2018/11/30

多数決で負けるなら使わなければ良い

https://www.facebook.com/youtien/posts/2253383368007458

『所以如果你知道你的理念是少數派,
你就不應該選擇民主投票這種手段來實現。
你應該選擇精英主義、上層政治,甚至威權體制,
或者就在你本行的藝術世界裡帶動風尚,
機會來的時候再用黃老道術,無聲無息地把事情給辦了,
或者走儒家路線,你站到一個正統的地位上以後,
要推私貨自然方便得多。』

......あああ、なるほど、目からウロコだわい。

少数派なら多数決で負ける。
そこで泣けるのはバカなのだ。

多数決で負けるなら
最初から多数決を使わなければ良い。

他のやり方をやればいいじゃん。
自分が『上の人』になれば、一人でも大きな力を持てれば
『一人一票』のルールに限られずに他の戦い方を選べる。

 視野の広さは本当に大事だな。
こんな基本のことでも見逃したとは。

16ページ



1話のネームを描きました。
うーん.....なんかどこかでひっかかる感じ....


新連載では16ページのタイプの話がどうしても違和感。
子供の紙幣の場合はあくまでも3話目までワンエピソードだし。

新連載1話目で16ページの作品は
『クッキングパパ』が最初に思いつけた。

今で見れば驚いたな。
荒岩はもちろん、会社のメインキャラ、家族全員が
1話目の時点で全部出しました。
しかも必要最低限だがキャラをちゃんと立たせました。

こう見ればわかるが
そのために、1話目のコマが結構小さく
売りの料理ページですら、1話目の時点が控え目だった。

ストーリーも、ない。メリハリも、ない。
1話目はほぼ『キャラ紹介』だけで終わりました。
基本的に『荒岩さんの生活』がスポット。
そりゃそうだ。16ページだもん。

後に大ヒットになった作品なのに、
なんで1話目の時点がこんなにケチくさいだろう。
普通の新連載なら30ページくらいあげてもいいじゃないか。

でもそういえば美味しんぼの1話目も28ページしかない。

こう考えると、昔の漫画連載は
1話目でもそこまで増ページはしないよね。
わざわざそんなことしなくても読者は読んでくれる。
やっぱり時代は違うよな。

しかし逆に言えば
児童誌の連載ならこういう制限があるなら、
こちらが出来るだけ何とかするのが仕事だよね。

16ページの工夫をしっかりに。

『私ようなタイプの作品は、演出にたくさんページが必要
だから1話目は60ページくらいくれないと描けない』
という作家の考えも
聞いたことがあるが 、やっぱりある程度にそれが違うだろう。

プロなら提出された条件でそこ作品を作る柔軟度が持つべき。
1話目がページ数が少なくてショボいの名作、
意外に昔にいくらでもあった。

2018/11/29

作家モード

1話目ネーム中盤。
龍居のキャラは楽しすぎる。
こいつは俺にとって非常に描きやすいタイプ。

16ページでキャラ紹介と知識紹介、両方を上手く描くために
この数日いろいろ考えました。
最短ページで二人の関係性を築くために序盤は苦労した。

子供の紙幣と違って
この二人は連載1話目で友たちになる必要があるからね。

あ、この思考は作家モードだなと今日が思いました。
とにかく考えろ、できるだけ考えろ、どんなの時にも考えろ 。

ああなんか久しぶりですね。
編集モードと比べて疲れやすいので
ちゃんと配分しないと今の俺にとって体調崩れるので無理は禁物。

やっぱりこのモードが好きです。
物語のピースはパズルみたい組み合わせを頭の中に試す過程。

 今月はたくさんネームを描きましたな。
えーと、17と16と6と16と4と3.....

......ほう、62ページなのか......

それ以外に下書きも30ページでシナリオもそれなりに進めてた。
どうりでテンションが高いだな。

2018/11/28

欠落

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1136864241

『私のクラスには普通学級に通っていた障害者が居たのですが

クラスの子はあまり良く思ってませんでした
友達としても接する事ができないのに育てるなんて私には無理です』



こんなの話を見ました、ちょっと感想を書く。

.......
主人公の慢くんのことについてメモ。

この話では『顔がブサイク、行動が遅い』の程度で済ませたが
彼は昔に自分の作品にある障害児・奇形児キャラのアレンジでした。

ハッキリ言ってけっこう悲惨なキャラ
目がロンパリでよだれや鼻水がダラダラ出る
ひどく猫背指も3本しかない
言葉も上手く喋れないの上に小人症。
医学的に、この子供は大人まで生きられなさそう。

当時になぜはこんなキャラを描くだろう
世間そういう人も居るので、目をそらずに一回だけでも描くべき
という想いで書き出しました。

同情というより、こういう人となら付き合うときにも
差別なくて接するべきと思う。

どんなの人でも分け隔てなく接する。
俺にとってかなり優先する原則。
割と難しいけど、とにかく人を見下しないことだけは頑張る。


世間に恵められない子供に
この物語なりほん少しの救いを描きたい。

ささいな、幸せを。

2018/11/27

政治と利益

政治を考える話題を書く。

ものすごくシンプルで言えば
『政治は話し合いによって社会全体ルールを決めること。』

多数決による選挙がルールを決められる。
だからその『多数』になるために政党が生まれる。

選挙に勝てばルールを決める権力を手にいれる。
ルールをうまく操れば、利益の流れも手のひらにあると等しい。

つまり簡単で言えば、政治は国スケールの利益分配になる。

ザックリに言えばこんな感じでしょう。

なるほど、道理でみんなは政治を言うときに
理性がなくなる訳ですね。

政治って金銭の上位互換みたいもん。
『金銭+権力』を手にいれるのは政治。

商売は『川の流れにある船』を運転する事なら
政治は『川の流れそのもの』を掴むみたいなもんだ。

両方がコントロールできる人は無敵ようなもん。

もちろんあくまでも多数決だから
ある程度に政治家は人の声を取り込まないとうまく動けない
人民は牽制できる。

でも、上位者は人民の思考コントロールや
マスコミの情報操作もできるので
多数だけどバカ、少数だけど賢いの攻防は熱い。

多数決の最大の弱点は、
正解を知らない人の方が多いなら
例えば一部正解を知ってる人でも、正解は選べられない。

だから、大眾の教育は重要です。


あとは1つ痛いことは
ある策を採用したら『1万人死亡になる』
もう1つ策採用したら『100万人が100万円を失う』

こういう『どちら選んでも致命なダメージを受ける』場合は
大眾は特に理性を失う、冷静な判断できなくなる。





















大眾は政治に対してあくまでも『感情的』で考えてるから
そういう所に上位者はどうやって状況をコントロールのが
永遠の課題と思います。

神の扱い

というわけで『龍がいる町』第1話ネームスタート。

密かに龍が主人公の話が初めて書いて嬉しい。

知識面の内容はいいとして、
ネームを描くときにキャラをいろいろ悩みますね。

龍居は高飛車なキャラのはいいけど
問題は、大人の視線で龍居の扱いは何だろう。

子供の紙幣の場合は
『大人は悪魔の存在を意識できない』で設定されたが
龍居の場合はそういかない。

大人でもちゃんと意識できるはず、
でも神様として見られるのは話運びが面倒になるので
シンプルで、できるだけ過剰な反応をさけたい。

 『へえ、可愛いの神様だな(ニコニコ』

........基本的にこんな感じで行きたい。

要するに口は神様といっても、実際はマスコット扱いこと。
とにかく深く考えさせない。

ドラえもんの要領で行きます。


あ、あと慢くんの感情の流れも地味に重要。
1話の内容は基本的に
仲間外れで友たちがうまく作れない主人公が
高飛車だけど行動力高いの龍居に引っ張られる
その強引のぐいぐいが主人公を救うような感じです。

16ページしかないから、そこまでドラマチックのは描けない
そこは淡々と雰囲気で行くけど
やっぱりこの心の流れがしっかり描かないとつまらないだもんね。

龍居の話は基本的にノルスタジー風味だから
のんびりにのほほんとゆったり雰囲気で上手く書きたいな。

王様ランキング

https://magazine.manba.co.jp/2018/09/19/special-ousamaranking-2/

この漫画は前に読んで
へえ面白いなと思って、そしてとうとう書籍化されました。

正直、この作家のセンスがいいけど
そのままでは売れるかどうかわからない
話とキャラは面白いけど構成は甘くてメリハリがないので。
1から出版社の編集と組んで再構成する方がいいと思う。

で、それよりこの作品の意味が大きいと思う。
web発の書籍化漫画は大抵ショート漫画が多い
こういうストーリーものは非常に少ない。

理由は揭載誌、編集、原稿料のサポートなしで
独りで大きな物語を続くのがかなりキツイですから。

この点について、この作者の根性はすごい。
話続くだけではなく週刊連載、アシスタントなしで
1年以上に続きました。

逆の意味では、出版社今の体質が弱いことを示しました。

基本的に商業誌は下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦略を使う。

そこの理由は
編集の能力、作家の個性と実力、そして揭載誌のカラー
3つが同時にうまく組み合わせないと成功しないから。
どうしても運任せ部分が大きい。

だいたい、10つ作品に1つヒットの割合だからね。
しかも今の時代は売り上げが下がるから
ヒットしても売り上げが下がるので
作品を作り出すの費用がどんどん回収できなくなる。

だから、wed発の漫画をそのまま書籍化の手を使えば
原稿料はほぼ出さなくてもいい、編集にとって手間も省く。

こういうところは今の出版社の弱点と言っていいかも。

2018/11/26

国作りゲーム

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%94%E3%82%B3

『トロピコ』(Tropico) は、 アメリカのソフト会社
PopTop Software制作のシミュレーションゲーム。
プレイヤーは、カリブの島国の大統領(プレシデンテ)
となって島の治世全般を行う。
一般的なミニスケープ(箱庭ゲーム)の特徴に加え、
独特の政治力学が発生する、
政権シミュレータとしての要素が最大の魅力となっている。

https://salestechnologylab.com/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B-3%E5%88%86%E3%81%A7%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E5%85%A5%E9%96%80-01-a1a9fbdaab3a

「みんなで話し合ってルールを決めること。」
学校や仕事ルールでも、
話し合いという方式で決めるなら、
それはすべて政治になる。

逆に「政治のない世界」とは、
話し合いをしないと暴力に支配された世界になってしまう。
政治がない世界では、力の優劣で物事が決まってします。
弱い者は強い者に従うしかない世界になってしまう。
このような世界にさせないためにあるのが
一人一人の権利「選挙権」。
選挙は誰かを選ぶだけじゃなくて、誰かを選ばないことでもある。

 
台湾最近、選挙が終わりました。
そういえば政治って何だっけ......
よく考えたらおれはほぼ何も知らないじゃん

いや確かに全く興味ないと言ってもいいくらいだが
ゲームルールの話になると、違う。

ガルムあのバカなら、権力とルール支配が大好きで
絶対政治を好きタイプだ。
あの頭が政治の知識を理解できるかどうか分からないけど。

こりゃ、勉強しないといけないだな。
せめて小学生レベルの知識を身につけないと
あいつららしいの低レベルの泥試合をうまく描かないと思うので。


もしかして子供の紙幣のような
ワンエピソードで1巻の話を描けるかもしれない。
ドラえもんのような楽しいな話でいい。

ガルムとトムなら
絶対メチャクチャな国を作ってそして滅ぶになるはずだ。
内容はどうあれ、シチュエーションが面白そうだな....w

2018/11/23

シナリオ進行中

『龍が居る町』 。

昔の技芸がテーマの児童誌連載シナリオ進行中。
予定の全25話に今の所が16話まで進めている。

やっぱりこういう手のシナリオは難しい。
料理漫画の方はあんまり難しすぎて
今の所に手に負えない、連載は断ってもらいました。

まあそれでもできるだけシンプルさを心にかけて
1つ1つ伝統技芸を物語に組み込める。

1話16ページしか使えないから
欲張りにネタをたくさん入れないように
かっと言って、最初から取材しないと話が味がない
だから色々ネタの密度を練るの必要がある。

子供の紙幣と比べて知識の連続性がないから
若干にやりやすいのが救い。

来週から1話目のネームを描く。
ひいいまだ烏來取材に行ってないのに。

今月はたくさんシナリオとネームを書きましたな。

なんか進展が少ないと思ったら
同時進行のシナリオ数が多いから、遅いに見えるだけだろう。

むしろ今月が調子がよくてガンガン進めてたはず。

溢れたマンガのゆくえ

https://twitter.com/kuranonn/status/1065564741748240384

マンガは昔は年5000点ほどしか出版されず
現在は1万5000点ほど。
昔は3万軒近くあった本屋さんが
現在は1万ちょいくらい。
本を平積みできるような本屋さんは3000店ほどだそう。


こういうのを見るのが考えるよな。
サイン本とか色々宣伝もしたのに
3桁の売上で、5日で2巻発売しない決められる。

2巻で打ち切りではなく、2巻ですら出ませんの所がえぐい。

出版社の決断も早すぎる....5日って....

新人作家の立場は本当に厳しいな、今。

2018/11/20

正論

https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20121212/p1

https://www.raitonoveru.jp/cms2/forums/topic/%E3%80%8E%E8%AA%AC%E6%95%99%E8%87%AD%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8F%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%A2%83%E7%95%8C%E7%B7%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84/


そういえば漫画では、正論だけ言っても読者が面白くないですね。
極端的話、魔王が『規律的な生活が健康』を言い張って、
勇者は『ニートこそ正義だ』を言い張るの方が
読者にとって面白いくらい。

言い方も大事ような、心に響かない正論は響く暴論に負ける。

担当した作者は、作品が說教臭いと伝いました。
作者は自覚がありますが、それでも主人公のこのスタンスをやめない。
デビューからこのスタンスが変わらない。
本当にこの特質を好きで自分のスタイルと思うだろう。

正しいことは、あくまでも正しいだけ。
正しいを求めれば教科書を読むので漫画を読まないだろう。

あとは、主人公は大抵悪役でもない人を反論して
自分が正しいで、お前が間違い、共感を得ない。
そして作者は自分が非日常の感情が売りと思って
言い方がイチイチ世間離れ
だから言っている正論は殆ど机上の空論になってしまう。

こういう欠点は、昔に俺もあった。
しかも現実にもそうだった。

 『どうしてお前はもっと頑張らない?』
ような言い方が反感を買った。

役に立たない正論は言わない方がマシ。
相手が耳に入れるようにタイミングで言わないと
耳障りな雑音にすぎない。

生活のスパイス

https://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/

今日は食事に行くときにサンドイッチを頼んで
こんなの箱を使って運んできた。
サンドイッチがより高級感を感じた。
小物ひとつでイメージを変わらせる、面白いなと思って。

そこにあるアイデアを浮かんできた
生活の『味』を変わるの調味料やスパイスがあれば面白い。

例えば宿題に砂糖をかけて甘くなる。
洗濯に胡椒をかけて刺激的になる。
みたい魔法なスパイス。

 ドラえもんに出そうな道具ですが
まあ実際にこういう調味料があれば面白いなと。

2018/11/19

雨雲

https://www.youtube.com/watch?v=OvFhOaPxXAY&index=1&list=PLbrh1Wx3Vxz_CYimY8-yISoOOgk7mCTsY

この曲は十数年前にカセットテープに録音しましたが
どんなの曲が知らなかった。
今日はようやく、曲名と歌詞をわかりました。

Lighthouse Family - Raincloud

『雨雲』。

若干に不安に匂わせながら
溢れた流動感と疾走感が素晴らしかった。

この曲で物語を作りそう。
すごく好みです。

2018/11/18

ファン

昨日は好きな作品、作者に感想を伝いました。
ペラペラと好きなところを言いました。ベタ褒め。

『それ褒めすぎるじゃないかな』と言われましたが
作品の感想なら好きを伝えるのが良いことと思う
感想伝われたのは作者にとって嬉しいなことなので。

なんかスッキリした気分。
それ、何でだろうと考えてた。

そういえば漫画を描くときに
今もう内容以外に伝い方もエージェントの事も
雑誌のカラー、売り方、市場の未来など考えないといけない。

編集の場合だって
いくら作者の漫画を好きと思っても
同じく売り方や欠点を直す、内容調整を考える必要がある。
面白いだけじゃ足りない。褒めるだけじゃダメなのだ。

......でもファンとしてなら
漫画が面白いと思うなら作者に好きなところを伝えれば良い。
こんなに単純な事をすればいい。

このシンプルさが良いなと思いました。

漫画を仕事としてずっとやり続けてたから
いつのまにどんな事をしたいでも
複雑な段取りをやらないといけないになった。

やっぱり、面白い作品に『面白い』を言うだけでも
そこに価値があるんだ。

特に読み切りは連載と違って、一期一会。
今で伝わないと、消えてしまうよな。

2018/11/17

淡々とこなす

そういえば最近の漫画を描くときに淡々とこなす
モチベーションが特に上がらない
まあでも一定のペースを描き進める。

一応いいこと?と思いましたけど
昔に調子良いときに1日10時間も描けるので。
どきどきワクワクしながらね。

まあそりゃ今描いてる作品は激しい感情がいらないだし。
ページが短い、日常的な作品だからね。

......そういえば盤古の話は本当にずっと高いテンションだったね。
激し感情を描くのは楽しいけど
相当のページ数がないとできないですね。

そして、そういう話はどうしても長引く。

今まだ無理だけど
やっぱりテンションが違う2つ話が交差しながら描いたいですね。

ストレスなし、淡々とこなすのも素敵ですけど
やっぱり漫画的に色んな感情を楽しめたいですね。

2018/11/16

保有効果

https://swingroot.com/endowment-effect/

自分の持っているものを高く評価し、
手放したくないと考えること。
自分がすでに持っているものを高く評価してしまうのは、
それを失うことによる
損失を強く意識しすぎてしまうのが一因とされる。

これは面白いですね。
どこのシナリオに使えるかもしれない。

2018/11/15

サウナ

そういえば、
大阪に行く時にサウナの件を記録するほうがいい。

サウナに入る前に嫌な予感。
そして入ったら1分も足らずに体調が崩れてしまった。

よくある発作のあれ。
めまい、動悸、不安感。
1時間かけて休んでやっと発作が落ち着きました。

すぐ出てきたのは正解。
あそこに3分も入ると多分病院行きになるだろう。

これでハッキリしたよね。
おそらく俺はストレスの発作より、
『異常状態を我慢できるボーダーライン』が
非常に低いところに来ましたらしい。

要するに、疲れさや運動や激しい感情の波など
全部受け入れない体質になってしまうかも。

だから3年前に
漫画に集中(熱中)にすると気分が悪くなったの事は
『何十日間連続漫画に没入する負荷できなくなる』意味。

4年前に盤古を描く最終盤には予兆があった。
なんか昔のように徹夜に描けない気分、疲れやすい。

今年は発作があんまりないのは
編集の仕事が減っているのが大きいかもしれない。
子供の紙幣も、全く無理がしないの描き方でやったから。

無理しないのはいい事と思いますけど
やっぱりこの体質の変化に不安ですね。

年をとるのはそういうことかしら。

20年



次の同人誌に、昔からアマチュア時代も含めて
大学以降の全て連載作品を登場させる。
オールスター祭りみたい。

もう20年前になるのか。ふおおお。
さすがに20年前の作品なので描き方が微妙に覚えない
だから昔の作品を読み返す。
ああ、デッサンが下手けどやっぱり話のアイデアがいいな。

こういうやり方は読者にとって戸惑うかもしれない
だって知らない作品が多いだもんね。

でもね。正直すぐ40代だし
プロの連載としても趣味の同人でも
これからどれくらい描けるのがわからないだもん。

ここで『今までこんなに描いてたな』と振り返して。
今まで読んでくれた人々にちょっとしたプレゼント。

ちょっとだけ、もう1回。
彼らが最後1回の登場になるかもしれない。

ある意味これから覚悟は用意するほうがよさそう。
人生もう半分過ぎ、しかも元気の若さが前半だからね。

これらの日々に無駄にしなかったつもりだけど
やっぱり若さが無くなると違うが大きいな。

よく考えると30代前半は一応盤古頑張って描いてたけど
父さんの事が本当に苦労してボロボロ全く余裕がなかった。
中盤から生活や貯金のために漫画を後回しになったな。
まあこれはこれでいいけどね。生きるは大事だもん。

もちろん40代でも充分にやる甲斐があるけど

10代と20代は本当に特別ですね。
何も恐れずに、ただただ前へ、夢を描こうとした。

本当にキラキラ素敵な日々でしたな。

2018/11/13

無駄に大きな話

担当作家は次の話を打ち合わせ。
でもちょっと困る状態になっている。
今終わったばかりシリーズは30話を使っちゃった。
時間的に2年ほどかかった話。

正直長引くすぎる、次はどうしても避けない
しかし次に来たシナリオは『超壮大の過去編』
どう見てもやる気満々で2巻以上かかる話。

これ、マイナスになる要素が2つも来るとは、大変困る。
過去編は基本的に短く、これは連載のセオリー。
話が進まないだから基本的に早送りテンポのが大事。

ベルセルクような例外はありますが
売れない作品ではこういう手を避けるのが必要なのに
作者本人はどうしても譲れない様子ので、超困る。

そして長編連載でも1エピソードに2巻超える話は
月刊連載期間は1年を超えるので、そこにもリスクがある
でもこれも分かってもらえなさそう.....

ここに来て作者は
『壮大な話をやりたい』欲望が抑えなくなってる感じ。
正直、あんなの売上じゃ打ち切りでもおかしくないのに
もうワガママ言う場合じゃない。

でも、これはどう伝えばいいだろう。やれやれ。

2018/11/09

ドラえもん

ドラえもん。サザエさん。ちびまるこ。クレヨンしんちゃん。

国民的なタイトルざっとこれくらい思いつけた。
この中にドラえもんが中心でちょっと考えてた。

他の作品と違って
ドラえもんは『日常』が売りじゃない。
秘密アイテムの秀逸な発想で
子供に『これを使ったらどうなる』の架空体験を与えます。

今のツイッター似てそうな『シチュエーション漫画』は
一番違うのが『キャラの行動の多さ』と思います。

ドラえもんは基本的に『のび太の行動失敗譚』になっている。

これだけ毎回毎回主人公が失敗を起こしているのに
不快感を感じられない漫画がすごいと思います。

俺はこういう『毎回の行動と体験』が
子供の漫画にとって非常に重要と思います。

今の漫画は『行動よりキャラの感情描写がメイン』
それはある程度に年齢の読者にとっても重要と思いますが

でも、子供にとって重点が違うかもしれない。
たくさんの面白い失敗を見て、試行錯誤をやって
経験を積んでいく。これは大事なことと思います。

子供に知識を与えるではなく、
『何かが子供に与えて実際にやらせて
何度も何度も失敗させること自体も楽しい体験を思わせる』

これがドラえもんの真価と思います。

回るシステム構築

ちょっと遠い話を考えて見る
ヒット作を出るときに
ジャンプなど週刊誌には面白い事があります。

『最初の1巻から爆発的に売れてる訳がない
巻数が進めるほど売上を上がっていく』

マイナー誌の連載ほど、売れる作品は最初から売る。
でも週刊誌よりミリオンヒットを出にくい。

アニメ化や映画化になる頃に
ミリオンヒットになるジャンプ作品は
1巻の売上は5万クラスに過ぎないのがいくらでもある。

つまり、部数が多い週刊誌は長期に渡って
スケール大きな作品を巻数をかけて成長させます。

さらに相まって、月4回の揭載で
より多いキャラの見せ場を作る、より早い話を進ませる。

とにかく10巻まで雑誌の部数で50万クラスまで
それ以降はアニメ化、映画化のメディアミックスで
100万クラスまで作品の部数を上ることができます。

全てうまくいけば4年でミリオンヒットを作り上げる。
週刊誌はこういうシステムで回ってる。
だから雑誌自体は百万部数が望ましい。

話は変わるが
よく雑誌が売れてないのが少子化だからと言われてるけど

子供の数が減る自体は1980年から既に始まりました
でもその頃に雑誌まだまだ成長期だ。

テレビもアニメもそこ頃既に始まる
1990年からゲームも流行って始める
でも漫画の部数が減るのはもっと遅い。

キーポイントはネット普及。
でもなんでネット?と考えてたが

 俺の考えは『無料のゲーム』が『どこでもいつでも遊べる』
ことが出てくるが大きいと思います。

ネットが広い、情報が魅力的とはいえ
別に子供はネットサーフィンに夢中する訳がない。
アニメを見るだけならテレビの方が画面が大きいなので
スマホで見るのメリットがそれほどない。

それまでのゲームは『基本的に金を払ってゲーム機で遊ぶ』もの。
でもネットが普及以降はそうではなくなった。

じゃ、それは何が問題かね?
個人的にそれはゲームと報酬系の関係と思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%B3%BB

デジタルゲームの基本的はざっくり雑に言えば
『ボタンを押すと快感がもらえる』というシステムで作られた。

このことが金を払う必要なくなり、
スマホみたい時間と地点と関係ないにできるようになると
使用者の強大な『依存』になる。

ゲーム会社はこのことをよく知っている。
だから『毎日ログインによるアイテムを渡す』という方法で
できるだけこの報酬系を強化していく。

要するにスマホゲームは漫画やアニメより
システム的に『ハマりやすい』に作られてる

良い悪いはいいとして
これから漫画はどんな風にシステムを作るのが大きな課題。

漫画内容自体より、
どうやって未来に漫画をうまく回るシステムを考えるのが
出版社の今の仕事かもしれない。

テレビは『無料に観えるけど、CM収入で回収する』
映画は『金を払って2時間に高い質の映画を観える』
システムができている。

だから無料とか有料とか別にどちらでもいいかもしれない
重点はそれで回れるシステムを作ること。

まあ超難問だけどね。
未来を作ることはいつでも手かがりが少ないだもんな。
でもヒントは過去にあると思う。

しかしこれを考えると頭が爆発になりそう。
これ、俺の頭のレベルを超えてる。

すごい編集さんや社長さんが良い概念を作り出して
俺がそれをフォローすればいいようにしたいな...w

2018/11/08

どんなの未来を描く

台湾から日本に行ってゲーム会社に
仕事を見つけた知り合いは、最近は転職して
さらに年収が高い仕事を見つけました。

あの人は、数年前までほぼ日本語ができなかったのに
思い切りやっていく成果ができました。
すごいなと思いました。

元々漫画家をやりたいけどその後はあんまり売れない
だからゲーム業界に転職することにした。
自分に全く知らない業界でも頑張って踏み込みました。

何回も何回もそういう挑戦はしました。

そう思うと比べて俺は日本語に関して
最初からそこそこレベルだけどさらにレベルアップしてない
仕事で必要の日本語ほどできていない
沖縄まで行って色んな新しい経験したけど
結局さらに一歩踏み出せなかった。

まあ、俺の編集技能は正社員なれるかどうか微妙
そして編集技能はあくまでも漫画技能のサポートにすぎない
別に日本に行くまで編集をやりたい訳じゃないし...

でも『自分の未来は積極的に絵を描く』点に関して
もっとやるべきかなと思う。

....4年前の仕事で心のダメージを受けていたのが痛かった
だからしばらく自分が無理しないと決まりましたが...

自分の成長は自分で要求しないと伸びない。
大抵な人はそういう感じ。
ある意味、全体的に頭1つ抜ける上位くらい頑張らないと
競争に勝てそうにもない。

しかし自分は、どんなの未来を描くだろう。

日本に編集者になりたい訳ではなく
漫画家として今の環境条件じゃ生き残りなりそうもなく

もっと違う『未来』を描かないと。

雑誌スタイルではなく、電子書籍とかインディーズ出版とか
これから成長するのやり方を見極めて
漫画業に自分の居場所を作りたい。

自分の強みは児童マンガだけど、
児童漫画誌はしばらく出なさそうだから
もしかして児童マンガを描きが仕事の正社員をなる事も
あればいいなと思う。

児童マンガは他年齢層のマンガと違って
最初からヒット作狙う訳じゃない場合が多い
普通に質が良い作品で定期的に普通に子供届くのが目的なので。

台湾は一応そういう仕事が聞いた事あるので
もしかして日本にもそういう職種があるかも...


ーーーーーー
へえ、本当にあるんだこんなの仕事。

あ、でも冷静になって計算してみたら
母もいるので、この仕事を仮にやっても
結局日本も台湾も両方とも部屋を借りる必要なので
給料は高くなるけど支出が倍になる
台湾で仕事よりキツキツ。
下手したら逆に全く貯金できなくなるくらいシビアですね。

しかも母さん一人で台湾に置くのも心配。

比べて知り合いは日本に一緒に頑張る妻もいるし、
台湾にも最初から家を持つ、彼の母を面倒する必要もないし。

結局、知り合いはどんどんチャレンジできるのも
それなりの条件があるだからね。

資源が少ない人こそ
リスクをとるのはよーく考えないといけないだもんな。

でも驚いたわ、給料30万は悪くないと思ったのに
実際に計算したらほとんど消えるなんて....
改めて自分持っているの条件の悪さを実感した。


俺はやっぱり違う方法でやっていくしかないなぁ。

2018/11/03

ゆっくり行こう

2018年終盤。

編集の仕事は在宅仕事にシフト
漫画と編集のバランスはこれからがしばらく半々になった。
このバランスなら焦らずに自分のペースでやれるので満足。

今年に『子供の紙幣』の連載は無事に描ききって
来年から2年分の児童誌を描けるので安定さがあります。
貯金の目標も秋まで色々に頑張った分、ちょっと増えた。

日本のけもケットも参加できて
同人誌でケモノ漫画を描けるのが大体いけると確信があった
来年同人誌は読み切りがメイン、日本も台湾もやれる
色々を試すことができる。

連載は1つでいいでしょう。
こっちの方が追わられすぎないように。

母さんの療養も、在宅仕事なら介護できるし
色々がやりやすい。

今年に入って体調はようやくだいたい正常範囲に戻ってほっとする。

このバランスは、色んなことをやれる時間が有る
やることが多いけどあんまり焦らずにゆっくりペースでいい
金銭面の工夫で悩むことが少ない
例え編集の仕事が無くなってもカバーできるように回ってる。

これなら大丈夫。
健康面はトラブルがない限り、 普通に安心な暮らせます。

このバランスはあくまでも効き目が短期
多分2〜3年くらいでしょうね。
でもできれば5年くらい続きたい。

大きなチャンスとか変わり目が今の所に無さそう。
でもいい、これならあんまり文句がない。

しばらく、こういう平和の日々を続ければ幸せです。

ストーリー性2



でも手塚先生の作品を読んで
やっぱりストーリー漫画が大好きだと思います....

たまにのギャグならいいけど
一生に4ページ以上の漫画を描けないなんて悲しすぎる。

大長編じゃなく1巻完結でもいいから、
やっぱり『物語』を描きたいなぁ。

長編は長編のリスクがある、出版社抜きで作りにくいのは
わかっています。
でもこうしてキャラのやり取りを描いて
話を動かせる雰囲気が大好き....

やっぱりみんな多分同じ気持ちと思います。
だからどうしても、連載を取れなくてもヒット作を作れなくても
漫画を描きたい、物語を作りたいでしょうね。

もっと専念に、色んな物語を描きたい。

漫画を描く時にさ、
部屋に閉じ込められる遮断感と集中感がとても好き。

児童誌の連載はちょっと妥協を入れたからなんとなく物足りない
その没入感は盤古を終わったらからなかなか味わえないなぁ。

また機会があるといいな。