずっとやっていたつもりですけど
今はやっぱり切ない。
もっともっとお母さんに幸せをしてあげたいよ。
今で思えば、2018年辺りからのパニック障害は痛かった。
その3年間はすごく苦しくて、自分の健康しか考えなかった。
もう少し早めに治せれば、お母さんにもっと時間を使えたのに...
今夜、お母さんはアルプラゾラム1錠を飲みました。
8月以来はお母さんは時々これを使ってる。
https://zisak1979.blogspot.com/2023/08/blog-post_17.html
この薬を飲んだ時に
お母さんの声はパーキンソン病かかった前の声に戻れる。
掠れる声じゃなく、元気な頃の声だ。
...となると、
やっぱり声が変わるのはあくまでも精神病気の症状ですね。
この前に車椅子を物色する時にお母さんは
「まだ買わないで。もうちょっと頑張って、
歩けるような状態に戻れるかもしれない」っと言った。
お母さんまだやる気がある。
便秘のことは大体クリア。
鬱のことはまあ薬頼るのはしょうがないけど
パーキンソン病の運動症状はリハビリによって改善の余地がある。
パニック障害や不安の発作は対策を確定した。
頑張れ、お母さん。
歩けるさえできれば、まだ普通の日常生活を送れる。
『理想とは違っちゃったけど、今のがもっと楽しい
そういうことだってあるよ!』
漫画によくあるシチュエーション
『この夢を諦めたら、平凡なサラリーマンになる未来になった
悪くないけど、心はどこかで穴が開けてる....』
みたい『理想の未来以外に全て妥協したから劣る』話はよくあるけど、
でもよく考えたら、「理想」と「幸せ」は
人によって1種類のみ、という限制は別にないよね。
幸せはいろんな形がある。
この夢を追うだけで幸せになると限らない。
今の生活は商業誌連載を書いてないけど
こういう形の漫画創作も楽しいと思います。
作家タイプで漫画原稿に全力投球もいいけど
編集タイプで戦略やバランスを考えながら漫画を描くのもいい。
パラレルワールドでは、案外にそこそこ色んなの自分は
楽しくやっているかもしれない。
今日はお姉さんが家に帰りました。
お母さんをお見舞いと、俺と食事しながら話しました。
「あなたはお母さんを甘えすぎるよ
病気とは言え、お母さんはもうちょっと放置しても大丈夫よ
まだ自力歩けるし、その気があれば色々までできるし
お前はここまで甘えたからお母さんも甘え坊になるよ。」
.....言われてみると、そうかもしれない。
お母さんも俺に頼るから、
こっちは出来るだけ要望を応えるつもりだが
甘えすぎるかもしれん。
介護はそういうもんじゃないと思います。
感情的になりすぎるのは、介護する側も余計にプレッシャー。
もっと淡々と、心が動かないような相手を介護する方がいい。
ふう。
やっぱり距離近すぎると見えないものがある。
今日は色んな薬を整理するときに、
睡眠薬だけ量は足りない。
なんか10錠くらい足りない。
4週間先の診療予定まで持たないぞこりゃ。
もしかしてお母さんはたまにこっそり2錠を飲んだ日はあったかな。
うーん、どうするこれ。
この薬は管制品なので薬屋で買えないよ...
今日朝からお母さんの調子は良くない
昼あたりから「すごく不安で気分悪い」と言って
精神科の薬を飲んでも効いてない
仕方なく病院の救急室に連れてました。
抗不安薬を注射してもらいました。
今日はこんな感じゴタゴタしてて
ほぼ丸1日全然仕事のところじゃなかった。
何なんのこれは.......疲れる。
お母さんは昼に気分悪いから睡眠薬2錠を飲んで眠れなかった
夜にさらに2錠を飲んで
それでも眠れなかった。
さらに薬を追加してくれと言われて
流石に俺が拒否しましたが
あれから5時間は地獄。
お母さんは数分おき起きて、薬くださいと言い続けた。
フラフラして部屋と家に歩き回っていた。
そんなのフラつき様子も放置できないし
こんなじゃ俺も眠れないし
何もできないし
流石に怒って
俺まで久々パニック障害が起こりました。
薬を飲んで何とか収めました。
何でこうになるんだよ....
眠れないなら普通に横になって休むだけでもダメなのか?
もはや言葉も通じないお母さんに苦痛でした。
来週は台湾の獣イベント。
色々を準備しています。
今回は高雄なのでかなり遠行になります。
原稿もまあまあ2時間くらい描いたかな。
お母さんはクレヨンで絵を描いてます。絵描き教室。
楽しめるといいな。
午後にお母さんと病院に行く。
待ち番号が来るまで家に待っています。
で、待ち番号まだ来てないのに
お母さんもう「待てられない、病院行こう」とねだり
実際に病院に行ったら
「待ち番号まだですか?もう待てられない、家に一旦帰ろう」
流石にこんなじゃ困るので
「家に帰ったらあとでまた来ることになるぞ?
疲れるぞ?いいの?」
確認した上にとりあえず帰りました。
病院はすごく近いとはいえ、お母さんは疲れました。
そして泣きそうな顔で「今日もう病院に行きたくない...」
......そんなのお母さんに対して
色々説得してやっとあとは病院に再び行くことになる。
最近のことじゃないけど、
お母さんの判断力は落ちている。
少しずつ、判断は短絡的になっている。
認知症とまた違う感じなので、
これは多分パーキンソン病の症状だろう。
そんなのお母さんは病院二往復にしたら動悸と高血圧発作。
........もう嫌だこんなの。
原稿とか食事とかいつも通り。
が、
お母さんは、普段は暇です!っと愚痴っている。
そりゃ暇だよな。
趣味らしいの趣味はないし
病気になるまでまあ料理と市場買い物とかあるけど
今もできなくなるし。
かと言ってテレビを見るのは目にキツイ
エアロバイクは暇つぶしも限度がある
音楽を聴くと言ってもiPadを操作できないし
どうしょう......と考えたら
クレヨンで絵を描くかなと思った。
とりあえずクレヨンを買う。
まさかこの時点で難問になると思わなかった。
今の家に近所に文房具屋はない。
グーグルマップで文房具屋調べて行ってみたら
その場所は何もない.......なんで?!
さらに30分をかかってバスを使って買いました。
大変だわ。クレヨン1つでここまで苦労するとは。
さてと、お母さんは大人しく絵を描いてくれるかな。
朝はお母さんが診療所に検血検尿。
そこから昔によく食べた朝食店に行って食事。
お母さんは割と疲れた気味。
どうやらお母さんは出かけるだけでも相当に疲れるらしい。
色々お母さんと相談して、やっぱり車椅子は必要らしい。
一応歩けるけど
せっかく出かけて300mくらい歩いて疲れるなら意味がないし...
お母さんは色んな所に連れて行きたいなら、
車椅子プランも考えてみる。近期に買うかもしれない。
お母さんは目薬を使うのは俺に任せるようになった。
多分まだできるけど、まあ震える手に大変そうだし....
休ませて午後にお母さんは元気に戻りました。
そして今日のお母さんは妙に俺に甘える。
時々コールで俺を呼び出す。
お母さん曰く「5分でいいからそばに居て」
......まあ別にいいけど....
今日の原稿3時間半くらい描いた。
そのあと、風呂介護。
夜飯は新しいカレー屋に行きました。
こりゃうまい。
1500円のカレーと同じクラスの味ですが
この店の方が安い。
さらに味噌汁とご飯お代わり1回は無料。
ゲップ。こんなに腹一杯のは久しぶり。
ツイッターフォロワー13000人達成。
やったー。徐々に調子悪くなるお母さんに対して
介護を雇うことも考えたけど、調べると値段やっぱりエグい。
外国人看護でも20万円に近く、台湾の看護は30万円以上
とても払えねえわ。
やっぱりお姉さんを頼る方が現実的かな...
まあ今のところは俺まだできるので、自分でやるよ。
そういう事に関して自分はフリーター漫画家がほんとうによかった。
隙間時間で原稿を進めるから、介護しながら仕事はできる。
まさかこんな所で漫画に救われると思わなかった。
この世界は不思議だなと思った。
薬の調整もうまく行かなく
お母さんは午後から苦しいと言って
減量された薬を飲む事に戻りました。
.........ひええええ.....1日目から破綻したじゃないですか....
こんなじゃどうしょう....
新連載「くびしょい勇者」。
.....ケモノ系魔王だから読んでみたが、
魔王のデザインや性格は好きだけど
あの性格くよくよ勇者はなんか好感度低い...
面白い!と言った人もそれなり居たので読み返し。
........うーん、やっぱりどこがおかしい
このネーム。
コマ割りに感情の溜まりが足りないというか、
キャラの関係性があと一歩足りないというか
とにかく歯痒い。
あと魔王は首だけだと確かにどこが物足りない。
この作家は、絵が上手いけどネームは何か足りない感じ。
なんだろうこのカツ丼を注文したのに
豚カツが一切りくらい足りない微妙感は....
朝早起きて原稿、さっくり今回のfanboxを完成。
お母さんは先月から口が震えてる。
ジスキネジア(舌や口が勝手に動いてしまう症状)らしい。
パーキンソン病だからかなと疑えてるけど
薬調整で相変わらず震えてて
今日はネットで調べると
抗精神薬を長期使用もこういうことがあるらしいので
とりあえず明後日に心療科の病院に相談します。
ジスキネジアとは、
自分の意思とは関係なく身体の一部が動いてしまうこと
をまとめた呼び名です。決して珍しい症状ではなく、
パーキンソン病治療薬の長期服用患者の40%、
抗精神薬服用者の30%にジスキネジアあらわれたと
の研究報告もあります。
.......そこそこの確率ですねぇ....
1年の最後1日、ずっと寝ていた。
年賀状も新年挨拶も、あんまり余裕がなかった。
お母さんは苦戦しながらやっと排便して安心しました。
そして2024年はやってきた。
今年の目標。
まずは健康ですね。
自分もお母さんも、しっかりに体を守りたい。
特にお母さんの状態もう
生きるのは当たり前じゃないレベルに弱ってるので
今年は守るに入るタイミングと思います。
介護に力を入れます。
無事に健康で....それだけでいい。
仕事に関して、基本的に現状維持を願う。
狼結婚を終わったから
Fanboxとパトレオンのみ最低限の原稿を描く。
イベントに今まで溜まった完成原稿で同人誌を出す。
狼結婚、俺とサメ、とピーっの3冊になると思います。
新作のシナリオは考えるが、高望みはしない。
支援人数は増えたらいいな、くらいで考えます。
守りに入る1年ですがよろしくお願いします。