2013/02/26

上手く仕事できない所

集中するために知り合いの家に行って
下書きを描く.......

....と思ったら予想外にトラブル。

知り合いの友人が来て、曰くここで本を読むという。

だが実際に漫画を読んでゲラゲラ笑いました。
そして話し掛け頻度も高く、どうやらあそこに休憩を取るつもり。

しかし仕事するためにあそこに行った俺は段々イライラを感じて
あの雰囲気でうまく仕事が出来ず
頑張って描いても気力はどんどん削られる。

そして途中にYOUTUBEでアニメを再生を始まり。
さらに賑やか。

まあアニメは楽しいけど、それも仕事向け雰囲気じゃない。
そこの3人は全部仕事効率が下がった。

他の二人にとって締め切りまだ遠いから大した支障にならないが
俺にとって致命傷になる。

そして俺は逃げました。

別に誰が悪いと思わないが
俺に言わせたら、あそこに居る人は仕事しているのに
ゲラゲラ笑って遊んで、ちょっと迷惑だと思う。

ちょっと思わせた。

仕事できない人は、ああいう風に時間を上手く使えないでしょう。
あの人は資格試験は何度も落ちましたのに
こんな風でやっているのは.....ある意味、道理で受かれない。

という訳で何とか4枚を書きましたが、残り5枚。
時間のロスはそんなに痛くないが体力は無駄に使いました気分。

9X3

下書き進行中。
2日連続9ページ、これは良いペース。

一番激しいバトルは今日で一気に描き切った
残る9ページは対話シーンが半分
だから明日はきっと上手く行く。

明日にできればちょっとだけペン入れ描いてほしい。
効果線とベタとトーンは確実に4日が必要だから
1日に...いや半日でもいいから
短縮できるのはペン入しかない。

締め切りを間に合う可能性はそこしかない。

今回のネームは絶妙の分、普通の倍の時間かかった....

ある意味これは難しいね。
漫画の面白さはネームで決めている
そこは時間を使う価値がある
しかし今回のように10日も使ったのもそれなりのリスクが..

2013/02/24

勢いを描く

エフェクトも含めて、”攻撃のパワー”を描きだすのは
この時点の仕事。

これはあくまでも通常攻撃なので、
こういうシーンは今回だけでも10つくらいがある。

台湾の場合、アシスタントはいくら腕が上手いでも
あくまでも”実際にある物”が上手い、普通こういうエフェクトまで描けない。
今まで使った6人のアシスタントに、これをできるのはたった一人。

多分こういうアシは居ると思うけど
”エフェクト専門”として探せないと見付けないだろう。
ワンピースでさえ、こういう勢いモノは作者自身で描いてた。

でもこういう絵を描くのは爽快だよ。
いくら忙しいでもアシに任せたくない気持ちも分かる。

漫画は1枚で勢いを表現できる、色んな意味は不思議な絵と思う。

ここから下書き

ネームはほぼ完成、ここから下書き。

今回の作画は間違いなく今まで最高難度。
見開き5つ、さらに水、電、火など多彩なエフェクトがある
召喚獣も2匹があって豪華すぎるクライマックス展開。

.......本来ならこのノリは最終章でやりたいだが
まさかその一歩手前の4回戦でここまで盛り上がると思わなかった。

馬賢の大健闘だった。
最初の頃は中ボスでさえ物足りない感じもあったが
この決戦で非常に大きく存在を見せてくれた。

正直、これほど凄い回はここで見せたら
最終章は果たして超えるかどうか自信がない。

でも描いて本当によかった。
10日かかって、ボツも含めて70ページ以上のネームを書いて
全て面白さがこの27ページに集大成した。


描き出せないと分からない物ばかりだよね。
連載は。

2013/02/23

122章ネーム2回目

進行中。

.....これは。
わずか27ページに6ターン攻防、4つ見開きを詰めいれた。
マジ超高速。

しかも話も進めて会話もあるし、その間に
攻めてダメージを食らう、
攻めてダメージを食らう、
攻めてダメージを食らう、
攻めてダメージを食らう、というスピーディー展開は超緊迫。
こんなのネームは初めてだ。

この回に限って、テンポが一番速いが定評のジャンプでも
こういう話を見られない自信がある。
多分、ジャンプの連載1.5~2回分相当のペースがある。

そしてネームのスピードも速い。
これなら今日中が終われそうだ。

自分がなくなる件

知り合いの作品を見たら気付けた。
レベルアップ云々以前、なんか描ければ描くほど”自分”が無くなる。

特に、自分の作品ではなくPR用漫画として生きるタイプ人。

生きるために自分の個性なんて仕事に役に立たない分
どんどん個性が消えなくなる。

本当に少しずつだからすぐ気付けない。
しかしよく考えたら、彼の作品は昔はそうじゃなかった。
今はたくさん”彼自身じゃないもの”を描いてる。

しかも本人に言ってもしょうがない。
だってそれほど気力が無くなるし、もうそれほど若くないし
1から100まで全部自分で描く体力も感情もうない。

今の所は1から70まで自分で描く、自分を出す。
70から100までアシスタントや担当に任せ、
もう出せるものがない。

だからパワーダウンしている。
そればかり自分でなんとかしないと解決策がない。

自分を自分のアイデンティティを守るのは
実は割りと頑張らないとできない事を分かってきた。

....俺はこの数年で、盤古という特別な連載を描いて貰ったこそ
自分を見失わず、自分ように生き続けてた事ができた
かもしれない。

作品と違って
本来、仕事には個性が特にいらないモノ。
だから両立しないと個性なんて必要が無くなる。

今まで色んな我慢をして生き抜けた自分は最悪の時でも
どんな我慢でも自分を殺せない、損に見える所もあったが
30代中盤で、別なところで生き甲斐が意外に見付けた感じがする。

2013/02/22

”雰囲気”のストック

今回のネームによる、
雰囲気の”ストック”というモノが存在していると意識できた。

実は本来ならそれがいつも考えていた事だが
122,123章のネームは、珍しく”ストーリーはどこからどこまで書く”
というポイントは決められないため
”雰囲気”は真空地帯が生まれた。

だから今回のネームではその欠点がいつもより目立つ。
しかしもそれのおかげで、”雰囲気のストック”という概念を気付けた。

今まで、”演出の意味”は派手な決め技に限られると思ったが
雰囲気を醸し出す方法なら全てが演出、と考えるべきだ。

”見た目”に囚われずに、”空気”まで作るのは演出だった。

2013/02/21

3ターンの攻防

.....打ち合わせによると、
123章のネームはさらに3ターンの攻防くらい進めそう。

詳しいのは明日に。

今回の打ち合わせポイントは演出。
一応構成も大きく変わったが、あくまでも演出に合わす感じ。

結論で言えば、ネームは7割ほど没になってしまった。
ずっと違和感が感じたが、打ち合わせの前に上手くこの感じを掴めない。

俺描いてたネームは100の素材を見せてた。
しかし編集長によるアドバイスは70くらい見せればいい。

今回は、カウントダウンような緊迫感を作って
情報は片断的でもいい、とにかく読者に不安させて、息をできないほど
スピーディー感を作れ、と。

スピードだけではなく、ここが来て
”今までの何か”がいきなり崩せよう、読者を驚けよう。


............いや、意味は分かるけど、これは意外すぎる。

だって、これはストーリーじゃない。構成でもない。これは”雰囲気”だよ。
明確な目的による、こちらに演出を指定してきた。

なんで編集長は俺が考えてたストーリーに
俺より精確に”正しいの雰囲気”を指定できるの?!

もう120回だぞ。
9年くらいかけて俺も俺なりに思考しながらネームを描いてるはずなのに
ずっと勉強してきたのに、編集長の中に”何かが”全然追い付けない。

不思議すぎる。
ナニこれ。

マジで自信がなくなるくらい驚いた。


今回の打ち合わせで演出がポイントだが
ここまで差が出てくる理由は、やっぱり”描きたい雰囲気”が固まらない。

ストーリーはとっくに決めているけど
描きたい”雰囲気”はストーリーとは別物。

今までなら描きたい雰囲気が日記でちまちま記録していたが
今回は一気にネーム2回分を描かないといけない
しかもここの先、まだある程度に決めていない部分があるため
そこが”イメージ”が貯めていない。

だから、打ち合わせによる編集長からイメージを借りてもらった事。

122、123章合わせて48ページだが
38ページまでもう一度に整理して、27ページで122章に詰める。
詰め込むだけではなく再構成、雰囲気と細部の演出まで詳しく指定。

本音は、こんなにレベル高いの打ち合わせを貰えるなんて
金を払ってもいいくらいだぞ。こんな仕事をやれるのは素晴らしかった。

盤古は終盤になるほど話の密度が高くなっているから
ネームは基本的に難しくなる一方。

普通の連載なら逆はずだが、編集長の指定は妥協を許さない
ネームの質は凄い事になっている。マジで凄い。

階段ショップ

あったような無いような.....

の落書き。

イメージを膨らめる時間

123章ネームはとりあえず完成。
家はちょっとトラブルなので、3.5日で早めに仕上げました。

2回連続ネームを描くのは、2回目のネームはやや間に合わない感じ。

昔は何回もやったけど
その頃まだ物語の構成はシンプルだから今より簡単。
ハードルは上がったと言える。

イメージを膨らめる時間は足りないの分、1つ2つくらい要素は足りなさそう。
とりあえず上がって形を整うから考えよう、という気分。
足りない部分を補うために打ち合わせを期待する。

この2回のネームは、何となく”それぞれ週刊1回分”の量が感じがします。
19~21ページでなんとかいけそう。

引きはなかなか上手に決められない。これは珍しい。

かと言っても、この2話は1話に詰めるのも無理すぎる
やってみましたが全然詰め入れない。


勝負を決める所だがら、やっぱりあと1つ何かがほしいよね。

遊び相手

”遊び相手は金でしか手に入れない人、実は可哀想なんだ。”


”子供の紙幣”のラスト悪役を擊破する時
先生の決めセリフ。

ベタだけど、このセリフは自身でよく経験したからね。

2013/02/15

1ターンの攻防

編集長の返事が来た、前半のパートはちょっと冗長といわれて
とりあえず次回のネームも描いて打ち合わせましょうと言った。

123章のネームによる....のか
ページの振り分けによる、123章は確実に馬賢VS魯泉まで進める。
122章の増減による、1ターンの攻防は増えるくらいになる。

誤差はそれくらいでしょう。
まあ1ターンの攻防くらいじゃ決着までたどり着いてないし
いくら駆け足でも、その後のストーリーはそれなり長いので
やっぱり124章で月牙泉武挙が終わるはず。
どんな調整しても、124章の前半や後半、その辺りの誤差でしょう。


そして125章が間幕、126章が最終章が始まるになる。
最終回も含めて11回がある、計算では合うはず。


しかし編集長のアドバイスは確実に有効だ。
最初のテンポで描くなら122~124章の話は下手したら3話に収まれず、
4話になる恐れがあった。

話膨らめるのは簡単だが、削減のは難しいだから。
出来るだけに短縮しようとしたこそ
確実に3話で終わらせるなんだ。