2018/09/30

ゆうしゃとせいかつ

この数日に本を読みまくり。取材の段階なので。

そして龍居の主人公ヒロインを色々考えてた。
あの子はけっこう神秘的なキャラだけど
よく考えたら『神秘』は性格じゃない、あれは雰囲気だ。

だからちょっと掴みにくいだなと思って。

ふわふわだけどイメージを書きます。
ルミは、学生時期のファンタジー漫画の『ゆうしゃ』。
だから非常に強くて腕白なキャラ。
どちらでいえば暴力ヒロインの枠だった。

でも終盤にバトルが減っていくと
所々に『女らしさ』が出てくる。
最終話の辺りに面白いエピソードがあった

ゆうしゃから『元勇者』になった途端に
え、戦闘技能は役に立たなくなったじゃん、
じゃどうすればいいかな、少し戸惑いを見せた。

あれから、『日常の生活』に意識するという話でした。
だから龍居の話では、イメージ的に
 『勇者が現代に生活する』として考えると思います。

あくまでも、そういう雰囲気で行くつもり
『元傭兵がゆったり田舎に暮らす』みたい。

この事を読者に知らせないように、神秘さを醸し出す。
多分。 上手くいけるかどうかわからないけど。


そして料理漫画、料理やグルメの本をたくさん勉強けど
なんか胸の中に『確信』を持てない。

料理としての資料も台湾風景の資料もいくらでも揃える。
キャラもシナリオも10話分程度に集めている。
理論的に必要なピースは揃っているはず。

でも俺的に、この漫画の面白さはなんだろう...と
未だに実感がない。

クッキングパパを読んで、
『形』の体裁として絶対描けると思うけど
やっぱり何かが欲しいと思った。

俺にとって、生活は何だろう。
『みんなの生活風景』を強くイメージを持っていません。

この漫画は生活風景が重要だから
俺にとってそれを感情と愛着を持つ方がいいと思う。

あ、思い出した。
小学生の頃に台湾の『朝給食』、パンとミルクがありました。
ミルクは学生注文した味通りで用意されたけど
パンの種類は全くランダムなので
好きなパンを食べられると限らないので
皆がパンを配分された瞬間にパンのカゴにダッシュして
数秒内に好きなパンを奪い合う、
そういう妙な競走があった。

高校時代にそれを漫画をしたかったけど
ファンタジー漫画の方が面白くて
あれ日常漫画は結局描けなくなった。

このネタだけ覚えている。(もう20年前の事なのにw


多分この気持ちだろう。
俺だったら、あのキャラだったら、
こんなのイベントで何をしようかな。

シチュエーションを用意してキャラを置いて回せてみる話。

生活はね
みんなやっているのに案外に意識していないよね。

もしかして、こうしてじっくり考えて思い出すもんかな。

2018/09/26

今昔共存2

https://news.ebc.net.tw/news.php?nid=39989

そういえば大阪に行くときにも似てる感想があります
二人知り合いはそれぞれ連れて行くのが
『ピカピカ新しいな店がたくさん出来てる地区』と
『ボロボロ古い店がたくさんがある地区』。

やっぱり、なあ。
分かりやすく『ここから新しい、ここまで古い』
という区別ができない。

ちょっと特に価値がない半端な古いものでも
扱い方によると『古き良き』を見つける。
そういう心、そういう目利きが必要なんです。

そして古いものを保存もそう一筋に行かない。
生きてる場所と店は、新しいのものを組み込めるのが自然。
古き良きものを上手く保存するのは
『昔の生き方の長所』を上手くキープする必要。

大抵、昔のものは『効率が悪い』だから淘汰されやすい 。
つまり利益、効率至上の価値観では『新しさ』が有利。

『歴史の価値』は『今の生活』に組み込めるのが
文化保存の大きな課題です。

こういう意味ではヨーロッパではちょっと有利。
石製建物が保存しやすい、長持ちする

でもただそれでけじゃない。
文化を保存するために『生活』をより極めないとできない。
生活は、食事、仕事、家族、隣人、買い物に秘めている。

しっかり生活を整わないと
ただ建物を保存するでも観光財にすぎない。
それに保存するのも金も人力もかかります
だから生活に組み込めないと、長持ちません。

一人が色んな生活様式を尊重することをできると
1つ文化を保存することが可能。

こういうことのは、少しずつ地味にやっていくしかない。

2018/09/25

計画を立てるのが好きな人

https://tap-biz.jp/tap_cat_100404/tap_cat_100417/1001514

計画性とは予測能力
計画性という言葉の裏には予測能力という要素が大いに含まれているのです

https://haha-gaku.com/rail/

★レールは何本でも敷いてあげよう★
それからもうひとつ大切なことがあります。

「レールは1本ではない」ということ。


竜居屋台のルミに恋を堕ちる男子は、
”レールを敷くのが好き”の男にすると思います。

話に最初は、無意識に親が敷いたレールに乗っているだけだが
ルミに言われて、初めて意識してレールから降りたが
結局に男はレールに乗るではなく、
レールを敷くことが好きという自覚しました。

たくさんレールを敷いて、たくさん計画を立てる事が大好き。
そういう自信が付けられました男。

ルミは生活風景をたくさん見るので
ゆらゆらしたいろんな場所にあっちこっちに行く
明日の風は明日に吹く感じ。
そういうハッキリ決めた計画やレールは特に必要じゃないけど
それでもレールは乗るのも良いことと言ってくれた。

鉄道に乗るのも、そこだけしか見られない風景がありますから。

多分こういうエピソードになるじゃないかなって。

https://www.plurk.com/p/myrjp4
なので台湾の駅弁を少し調べましたわい。
池上は日本の地名じゃなかったのか......しらなかった...

これから

会社の都合で10月から在宅仕事になります。
これは意外なミラクル。
俺にとって好都合。

これで自分の時間がぐっと増えるし
さらに通勤の時間は省けて山登りに回します。

余った時間は自分の連載を描ける。
上手くいけば月30ページくらい描ける!
ちょうど、連載の打ち合わせもやっていくところだし。
声かけてくるところが4つ。
でも描けるのがせいぜい2つ連載なので
もし同人誌も同時に描きたいなら、1つしか選べない。

贅沢なシチュエーションだけど最大限に生かしたい。

いやあ本当にラッキーですね
正直、辞表をいつ出るか悩まるところでした
まさかこんなの時に会社から
"欲しかった方向の異動”を申し込んできたと思えなかった。

これなら収入の減少をあんまり悩まなくていい
とてもありがたい。

というわけで今週から
3つ連載にそれぞれ対応する連載用シナリオを書くこと。
そして作家としてSNS経営もスケジュールに組み込むこと。

同人に関して、イベントは来年になりますから
とりあえず連載1回目の原稿が完成した後で考えましょうか。

初めての大阪

今回はケモノイベントに9/20-9/24が
初めて大阪に行きました。

日本は3年ぶりしたね。
今回に一番大きいのは色んな人と会って喋った。
観光より知り合いとじっくり喋る時間を確保した。

再確認した、日本語はそれなりに通じてよかった。
でもやっぱりあくまでも日常会話レベルで
専門用語みたい、例えば歴史の話になると追いつけない。
もっと勉強して80%くらい聞き取れたい.....

そしてちょっと分かりました
台湾の知り合いと何人に一緒に日本に行ったが
俺は一人であっちこっち回すのが好き。

電車は複雑でちょっと迷いところがよくあったけど
天王寺から梅田とか色んな駅に回してた。

そして通天閣の辺りは非常に面白い。
古くてうるさくて賑やかてちょっと台湾ぽい。
なんか雑な適当なところがあってゆるくてやりやすい。
レトロゲームセンターもすごい。
30年前のゲームを平気にみんながやっている。

イベント当日に500サークルも参加したので
知り合いに挨拶に行くのが数が多くて
あんまり会話の時間がなく、
本当に挨拶だけしかできなかった。

そして本の売れ行きも結構すごい。
知り合いに400冊も500冊も売れた人も出た。
まあ、売り上げより祭り感覚で知り合いと会いたいもあるし。

日本の漫画本屋に行ったけど
今回は初めて”え”、と思いました。
転生系の漫画はかなり多くになりました。
あららもしかして、こういうブームを追いつけないかも。

雑誌連載せずにネット発で書籍化の本も増えてきて。
ああいう手の漫画単価が高くて、よく1000円超えました。
漫画雑誌はコンビニにまだ結構多いけど
確実に時代が変わって行く感じがする。

それでも
漫画の種類は恐ろしいほど多くて気が遠くになりそう。
流石に漫画の国だなと思わせた。
やっぱり台湾は日本を真似しても駄目だな。

作品自体が同じ出来ても流通と雑誌、WEBのスタイルなど
全く違ってだから売れない。
自分のスタイルを見つけなくちゃ。

こんな大きな流れに細くても自分の居場所を作らないと。
日本の漫画を見てそういう感想がありました。


もしかして、この感覚では
できれば毎年1回にイベントに参加したいかもしれない。
作品売るよりこの土地を巡って、知り合いと巡る感じ。

2018/09/19

かつてあった風景と場所



https://twitter.com/Qzixy/status/1041950742125281280


こういうのが、俺も好き。
なんだろうこの不思議な気持ちは。

別に懐かしいの場所と限らないのに。

2018/09/18

障害者ゴルフ

https://gorian91.com/archives/4175

http://dga-japan.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%95%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2



貯金

今までよく漫画家が今月休載だから収入なし!ピンチ!
という話を聞いてた。担当した作家からもよく聞いてる。

それはちょっと金銭感覚が下手だなと思った。

連載企画段階ならともかく、
連載中で1、2ヵ月くらいの休載で
貯金が底をつくのはどれだけ無計画だ。

普段は貯金して
あるいは副業でちょっと稼げればそれくらい乗り越える。


漫画を描くときに、漫画の事しか考えないかもしれないけど
やっぱりこういう金銭事情は自分の頭で考えないと。

働かないと金が来ないが、
考えないと金も来ないよ。

2018/09/16

キャラ立場構図式

龍居屋台の話をいろいろネタを考えてる。

そして基本の1つを思い出した。
ルミと龍居以外に、レギュラー3人目のキャラが必要。

この話は基本的に1話完結、
毎回人と出会えながら旅をしてるスタイルだが
メインキャラは二人だけじゃつまらない。

仲間の二人以外に、対立する3人目が欲しい。

ルミと龍居と立場がぜんぜん違う
この話は敵や悪役を無理に入らなくてもいい
でも『価値観が違う』男がほしい。

例えば、普世価値観に近い
仕事が辛い、出世したい、車や家を買いたい
上に立ちたい、老後安泰させたいなど
そんなに現実な人が
そんなことは全く気にせずのルミに惹かれて
恋に落ちる、みたい図式でもいいかもしれない。


龍居屋台の話に一番キーワードは『生活風景』と思う。

俺たちが毎日、生活しているけど
周りの風景をあんまり気にせずに生きていた
正直、人の移動範囲は大体限られてるので
ある町に何年いるといずれ見飽きる。

意識できる、新鮮感を感じるために
別の場所に行かないといけない
でも、大体の時にそんなに余裕がない。

でも、ゆっくりそんなの風景を見る
それだけでもゆっとりと安らぎを手に入れるかなと。

2018/09/11

そろばん

https://toyokeizai.net/articles/-/169947

というわけで次に向けて児童誌シナリオのネタを調べます。
昔の技芸がテーマの方向で。

そして、そろばんを調べると意外な展開。
へえ、そろばん塾は今でも地味に続けてるのか。
シンガポールもそこそこ流行ってる
台湾では少なくなったけど、ちゃんと残っている。

もう消えた昭和の技芸と思ったのに平成も乗り越えたとは。

そろばんはしぶといと思います。
電卓と比べて習得ハードルが高いものの
熟練の使い手は、四則運算の範囲では電卓よりが速い。

もう古い淘汰された技芸の中に大健闘と思います。
面白いですね、こういう微妙な立ち位置。

2018/09/10

展開遅い

担当作家のシナリオを観てて、うーんと思わせた。
展開遅いなこれ....シナリオ段階でこんなにスローペースで
実際に原稿になったらさらに遅いだけだ。

1つイベントの会話で平気に丸1話を使って話が進めない。
6話、1巻分でようやくまともに1段階進める。

なんかこう、”人気漫画で基準したっテンポ”で描いてる。

人気漫画はね、”人気なったからテンポが遅くなる”だよ
”テンポが遅くなったら人気出る”わけじゃない。

まあ面白いなら別にかまわないけど
正直大した面白くないシナリオだもん.....

2018/09/07

執筆の依頼

今週〜来週は日本のけもケットへ行く準備する
そして2通、執筆の依頼メールが来た。

1つはこの前に描いてた子供の紙幣は好評なので
編集さんは次に連載企画を考えて打ち合わせましょう、と。

もう1つは、別の漫画雑誌。
これまでも少し話しかけてたが
その時にまだ忙しくて後回し、でも今なら
そろそろ本腰いれてシナリオを作れてもいい頃。

この2つ連載があれば
充分に専念に漫画を描く条件が揃う。
話し合い結論次第で今月末から新作のシナリオを製作できる。
年末に編集の仕事をやめても上手くつなげると思う。

タイミングは上々。
どちらもそこまで長期連載になれなさそうだが
同人の方もプランに組み込めれば大丈夫。

いよいよカードが揃う時にやってきた。

母さんの目のこともあって
正直、家に仕事できればもっと安心できるし。

今月中は一応、取材のために
買った本をたくさん読んでネタを集める時期と思う。

来月から作りましょう。


上手くやれると良いな。

2018/09/04

SNSと作家

上司に言われた
”作家のSNSマネジメントのサポートを考えよう”

この課題は今まで色々やっていた
でも改めて考えると、全体像を掴めてないかも。

とにかく、毎日1枚カットでもいいから
面白いマンガをSNSにアップする、
フォロワーを増やして”読者”を増やして
作家としてブランド力を上がる。

電子書籍の話題も含めて色々を考えてた。

出来れば色んな言葉に翻訳して
世界中の読者に作品を届く、
やり方はこれくらい知っているけど

結局”市場のイメージとして”ハッキリ掴めていない。

読者はどこにいるだろう。どこに行っただろう。
商業誌でもよく悩ませた問題。

なんか、引っかかる....

フォロワーを増やすのは方法が明確
でも本を売るの事はぼんやり。

野味雑煮を売る時と比べて妙に違和感。

そう、”この本の読者に上手く本を届いた。”の感覚。

台湾の商業誌はずっと、この点についてピンと来ない。
読者はあそこに居ない。
あそこに居る読者は、漫画を買ってくれない。

昔の読者なら”本屋に集めてる”
でも今の読者はバラバラ。あっちこっち散らす。

いえ、ある意味ゲームに居る、かもしれない。

http://ascii.jp/elem/000/001/098/1098077/


”ゲームにはソシャゲがあった。マンガにはいま、何がある?”


それでも、日本に漫画は台湾より数十倍も売れる。

まあ多い売りたい訳じゃない。
でもそれ、
”あ、ここが読者が居るんだ。本を買ってくれる人は。”
という手応えは、未だに商業誌で経験したことが無い。

何だろうこのモヤモヤする感じは。


台湾に漫画は日本から進口されて供給過剰になる
その一方、皆は中国は海賊版で読んでるので
皆は余計に金を出せなくて無料に読むだけ。

何と言うか、
海に水がたくさんなのに海水はそのまま飲めない
みたい感じになっている。

市場があるように見えるけど、金になれない。


.......となると、
SNS宣伝とかマネジメントとか別に問題が無いけど
やっぱり消費者のモラルや民度が重要だと思う。

それでは....ちょっとハッキリしたかもしれない。
読者はどこにいるのは分からないけど
”作者として欲しいの読者”をきちんと定義すればいい。

作品を読んで、対価を払ってくれる読者。
.....当たり前すぎてアホみたい結論だけど
案外、ある程度に民度が無い国では出来る人が少ないですね。